
という方向けの記事になります。
記事執筆者:オザック
今回は審査を通過するためにやったこと、またGoogleアドセンスについて詳しく解説します。
この記事でわかること
- Googleアドセンスとはどういう仕組みなのか
- Googleアドセンスの広告種類を知りたい
- Googleアドセンスの審査を通過するために必要なことはなにか?
- Googleアドセンスの審査を通すための手順をわかりやすく知りたい
- WordPressのプライバシーポリシー作成の簡単な方法を知りたい
- WordPressとアドセンスを紐付けて簡単に手続きを進める方法知りたい
目次
Googleアドセンスで審査を通過する方法
最初に結論から言うと
まとめ
- 読者ファーストな設計
- プライバシーポリシーの作成
- 20記事以上の記事数
上記を確実に満たせば、審査に通過する可能性は高いです。
詳細を順番に説明していくので審査に合格したい方は最後まで読んでみてください!(3分程度で終わります)
そもそもGoogleアドセンスとは?
Googleアドセンスとは?
GoogleアドセンスとはGoogle(グーグル)がクリック報酬型のコンテンツ連動型広告配信サービスです。
クリック単価(CPC)は30円~100円程度まで幅は広いですが平均すると30~50円程度です。
Googleアドセンスを自分のブログやメディアで掲載するには審査を通す必要があります。
Googleアドセンスガイドラインは参考になる
審査内容の詳細は明かされていないですが、多くのブロガーや自身の経験で、ある程度は分かっているのでどのように審査を通過したのかは後述します。
またすでにGoogleが公開しているアドセンスのガイドラインにブログとして審査に通過できない要件や禁止事項が書かれています。
- 操作性に問題のあるサイト
- ユーザに広告のクリックを促す
などです。
参考になるので、一読すると良いです。
禁止サイトはGoogleアドセンスを利用できない
Googleの制限コンテンツは
- 性的なコンテンツ
- 衝撃なコンテンツ
- 爆発物や銃などに関連するコンテンツ
はアドセンスを利用することは出来ないです。
Googleアドセンス(Adsense)の報酬発生の仕組み
次にGoogleアドセンスの報酬発生の仕組みについて順を追って説明します。

報酬が発生するまでの流れ
- 広告主はGoogleに広告を掲載依頼を出します
- ブロガーや各社WebメディアがGoogleアドセンスの審査を通過しその広告を掲載します
- 読者がブログやWebメディアでその広告をクリックします
- 読者が広告主のサイトにアクセスすることで広告主はコンバージョンに繋がります
- 広告主は広告をクリックされるごとに広告費を払います
- ブロガーやWebメディアは広告主の広告費の一部を報酬として受け取れます
このようにしてブロガーは報酬を受け取ることが出来ます。
ちなみにGoogleアドセンスのクリック単価は大体10〜100円程度となります。
関連記事
Amazonアソシエイトのやり方・始め方!審査のコツと販売実績の作り方も
Googleアドセンスの広告種類について

アドセンスの広告種類
- ディスプレイ広告
- インフィード広告
- 記事内広告
ディスプレイ広告とは?
ディスプレイ広告とはWebメディアやブログなどに表示されている画像や動画広告のことを指します。バナーで表示される事も多いのでバナー広告という呼ばれ方もします。
またリターゲティング(リタゲ)といって、読者のサイトの趣味嗜好からその人に最適な広告を出してくれるため、リターゲティング広告という呼ばれ方もします。

この画像の右側に出てくるバナーがそうで、Googleによってその読者に最適な広告を自動で表示しています。
インフィード広告とは?
インフィード広告とはWebサイトやブログなどのコンテンツのデザインに合わせた形でコンテンツとコンテンツの間に表示される広告を指します。SNSなどのフィードに表示される広告などがインフィード広告に当たります。

記事内広告とは?
記事内広告とは記事の文章中の切のいい所に合わせて表示される広告を指します。アドセンスはGoogleが自動的に記事を学習し記事の段落と段落の間に表示するようになっています。
以下のように記事の途中に表示される広告です。

