ブロガーの皆さん、そしてこれからブログで収益を上げたいと思っている皆さん。
ブログを書く時に、

と迷ってしまった経験って、ほぼ必ずと言っていいほどありますよね。
迷ってしまう原因はさまざまですが、
- 人に教えられるほど何かに詳しくない。
- 色々な話題で書いてきたけど、いよいよネタ切れになってきた。
など、色々だと思います。
でも大丈夫。
本記事では、ブログのネタがないなぁ…と迷っている方に向けて、ネタ探しの方法を伝授します!
- ブログテーマから探す方法
- 案件から探す方法
の2本立てで解説していきますので、自分に合った方法でネタ探しにトライしてみてください。
【2021年版】ブログテーマが決まらない時の解決法!雑記はNG?
半年間で5桁収益!副業アフィリエイトブログで収益を出すのにやったこと
ネタがない時はブログテーマから決めてみる
ブログのテーマに関係するものからネタを考える方も多いですよね。
ブログテーマからネタを考えてみたい場合、次の流れを試してみましょう。
ブログテーマから決める流れ
- ブログのテーマの掘り下げ
- キーワード検索ツールを使う
ブログのネタがないならテーマを掘り下げてみよう
まずは自分のブログのテーマを掘り下げてみましょう。

と思った方は、
そのテーマに関連する読者の悩みはなんだろう?
と考えてみると良いですよ。
収益目的のブログを運営するなら、ブログ内で読者の悩みを解決できる情報を網羅していくのが基本です。

たとえば北欧家具に関するブログを運営しているのであれば、
・アンティーク風な北欧家具ブランドはある?
・誰にも負けないおしゃれな北欧家具ブランドはどれ?
・安い北欧家具が買えるサイトはどこ?
など、さまざまな悩みが想定できますよね。
※自分が書きたい内容というよりは、読者にとって重要度の高い悩みを洗い出すのが大事です。
ここで読者のために最低限解決しておきたい課題を洗い出しておくことで、あとでどういった記事を優先して書くべきか迷わなくなります!

だんたんとブログが書けそうな気になってきませんか?
もしここで悩みが思いつかないなあ・・・と思ったら、無料で使えるマインドマップツール(Edraw Mind)やノートなどを利用し、ブログテーマから連想できることを整理してみると良いかもしれません。
キーワード検索ツールを使う
ここまで来ればあとは簡単です。
次はキーワード検索ツールを使って、実際に読者が来るブログタイトルを考えてみます。
具体的にどうやるかというと、ラッコキーワードを使い、先ほど考えた疑問を解決できそうなキーワードを検索し、本当にその悩みを持っている人が世の中にいるか確認してみましょう。
ラッコキーワードとは?
ラッコキーワードとは、Googleで実際に検索されているキーワードの組み合わせをまとめて一気に表示する無料ツールです。
たとえば以下のように「北欧家具」と入力してラッコキーワードで検索してみると、「北欧家具」を含めどのようなキーワードで検索されているかわかります。
「北欧家具 安い」は安い北欧家具を買いたい人が検索していそうな言葉ですね。
すると先ほどの「安い北欧家具が買えるサイトはどこ?」という悩みは世の中に実際に存在しそうだな、とわかるわけです。
こうなればもう記事のネタは見つかりましたね。

※記事のタイトルや見出し、本文に狙ったキーワードを入れ込みながら、執筆することが重要です! ここにキーワードを入れないと、そもそも検索自体に引っかからなくなってしまいます。
補足
ここではネタ探しをわかりやすくするために少し手順を簡略化しました。
キーワードの存在を確認できたら、
- 月あたりそのキーワードが何回くらい検索されているか(検索ボリュームのチェック)
- 実際にそのキーワードで検索してみた時に、上位に来ているのが企業サイトばかりでないか
といったことも調べてみて、自分のサイトが戦えそうかチェックしたほうがベターです。
実はブログネタ探しはテーマ、キーワードどちらからでもOK
ここまでブログテーマからネタを考える手順を紹介してきました。

キーワードチェックから悩み解決に繋がりそうな記事タイトルを考え、対応する答えとなる記事を片っ端から書いていくのもアリです。
ブログ初心者でもマイナーな組み合わせのキーワードであれば検索1ページ目に来られる記事が出てくるかもしれません。
ただ今回は、初めに最低限網羅したほうが良い記事を優先的に書けるよう、あえて最初にブログテーマの掘り下げをしてみました。

