こちらはConoHa WINGとロリポップを実際に利用したレビュー記事となります。
記事監修者:オザック
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某有名R社で働き、副業も含めて個人事業主で関わってきたプロジェクトは20以上。
副業でブログを書いていて、技術ブログのアフィリエイトで一年半で約1万PV、収益はまもなく月10万円!
レンタルサーバー選びで情報収集中のみなさん、こんにちは。

この記事に辿り着いてくださったということは、

どの会社も安さや高機能であることを打ち出していて結局どれにすれば良いかわからないんですよね…
とお感じになっている方もいるのではないでしょうか?
確かにレンタルサーバーを比較していると、
どの会社も「我が社が一番!」と言わんばかりの宣伝文句ばかり書かれています。
これでは迷うのも無理ありません。
特にConoHa WINGとロリポップ!はいずれも有名どころのレンタルサーバーで、最終的にこの2社まで絞っている方も多いはず。
そこで本記事では、実際にConoHa WINGとロリポップを契約した筆者が両サーバーを比較していきます。
(ロリポップは2018年10月に契約、ConoHa WINGは2022年8月契約)

この記事の結論
- WordPressでの処理速度を求めたい場合はConoHa WING
- ブログを始めたくて迷っているならエックスサーバー
- 料金を安くしたい場合はロリポップ!
1分で仮登録可能
ConoHa WINGとロリポップの機能比較
ConoHa WINGもロリポップもWordPress利用者向けとしてはトップクラスの人気を誇るレンタルサーバーですね。
まずは具体的な違いがわからない方のために、特徴などを細かくまとめて比較表にしてみました!
ConoHa WING | ロリポップ | |
容量 | 300GB~500GB | 200GB~1.2TB |
運営開始年 | 2018年 | 2001年 |
導入数 | 49万アカウント以上 | 運用サイト数200万件以上 |
Webサーバー | Apache+Nginx | LiteSpeed |
独自ドメイン無料数 | 2 | 1 |
独自ドメインの利用可能数 | 全プラン無制限 | 100~無制限 |
MySQL5 | 全プラン無制限 | 1~無制限 |
WordPress簡単インストール | 〇 | 〇 |
WordPressテーマの割引 | 〇 | × |
PIXTA画像の割引 | × | 〇 |
サポート | 電話・チャット・メール | 電話・メール |
バックアップ機能 | 〇 | 〇 |
SSL | 無料独自SSL | 無料独自SSL |
初期費用 | 0円 | 0円~ |
月額料金 | 1,320円~ キャンペーンで660円~(50%OFF) |
220円~ |
支払い方法 | クレジットカード ConoHa カード |
クレジットカード 銀行振り込み ゆうちょ振替 コンビニ決済 おさいぽ!決済 |
無料お試し期間 | × | 10日間 |
ConoHa WINGとロリポップを利用者が比較してみた
ここからはConoHa WINGとロリポップ!の大きく違う点や、レンタルサーバー選びで注目したいポイントを比較していきます。
ポイント
- ロリポップの方が運営歴は長い
- WordPressの使いやすさは変わらない
- バックアップはConoHa WINGのほうが充実
- ConoHa WINGの方が独自ドメイン無料数が多い
- ロリポップのほうがプラン数が多く安く始められる
- ロリポップは支払方法が豊富
- ロリポップには無料お試し期間がある
- ロリポップの管理画面の方が初心者に優しい
- 障害頻度はあまり変わらなそう
- サーバー移転のしやすさはあまり変わらない
比較1:運営歴はロリポップのほうが長い
まず、運営歴はロリポップ!のほうが長いです。
ロリポップは2001年のサービス開始から20年以上レンタルサーバーサービスを運営しており、知名度や利用者の信頼性も高いです。
一方のConoHa WINGは2018年サービス開始の新しい会社。
まだサービス開始から数年しか経っていないので心配かというと、そうでもありません。
実はConoHa WINGはロリポップと同じGMOグループが運営していますよ。