Googleアドセンスの審査で通過する方法
では実際にこのブログがアドセンスを通過した際の方法について紹介します。
審査通過方法: 記事(コンテンツ)内容の独自性が必要
コンテンツの傾向として昨今のGoogleの傾向を見るとわかります。
Googleの目指すところは「情報の非対称性をなくすこと」です。
つまり全世界の人が平等に正しい情報を手に入れられることを目指しています。
なのですでにある記事をちょっと書き換えたような記事が上位にはびこっていては困ります。
よってGoogleが求めている記事は独自性のある読者に有益な情報となる記事になります。
また既に存在する記事をただコピペして少し修正する程度だとGoogleからのSEO評価も低くなったり、最悪の場合はペナルティーを食らう可能性があるので注意が必要です(参考記事)。
審査通過方法: 記事数が多少必要(20記事あればまずOK)
Googleアドセンスで通過するにはある一定程度の記事数が必要になります。
Googleが公式的にどの程度の記事数があればよいかと言うのは公開していません。
参考
僕の場合は23記事で審査が通過したので少なくとも20記事程度あれば審査は通過すると思われます。
色々なサイトの情報として1記事で審査を通ることはまずありえないようです。
審査通過方法: 記事の文字数は審査に影響する?
文字数についてはGoogleのジョンミュラー氏が公式に言及してます。
原文:
we don’t have an algorithm that counts the words on your page and says Oh everything until 100 words is bad everything between 100 and 500 is fine and over 500
we don’t look at it like that we try to look at the pages overall and make sure that
this is really a compelling and relevant search results to users and if that’s the case then that’s perfectly fine if that’s long or short or lots of images or not that’s essentially up to you
翻訳:
ページの文字数を数えて、「100文字まではダメ、100文字から500文字まではいい、500文字以上はいい」というようなアルゴリズムはありません。
ページ全体を見て、ユーザーにとって本当に魅力的で関連性のある検索結果になっているかを確認しています。
https://youtu.be/MYkPRo8T44M
Googleにとっては記事一つ一つの文字数はSEOに関係ないということです。
つまりアドセンスの審査にも文字数は影響は無いと考えて良いと思います。
参考
ただ実際にGoogleに評価される記事の多くは文字数が多い記事の傾向があるので、収益化を目指すのであれば最初から文字数の多い記事を書いておくことをオススメします!
Webサイトの構造(HTMLマークアップ)は関係ある?
Adsenseのポリシーによると
不正なコンテンツとは、ユーザーを誤解させることを意図したもののことを指します。下記のいずれかの条件を満たす場合、不正なコンテンツと見なされます。以下は、すべての例を網羅するものではありません。
広告とコンテンツはすべて Google で審査されます。自社のドメインから配信されているかどうかは関係ありません。たとえば、サイト上の iframe や動画プレーヤーに読み込まれるコンテンツも、サイトの一部と見なされます。
https://support.google.com/webtools/answer/7347327
となっています。
例としては
- 予期しないクリックを誘発する領域
- 誤解を招くサイトの動作
などです。
注意ポイント
普通のWordpressのテーマを使っているのであれば大丈夫ですが、
フルスクラッチで作成されたWebサイトでわざと広告をクリックさせるような仕様に構築するのは止めましょう。
審査はプライバシーポリシーを入れないと通過できない
GoogleのAdsenseヘルプページで必須コンテンツとしてプライバシーポリシーを指定しています。
ここに注意
プライバシーポリシーページは必ず無いと審査は通らないです!

Googleアドセンスで実際に審査通過するためにやったこと
今回のブログではGoogleアドセンス審査は結果から言うと一発で通りました。
基本的にジャンルで引っかからずにあとは「Googleアドセンスで通過しやすいコンテンツ」で書いたとおりのことを満たしておけばまず通ります。
次からやったことを見ていきます。
記事数を担保すること
記事数は?
記事数は10記事程度で大丈夫です。
※しかし1記事でGoogleアドセンスの審査が通ったという事例は聞いたことがありません。

1記事ごとの文字数は4000字程度は確保する
僕の場合は1記事ごとに4000文字以上は担保している記事が多いです。
ただこれはあまり意識してやっておらず、そもそもブログでマネタイズをしようとすると自然と文字数は分量が必要になります。
マネタイズを考慮すると文字数を少なくするメリットはないですが、とにかくGoogleアドセンスの審査を通すことを目指すのであれば、文字数はあまり気にせずに審査に出すと良いでしょう。
WordPressでプライバシーポリシーページの作成方法
プライバシーポリシーページはAdsenseの審査を通す上では必須項目です!
幸い僕はWordpressでブログを作っていたためWordpressでは既にプライバシーポリシーページの雛形があります。
WordPressの雛形に少しメールアドレスなどのお問合せ先を書くだけで対応出来るので、10分程度で作成出来ます。
まず左カラムの「設定」から「プライバシー」を選択する

プライバシーポリシーページを「作成」ボタンをクリックし、ポリシーページを作成する

固定ページ一覧に行き、固定ページを編集して公開します
編集するポイントとして「あなたの連絡先情報」だけは自分で追加します。


「プライバシー」画面に戻り「このページを使う」をクリックしプライバシーページとして選択する

左カラムの「テーマ」の「カスタマイズ」に遷移し、プライバシーポリシーページのリンクを入れる

左カラムのウィジェットをクリック

左カラムの右フッターエリアをクリック

ウィジェットを追加をクリックし固定ページを選択

これでプライバシーページが公開されて、アドセンスの審査に出すことが出来ます。
Googleアドセンス(Adsense)公開までの手順
こちらの手順を細かくキャプチャを取りながら説明していきます。
持ってない人はまずGoogleアカウントしてから次へお進みください。
Googleアドセンスで「ご利用開始」をクリック
Googleアドセンスで「ご利用開始」をクリック。

その後流れに沿ってWebサイトURLを入力し、国の選択、同意をしアカウントを作成します。
支払先住所の入力

支払先住所を記入します。
これは実際に自分の住んでいる住所を入力しましょう!
注意ポイント
この住所に実際にアドセンスからはがきが届き、それがないと報酬が受け取ることが出来ません!
サイトにアドセンスコードを埋め込む

注意ポイント
ここではコードを必ず貼り付け終わったあとに完了しないと、エラーになり審査に入れません!
WordPressを使っている人はSiteKitを使うと便利
またWordpressを使っている人はGoogleのサポートにも書いてあるとおりSiteKitというのを使うことをおすすめします。
実際に僕もこれを使っていて、これはGoogleAnalyticsやSearchConsoleなどの連携も出来て、且つGoogle製なのでサポートが急に切れる心配もなくとても便利です。
Googleアドセンスの審査を待つ
あとは先程の完了ボタンを押してアドセンス側でコードが読み取れたら終了となります。
数日(早ければ次の日くらいに審査結果は来ます)間待ちましょう。
Googleアドセンス審査通過方法まとめ
Googleアドセンスの仕組み・審査についてやったこと・審査の通し方について詳しく説明していきました。
ポイント
- 読者ファーストな設計
- プライバシーポリシーの作成
- 20記事以上の記事数
Googleアドセンスを貼って収益化出来るブログを作っていきましょう!