アフィリエイトなど収益を目的にしたブログで記事を書く際、キーワード選びで苦労した経験はありませんか?

と悩んでしまったこともあるかもしれません。
断言します。
キーワード選定はめちゃくちゃ大事です。
SEOと言えばGoogleのアルゴリズムが変わって明確な勝ちパターンが無いことは有名ですが、
キーワード選定が大事なのは不変です。
いい加減にやるとブログを書いた時間がすべて水の泡になることも。
そこで本記事では、ブロガー歴4年目の私が
- キーワード選定に役立つマーケティングファネルとは何か
- 成約しやすいキーワードは何か
- 実際のキーワード選定のやり方
を解説します。
副業ブログのHOWTOサイトで、マーケティングファネルについて解説している人はあまりいません。
アフィリエイトに役立つマーケティングも学べる内容ですので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
目次
ブログのキーワードの選び方を間違えると時間の無駄になる
初心者ブロガーさんの中には、キーワード選びをなんとなく済ませてしまっている方も多いですよね。

選び方を間違えるとせっかく書いた記事を誰も読んでくれず、時間の無駄になってしまいます。
というのも、基本的にあなたのブログの見込み顧客はGoogleなどの検索エンジンから来るからです。
検索エンジンを使う時は、ふつうは目的を持って何かを調べますよね。
自分がなんとなく書きたい内容の記事でなく、キーワードありきで記事を書くことをもう一度叩き込むようにしてください!
ブログのキーワードを選ぶ時に役立つ「マーケティングファネル」とは?

少し専門的な話になりますが、キーワード選びで非常に×2大事なテクニックですので、もう少し辛抱してお読みください!
マーケティングファネルは消費者が物を買う時のプロセスのこと
まず「ファネル」という言葉自体、あまり聞いたことがありませんよね。
ファネルとは漏斗のことです。(逆三角形の形の液体などを注ぐ道具)

人はある商品を買う時、
- 認知(商品を初めて知る)
- 興味(商品を知ろうとする)
- 比較・検討(似たような商品と比べ、購入を検討する)
- 購入
というプロセスを辿ります。
図にしてみましたが、例えばコーヒードリッパーが欲しい人は、
右側のようなキーワードでWeb検索しながら購入へ進んでいくのではないでしょうか。
ちなみにコーヒードリッパーというのは、粉末のコーヒーを淹れるための道具です。
(※Kalitaはコーヒーグッズのメーカー名)
ターゲットを購入に近い層に絞ると成約しやすい
突然ですが、もしあなたがコーヒードリッパーの営業をかけるなら、
次の4つのうちどの人をターゲットにしたほうが楽だと思いますか?
- まだコーヒードリッパーという道具すら知らない人
- コーヒードリッパーって何となくいいな~と思っている人
- コーヒードリッパーが欲しいけど、たくさん種類があってどれにすればいいかわからない人
- Kalitaのコーヒードリッパーが欲しいけど、本当にいい商品かわからないので迷っている人
答えは④です。
なぜなら④の人はマーケティングファネルでいう「購入」プロセスに近いから。
この人が余程お金に困っているのでなければ「Kalitaのコーヒードリッパーは評判も良くておすすめだよ」と伝えてあげるだけで買ってもらえる可能性は高いです。
すでに買いたいメーカー名が決まっている点もポイントですね。
その他選択肢も含めると、営業難易度は④から①に進むにつれ上がります。
もし仮に、まだコーヒードリッパーすら知らない人に営業しようとすると、
- コーヒードリッパーとは何か
- インスタントコーヒーとドリップコーヒーの違い
- ドリップコーヒーのほうが良い理由
など、色々なことを説明しなければならず大変ですよね。
話している途中に
もういいよ…
と言われ売れないのがオチになってしまいます。
まとめると、「すでに購入フェーズに近い人」をターゲットに営業すると物を売りやすいのです。
ブログのキーワードが決まらない時の選び方
さて、お待たせしました。
ブログのキーワードが決まらない時にマーケティングファネルの考え方を生かすにはどうしたら良いでしょうか?

詳しく解説しますね。
ブログのキーワードは「ASP案件名」×「購入に近いキーワード」を選ぶのがおすすめ
ブログのキーワードが決まらない時は、まずはブログのテーマにマッチするASP案件を決めましょう。
そもそもどんな案件を記事のゴールにするか決まっていない人は、こちらの記事が参考になりますのであわせてチェックしてみてください。
どの案件で書いていくか決めたら、
案件名(商品名) × 購入に近いキーワード
のキーワードで執筆していけば大きくハズレてしまう可能性は低いです。
たとえば富士通のノートパソコンの案件で記事を書いていきたいなら
- 富士通 ノートパソコン 比較
- 富士通 モバイルノートパソコン LIFEBOOK 口コミ
といったキーワードであれば、割と読者の購入プロセスに近いはずです。
ここでは割愛してますが、商品名は具体的になればなるほどターゲットが絞られるため成約に繋がりやすいです。
ただしその分検索母数も減るため、キーワードボリュームを見ながら相談していく形になります。