比較2:WordPressの使いやすさは変わらない
2社のWordPress簡単インストール機能を使ってみましたが、操作完了までの簡単さはどちらもあまり変わりません。
いずれも契約と同時にWordPressがインストールできるので、契約してその日にWordPressを使い始めたい人にはオススメです。
ただし稼いでいるブロガーにより支持されているのはConoHa WINGです。
ConoHa WINGはヒトデさんやマクリンさんといった有名ブロガーも多数利用しています。
(※ConoHa WING公式サイトには利用者インタビューも掲載されています)
サイト自体の表示スピードが上がったのはもちろん、ワードプレスのダッシュボード(管理画面)の表示も体感で明らかにめちゃくちゃ早くなりました!特にダッシュボードの中でも、「メディア欄」における画像の表示が爆速ですね。
これまで画像が増えるとどんどん表示に時間がかかるようになってしまうのですが、それが一瞬で表示されるようになりました。
ConoHa WING公式サイト ヒトデさんインタビューページより引用
また細かい施策をいくつも試すより、ConoHa WINGを使い始めた方がページの表示速度は断然早くなったとのこと。
WordPressの処理速度を求めるならConoHa WINGにしたほうが良さそうですね。
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比較3:バックアップ機能はConoHa WINGが優勢
ConoHa WINGもロリポップ!も自動バックアップが可能ですが、ConoHa WINGの方が使い勝手は充実しています。
ConoHa WINGは全プラン自動で14日間分のバックアップがとられ、バックアップリストからの復元が簡単にできます。
手数料は無料。

対象となるのはハイスピードプラン以上(月額550円~)の上位プランのみ。
ハイスピードプランでもバックアップのデータ取得は1回あたり11,000円かかります…。
1回ごとにデータ取得料を払うのが嫌であれば、月額プラス330円のバックアップオプションをつけておくのがおすすめです。
WINGパックが一番お得
\キャンペーン中の契約で月額660円~/
1分で登録可能
比較4:ConoHa WINGのほうが独自ドメイン無料数が多い
次は独自ドメインの無料数について!

ロリポップは1つだけですが、ConoHa WINGのWINGパックは2つもドメインがついてきます!
ConoHa WING | ロリポップ! | |
独自ドメイン無料数 | 2 | 1 |
独自ドメインは安くても年間1,200円はかかりますよね。

他方ロリポップは2022年8月から無料ドメインに.jpドメインも追加されました。(ハイスピードプラン12ヶ月以上の契約が対象)
ConoHa WINGでは.jpドメインは無料にならないので、このあたりはこだわりによりますね。

.jpドメインは更新に年間3,000円以上かかるので、他社サーバーを使うよりお得になりますよ。
無料ドメインの注意点
ドメインが無料になるのはレンタルサーバー契約期間中だけ。
他社サーバーに乗り換えると無料対象ではなくなってしまいます。
ConoHa WINGの2つ目の無料ドメインには、維持費が5,000円以上かかる高額ドメインも含まれています。
ConoHa WINGをずっと契約し続けるなら問題ありませんが、解約して他社サーバーに移管した際に翌年からドメイン代が高くついてしまうことにも注意しましょう。
またロリポップでは時々、会員限定で.comなどのドメイン初年度無料クーポンが不定期でもらえます。
ロリポップ会員に届くメール
契約時の無料ドメイン数はConoHa WINGに劣りますが、クーポンで多少そのデメリットも補えますね。
ポイント
.jpドメインを使いたければロリポップがおすすめ。
ConoHa WINGを使い続ける&2サイト以上運営するならConoHa WINGがおすすめ。
1分で仮登録可能
比較5:ロリポップのほうがプラン数が多く安く始められる
ロリポップの方がプラン数は豊富です。