こちらの図で言うと、赤い丸の部分に入っているキーワードは優先して記事にしておきたいですね。
たとえば以下の2つがラッコキーワードに候補として出てきたら、2つ目のほうは記事を書くメリットはあまりないと思いませんか?
- 北欧家具 サブスク
- 北欧家具 国
1つ目のキーワードであれば、北欧家具のサブスクサービスが紹介できますね。
北欧家具ブログに来る読者の「北欧家具はどうやったら手に入る?レンタルでも良いのでおしゃれなものが欲しい」といった、購買に繋がる悩みも解決できそうです。
しかし2つ目は、「北欧家具の『北欧』が示すのってどこの国?」という検索意図がもとになっているキーワードのため、悩みを解決してあげても収益化の道筋が作りづらいです。
もちろん書きたければ書いても良いですが、収益に繋げるならせいぜいGoogle Adsenseのクリック広告くらいでしょう。
利益を求めるなら優先度が低いキーワードになってしまいます。
(※ちなみに「北欧家具 売りたい」のキーワードは買取系の案件が書けそうですね!)

購買というゴールに繋がるかつ、掘り下げたテーマにマッチする(=読者のお悩みが高い)記事を優先して書いていきましょう。
ラッコキーワードでロングテールキーワードを見つけられる
ここで、ラッコキーワードの使用方法についても補足しておきます。
こちらはラッコキーワードの検索結果画面。
上の赤い印をつけた部分を押すと、「北欧家具 安い」の両方を含むキーワードにプラスして、もう一段階深堀りした検索キーワードを探せます。
これの何が良いかというと、北欧家具+安い+〇〇といった形でロングテールキーワードを見つけられるんです。
ロングテールキーワードはすでにご存知の方も多い通り、複数のキーワードを組み合わせた検索キーワードのことです。
キーワードが多くなるほど検索者の範囲が狭まるため、記事タイトルを考える際に読者のペルソナが明確になります。
すると記事を書いた時により読者に刺さりやすくなるのです。
例えば「北欧家具 ブランド」というキーワードで検索する人の中には
- 安い北欧家具ブランドを探している人
- 高くても良いのでより北欧っぽいオシャレで高級家具ブランドを探している人
がごちゃまぜになっている可能性が高く、読者層がちょっと広すぎるわけですね。

と思いがちですが、実はそんなことはありません。
一般的には、より自分の求めている情報にマッチするページのほうが読者に読み進めてもらいやすく、ブログを離脱されづらいです。
最初はできるだけターゲットを絞った方が「これは自分のために書かれている記事だ!」と読者に思ってもらえるため、商品も売れやすくなりますよ。
ブログを始めたばかりのうちは、
「北欧家具 ブランド」の2つのキーワード(ミドルキーワード)で記事を書くのではなく、
「北欧家具 安い ブランド」といったロングテールキーワードで「安い北欧家具ブランド5選!」といったタイトルの記事を執筆していくことをおすすめします。
ブログのネタがない時は案件から探すと手っ取り早い
次に、ASPで案件を実際にチェックし、売る商材を何にするか決めてから執筆する方法も解説します。
個人的には、ブログの方向性が決まった後はこちらの方法を試してみるのが手っ取り早くておすすめです。
案件から決める方法
- ASPで案件を探してみる
- 案件名でキーワード検索してみる
ブログのネタがないならASPで案件を探してみる
最初にASPのサイトで、自分のブログテーマが関連しそうなカテゴリから自分が書けそうな案件を探してみてください。
暇があったら関係ないテーマの案件も見てみましょう。
先ほどの北欧家具であれば、例えば家具専門のオンラインショップのアフィリエイト案件を探してみるのはいかがでしょうか。
その後「そのオンラインショップの配送方法はどうなのか?」「評判の良いショップかどうか?」といったことを連想して記事にしてみるのもアリですよね。
ちなみに、ASPで案件を探す方法の何が良いかというと、
- 先にゴールを決められる
- 今までにない切り口が見つかる
といった点が挙げられますよ。
ASP案件を決めればゴールが決まって記事が書きやすくなる
ブログ内で宣伝する案件を先に決めておくと、記事のゴールが決まる点がメリットになります。

