AWS SAA(AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト)に合格したいけど、
- 実際のAWS SAAのテストの合格率は?
- 合格ラインは?
- 合格点は?
- 難易度は?
- どうやって勉強すればいいの?
今回はこのようなAWS SAAを勉強したい方向けの悩みを解決する内容になります!
記事執筆者:オザック
結論から言うと
結論
- 合格率は50%程度と言われている
- 合格ラインは720点(7割で合格)
- 難易度は難し過ぎないが、ある程度勉強時間が必要
- AWS SAA試験はUdemy講座の試験が同じ難易度
AWS SAAの合格率や難易度について、実際に合格した僕が確認したのでAWS資格に興味のある方は読むことをおすすめします!(1分程度で読み終わります)
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目次
AWS認定資格SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)の難易度と合格ライン、合格率、合格点は?
まずはAWS認定資格SAAを受験する前に、どの程度の難易度や合格率、合格ライン、合格点なのかを把握して、勉強に取り組んでいきましょう!
AWS認定資格SAAの試験について
問題形式 | 65個の質問があり複数選択か複数応答 |
タイプ | アソシエイト |
実施形式 | テストセンターまたはオンラインプロクター試験 |
試験時間 | 130分 |
受験料金 | 15,000円(税抜) |
試験のスコア | 100-1000点 |
最低合格スコア | 720点 |
65個の選択形式の設問を130分という時間で解きます。
2時間超集中することになるので、ちゃんと事前に時間を測って一通り試験に慣れておきましょう!
(ちなみにこれから紹介する問題集は時間も自動で測ってくれます)
AWS SAAの公式模擬試験を2022年〜無料で受けるようになりました!
AWS認定資格SAAの合格ライン、合格点、合格率は?
換算スコアとして公表されている合格基準が変わることはありません。
合格基準は、基礎レベルの試験では 700 点、アソシエイトレベルの試験では 720 点、プロフェッショナルレベルとスペシャリティの試験では 750 点となっています。
AWS SAAの点数は7割取れれば合格で、点数でいうと最低合格ラインは720点になります。
これはどの試験の回でも同じで、常に720点以上が合格となります。
合格スコアを獲得するには何問の正解数が必要か?
ただ問題ごとの正答率を統計的に取り、正答率によって問題ごとのスコアを変えているため、必ずしも7割の問題数を正解したら合格ということではないです!
注意ポイント
例えば簡単な問題を10問中7問正解するのと、難しい問題を10問中7問正解するのとではスコアは変わって来るということです!
試験の合格率は?
AWS SAAの試験の難易度は公式から発表されていないので正確にはわからないです。
ただ巷では合格ラインは大体50%と言われています。
2人に1人が合格することが出来ます!
実際にAWSを少し使っていた僕自身も間違いなくちゃんと勉強していないと合格できなかったです!
AWS認定資格SAA試験の難易度は?よくある試験の問題例
SQSに関する問題
ある動画配信企業では動画を共有するウェブアプリケーションを運営しています。
このアプリはプレミアムメンバーと無料メンバーを有しており、プレミアムメンバーと無料メンバーとにアプリアクセスやタスクに関する優先度に差異を設けています。
プレミアムメンバーと無料メンバーの両方によってアップロードされた全動画は、SQSポーリング処理を連携したEC2インスタンスによって処理されます。
ただし、有料課金しているプレミアムメンバーへの処理は、無料のメンバーよりもアクセス優先度を高くする必要があります。
この要件を満たすためにSQSをどのように設定すれば良いでしょうか?
回答選択肢
- SNS側で優先順位付けした上でメッセージング処理してSQSポーリングを起動する。
- Lambdaファンクションでメンバータイプを確認して、キューの優先設定を変更した上でSQSポーリングを起動する。
- SQSでプレミアムメンバー用の優先度付きキューを設定して、EC2インスタンスがプレミアムメンバー用キューを優先処理するプログラム処理を行う。
- SQSのFIFO機能を利用して、優先順位順で処理される順番でメッセージングを処理する。
このような問題が出てきます。 ある企業のありそうなユースケースを元に作られている問題で、SQSの特性を理解していないと答えられない問題になっています。
また問題と選択肢の文字量もそこそこ多いので実際の緊張感のある試験会場で処理するには割と疲れます。。。
AWS認定資格SAAはしっかり勉強しないと合格は難しい
2人に1人が合格すると述べましたが、AWS SAAはそもそも受けたい人しか受けないような試験のため、皆ある程度ちゃんと勉強して試験に望んでいるはずです。
そのため実際の合格ラインよりは、ある程度ちゃんと勉強しないと合格することは難しいです。
ただこちらの勉強方法で実際に一発で合格することが出来たので、受けようと思ってる方は一読することをおすすめします!