なおここでは「『購入』プロセス」と書きましたが、ASPの成約条件が「資料請求の申し込み完了」の時や、「無料体験レッスンの申し込み完了」の時にも応用できますよ。
購入に近いキーワードを一挙公開
購入プロセスに近いキーワードの例をまとめてみました。
今後ブログを書く際絶対に役に立ちますので、このページをぜひブックマークしてください!
案件の種類(成果地点) | 購入(申し込み)に近いキーワード |
商品購入系 | 評判、口コミ、レビュー、料金、送料、配送方法、返品、クーポン、割引、高い |
サブスク・レンタル系 | 評判、口コミ、レビュー、料金、解約、送料、配送方法、クーポン、割引、高い |
無料体験レッスンなどの申し込み | 評判、口コミ、レビュー、無料体験、割引、勧誘 |
商品やサービスの資料請求 | 評判、口コミ、レビュー、資料請求(+いつ届く、無料、遅い、プレゼント) |
など。
これらはもちろんごく一部です。
案件名にプラスする形でこうしたキーワードを選んで記事を書き続けていれば、何も考えずに記事を書いているよりもそのうち成約する可能性がありますよ。
(よほど競合サイトが強い案件でなければ)
見てわかる通り、「口コミ」「評判」系のキーワードは最強です。
多くの人が購入直前に口コミを参考にしますよね。

マイナスの意味のキーワードでも、マイナスポイントを打ち消したり、代替案を示す記事が書ければ読者の疑問が解決して成約に繋がることもありますよ。
ただし、これらのキーワードを含む検索ワードがラッコキーワードでヒットするかどうかは必ずチェックしてくださいね。
ラッコキーワードの使い方がわからない人はこちら
【初心者必見】ブログネタがない人でも必ず切り口を見つける方法
もしくは、案件名を含めない場合でもお悩み解決系のキーワードであれば認知~購入まで進むスピードが早いため、読者が購入や申し込みを即決してくれる場合があります。(「〇〇する方法」「〇〇 壊れた」など)
キーワードが思いつかない場合、お悩み解決記事を書いてみるのもアリですよ。
購入に遠いキーワードはブログのまとめ記事で選ぶ
ここで、

と不安に感じる方もいるかもしれません。

ただし、購入プロセスに近いキーワードの記事をある程度網羅した後に、まとめ記事として執筆していくのは大いにアリです!
こちらもどういうことか解説します。
購入まで遠いキーワードは焦って書く必要はない
上の表で挙げたようなキーワードを含まない記事は成約まで遠いため、焦って書く必要はありません。
もちろん書いても良いですが、特に副業としてブログをやっている方やプライベートも忙しい方は、そちらにリソースを使うのはもったいないです。
というのも、「興味」から「比較・検討」に進むまでは時間がかかりやすく、通常見込み顧客の数は一気に減るからです。
周りの人を思い出してみると
「アレが欲しいんだよね~」
と長いこと言い続けているのに、一向に買う気配のない方がいませんか?(笑)
私もよくあるのですが、
- まだ資金が貯まっていない
- 調べるのが面倒くさい
などの理由で結局買うタイミングを逃し、買わないパターンも結構あります。
特に身近な例だと、
- 携帯代を安くしたくてキャリアスマホから格安SIMに変えたいけど、面倒くさくて変えない
- 貯金を増やしたいので積み立てNISA口座の開設に興味があるけど、なんだか難しそうで結局やらない
といったパターンは非常によく聞くケースではないでしょうか。
話は戻りますが、一気に大量の記事を書けない個人ブロガーが、
「認知」や「興味」に関わるキーワードにいきなりトライするのはちょっと時間がもったいないので、後回しにしておきましょう。
ブログの内部リンク充実用のまとめ記事を作る
購入に近いキーワード(=成約しやすいキーワード)で記事を書き終わったら、まとめ記事を書いてみましょう。
まとめ記事は成約から多少遠いキーワードを使ってもOKです。
こちらは読者を成約記事まで内部リンクで流していくための入り口記事となります。


Googleから評価されるサイトを作れば今まで書いた記事が上位表示されやすくなるため、収益アップにもつながりやすいんです。
超有名ブロガーのヒトデさんも「ブログは複数のいくつかの記事群で構成してまとめ記事を書こう」と、まとめ記事の重要性を語っています。
各カテゴリー最低1つはまとめ記事を用意するようにしてみましょう
そして、そのまとめ記事は1記事で完結せずに、いくつかの記事群で構成し
まとめ記事自体の検索上位も狙いつつ
無理でもロングテールを拾いながらアクセスを流す
という構造を狙っていきましょう!
ブログのキーワードの選び方まとめ
それでは本記事のまとめです。
キーワード選定方法と執筆の流れ
- 取り組むASP案件を決める
- 成約しやすそうな単語と案件名の組み合わせをキーワードツールでチェックし、実際にそのキーワードがあるか確認し、実際に記事を書く
- 成約しやすいキーワードで記事を書き終わったら、まとめ記事になるキーワードを決めて記事を書く
記事を書く順番ですが、効率を考えて
成約しやすいもの→成約に繋がるかわからないもの
の順にしていくと良いでしょう。
そして、ある程度同じ案件やカテゴリの記事が溜まったらまとめ記事を書き、サイト全体の評価の底上げを目指します。
なお、キーワードチェックツールはラッコキーワードが無料で使えて便利ですが、
1か月間無料で使えるseory(セオリー)というツールもおすすめですよ。
こちらはキーワードのボリュームや競合度合いも表示できるため、実質的に初心者ブロガーさんが戦えるキーワードなのかをチェックできますよ。
当ブログでは他にもブログ初心者さん向けに役立つ記事を公開していますので、ぜひ以下も読んでいってくださいね。
【5桁ブログへ】アフィリエイトでクリックされても売れないブログを改善
半年間で5桁収益!副業アフィリエイトブログで収益を出すのにやったこと
【5桁ブログへ】アフィリエイトでクリックされても売れないブログを改善
2021年最新!ブログアフィリエイトはオワコン?後発組が稼ぐ方法【テンプレ有】