「最終的にその商材について読者に良い印象を持ってもらう」という目標のもと記事の構成を考えていくと、案外サクサク書けるようになりますよ。
どんなASP案件があるか知っておくと新たな切り口が見つかる可能性がある
案件を先に見ておくことで、ブログテーマから連想していくだけでは思いつかなかったネタが浮かぶのもメリットです。
例えば一見自分のブログには関係なさそうなカテゴリでいろいろな案件をなんとな~く見ていると、

とネタが浮かぶことがあります。
たとえば私が運営している海外旅行系ブログではインターネット系の記事もいくつか書いてます。
旅行とインターネットというと一見あまり関連がなさそうですが、海外で安全にインターネットに接続する方法は意外とみんな知りたいはずですよね。
これもASPで案件をなんとなく探していて見つけたので、ネタに困ったらぼんやり案件を眺めてみるのも良いですよ。
ASP案件名でキーワード検索してみる
書く案件に目星をつけたら、次にラッコキーワードに案件名を打ち込んでみましょう。
実際に検索需要のあるキーワードをチェックします。
するとここでも、ズラリとキーワードの組み合わせ候補が出てくるはず。

と思ったあなたにおすすめなのは、
案件名+「評判」「口コミ」「レビュー」「料金」「支払方法」「その他ネガティブ系キーワード」
などの組み合わせで記事を書くことです。
評判や料金系キーワードは成約に近いのでぜひブログネタに!
「評判」「料金系」のキーワードは優先して書いておきたいキーワードです。
なぜなら、ある商品やサービスの評判や料金を調べたい人は、今まさに購入するか検討している層だからです。

買おうか迷っている読者に向けて「この商品はレビューが良いですよ。」といったことを記事で示してあげれば、成約に繋がりやすいですよね。
ただしこういったキーワードは企業サイトなどもこぞって狙っているため、いきなり検索上位に食い込むのは至難の業。
ドメインパワーが高まるまでコツコツ記事の積み上げが必要です。
ネガティブ系キーワードもブログネタとしては穴場
案件名にネガティブ系キーワードを組み合わせて記事を書いてみるのもアリです。
ネガティブ系キーワードは、
- デメリット
- 〇〇できない
- 怪しい
- 高い
- 炎上
などが該当します。
商品やサービスの購入を迷っている人に対し、「怪しそうに見えて実は怪しくない商品ですよ」「値段が高いように見えて実は相場内です」といったこと正直に示してあげれば、悪い点にも納得した上で申し込みしてもらえる可能性がありますよね。

このあたりのキーワードは企業サイトがすべてを網羅しているわけではないため、個人ブロガーでも案外戦えるキーワードです。
ただし、大げさなキーワードで書きすぎると広告主からお達しが来ることもあるので注意してください!
私も「サービス名+高い」で記事を書いてみたところ、しばらくすると広告主から「予測検索に出てしまうのが嫌なので『高い』のキーワードで書かないでください」と連絡が来たことがあります…(稀ですが…)
ブログのネタがないならテーマを掘り下げるかASP案件から逆算してみよう
ここまで、ブログのネタがない人に向けて、
- ブログのテーマからネタを探す
- 案件からネタを探す
の2つの方法を解説してきました。
いずれもブログ初心者の方でも取り組める方法ですので、ネタ探しに困っている方がいればぜひともチャレンジしてみてほしいです。
特に案件からブログのネタを探すのは、ブログテーマによっては少し難しいかもしれません。
しかし慣れてくると
「次はこの案件で書いてみたい!」
「この案件は自分のブログにこういう切り口で繋げられるかも」
といった風に、ブログネタがありすぎて困る状況が来るはずです(笑)
ちなみに今回解説してきたネタ探しの方法を見て
自分にはちょっと難しそう…
と感じてしまった方がいれば、seory(セオリー)という1か月間無料のツールを使ってみることをおすすめします。
これにログインして気になるキーワードを打ち込んでみると、
- 関連キーワードの表示
- キーワードのマインドマップ
- 月間検索ボリューム
- キーワードの競合性
を一度にまとめて調べられるためかなり便利です。
簡単に言うと、Google広告の無料のキーワードプランナー、Ubersuggest、ラッコキーワードなど有名キーワードツールの機能をひとまとめにしたようなものですね!
ブログのネタが見つからないとスランプに陥りがちですが、そんな方は今回の記事の方法をぜひ試してみてください!