AWS認定資格SAAは何年で切れる?
AWS SAAの資格は合格してから3年で切れます!
実際僕自身は2023/4までなのでもうすぐ資格認定が切れてしまいます(現在2022/11)。
AWS 認定は 3 年間有効です。
AWS 認定を維持するため、定期的な再認定プロセスにより、引き続き専門性を有しておられることを実証していただきます。
再認定によって、お持ちの AWS 認定の全体的な価値が高まり、認定において最新の AWS についての知識、スキル、およびベストプラクティスがカバーされていることを個人や雇用主に対して実証できます。
3年で資格が切れるのは、再認定プロセスにより常に専門性の実証をブラッシュアップしているからのようです。
試験に不合格!再受験は出来る?
試験の再受験は不合格になってから14日経過すると再受験出来ます。
また受験回数に制限はないです。
ただ試験での受験ごとに受験料(15000円)は払うので、一発で合格したいところです。
【参考】AWS認定資格SAAに費やした勉強時間と費用
最後に参考程度に僕が実際に1ヶ月で合格するために費やした勉強時間と費用について述べておきます。
勉強時間 | 大体50時間(平日1時間、土日祝3時間程度) |
使ったお金 | Udemy動画: 2400円×2 あとはほんの少ししかやってないですが、AWSの本の問題集をやりました(kindle unlimitedに契約してたので0円) |
実質かかっているのはUdemy動画を2つで5000円程度で、比較的安いかと思います。
試験自体は15000円とそれの3〜6倍かかるので、なるべく一発で合格できるように勉強していきましょう!
こちらの記事が勉強方法、勉強の仕方に詳しいです
AWS SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)に合格できる勉強法
基本的にそれ以外は殆どやっていないです。
未経験者でもAWS SAAに合格できるUdemy講座
ただUdemyの講座をひたすらに勉強していきました!
以下勉強の流れです!
簡単な勉強の流れ
- 講座で一つずつ章を勉強して小テストを受けて理解を深める
- 全部の章が終わったら、再度全体的に小テストを受け直す
- その後、演習テスト1(試験と同じ形式)を徹底的に繰り返す
具体的な講座や勉強方法はこちらの記事がとても参考になります!
Udemy講座の模擬試験の演習テスト1が実際の試験と同じ難易度
Udemy講座の章末にAWS SAAの模擬試験と同じ形式の演習テストがあります。
なのでこのUdemy講座で勉強して最後に何度も演習テスト1を勉強すれば合格出来ます! (実際に僕が殆ど時間を費やしたのがこの講座のみで、実際に一発で合格出来たので!)
Udemyの模擬試験に関する勉強方法はこちらの記事が参考になります!
独学が苦手な方はAWS専用のスクールで勉強をするのがおすすめ
AWS SAAに合格するのは上記のUdemy講座で未経験者でも出来ますが、全くAWSを知らないという人は独学で勉強するのは難しいものです。
また今後AWSを本気で学びたいという方などはAWS専用のスクールで学ぶことをおすすめします!
詳しくはこちらが参考になります!
AWS認定資格SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)の公式模擬試験は難易度が高い?
こちらの記事でもある通りAWSの認定資格は公式の模擬試験が無料で受けれるようになりました!(以前は2000円ほどかかっていました)
なのである程度勉強したら腕試しすると良いです!
また難易度に関しては先程のUdemy講座の演習テスト1と殆ど変わらないはずで、勉強しないと難しいですが、ちゃんと勉強しているとある程度は正解できるはずです!
詳しくはこちらの記事が参考になります!
AWS認定資格SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)の合格ライン、合格率、合格点、難易度のまとめ
まとめ
- 合格率は50%程度
- 合格ラインは7割
- 最低合格点は720点
- AWS SAAの難易度はUdemy講座の演習テスト1とほぼ同じ程度
SAA資格の勉強方法についてはこちらがとても参考になりますので、興味のある方は一読することをおすすめします!
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