もし小規模サイトを1つだけ作りたいならロリポップのライトプランで十分。
こちらは月額220円~WordPressサイトが作れるので、低予算でレンタルサーバーを使いたい人にはぴったり。
ただしライトプランは無料ドメインがつかず自動バックアップ機能もないので、これらが必要な場合はハイスピードプランにすると良いかも。
複数サイトを作る予定があるなら、ConoHa WINGのWINGパックベーシックプランが割引率が高くて断然お得です。(割引率は最大62%にもなります)
ConoHa WING / WINGパック一覧 | |||
ベーシックプラン おすすめ! |
スタンダードプラン | プレミアムプラン | |
容量 | 300GB | 400GB | 500GB |
WordPress簡単インストール | 〇 | 〇 | 〇 |
独自ドメインの利用可能数 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
MySQL5 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
Webサーバー | Apache+Nginx | Apache+Nginx | Apache+Nginx |
ドメイン永久無料 | 〇 | 〇 | 〇 |
バックアップ機能 | 〇 | 〇 | 〇 |
電話サポート | 〇 | 〇 | 〇 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月額料金 | 1,320円 キャンペーンで660円~(50%OFF) |
2,640円 キャンペーンで1,925円~(27%OFF) |
5,280円 キャンペーンで3,850円~(27%OFF) |
ロリポップ プラン一覧 | |||||
エコノミープラン | ライトプラン おすすめ! |
スタンダードプラン | ハイスピードプラン おすすめ! |
エンタープライズプラン | |
容量 | 100GB | 200GB | 300GB | 400GB | 1.2TB |
WordPress簡単インストール | - | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
独自ドメインの利用可能数 | 50 | 100 | 200 | 無制限 | 無制限 |
MySQL5 | - | 1 | 50 | 無制限 | 無制限 |
Webサーバー | 不明 | 不明 | 不明 | LiteSpeed | LiteSpeed |
ドメイン永久無料 | - | - | - | 〇 | 〇 |
バックアップ機能 | △ | △ | △ | 〇 | 〇 |
電話サポート | - | - | 〇 | 〇 | 〇 |
初期費用 | 1,650円 | 1,650円 | 1,650円 | 0円 | 0円 |
月額料金 | 99円~ | 220円~ | 440円~ | 550円~ | 2,200円~ |
※スマホだと横にスクロール出来ます
またConoHa WINGはWINGパックの契約でWordPressテーマの割引もありますよ。
- JIN 通常14,800円 → 14,250円
- SANGO 通常14,800円 → 14,000円
- THE SONIC 通常8,580円/年 → 6,578円/年
独自ドメイン無料数のほか、有料テーマ利用予定の人はこのことも考慮に入れると良いですね。
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ロリポップの料金プラン比較!エコノミーではWordPressブログは作れない!
【他社比較】ConoHa WINGの評判を3つのサーバ利用者解説
比較6:ロリポップは支払い方法が豊富
支払い方法はロリポップの方がやや豊富です。
ロリポップで使えるおさいぽ!決済はPayPal決済、コンビニ決済、WebMoney決済、auかんたん決済、ドコモ払いが利用できるので、クレジットカードがない人でも利用しやすいですね。
ConoHa WING | ロリポップ |
クレジットカード ConoHa カード |
クレジットカード 銀行振り込み コンビニ決済 ゆうちょ振替 おさいぽ!決済 |
ConoHa WINGはクレジットカードがない人でも利用できますが、ConoHaカードを使ってポイントをチャージしなければいけないので少し手間がかかりますね。
(ConoHaカードは銀行振り込みまたはコンビニ決済で購入できます。)
サーバー利用料金に使用できるConoHaカード
なお学生・教職員の場合、ConoHaカードが10%割引で購入できます。(学割適用には証明できる書類が必要)
たとえば一番人気のWINGパックのベーシックプランであれば、通常の総支払額は23,760円。
ここから学生さんなどがConoHaカードを10%割引で購入できれば、1割引きの21,384円でレンタルサーバーが3年使えることになりますね!
WINGパックが一番お得
\キャンペーン中の契約で月額660円~/
1分で登録可能
比較7:ConoHa WINGは無料お試し期間がないが、ロリポップはある
ConoHa WINGに無料お試し期間はありませんが、ロリポップは10日間の無料お試し期間がありますよ!
ロリポップのお試し期間中は本契約とほぼ変わらない機能が使えます。
実際にWordPressのインストールもできるので、無料期間中に問題なくサイト開設もできますよ。
使用感をバッチリ確かめられるところは良いですね。
注意
ロリポップのお試し期間中、メール送信は24時間あたり50件まで。
メールマガジン・メーリングリストの作成はそれぞれ1件までの制限があります。
もちろんお試し期間中の解約なら一切お金はかかりませんので、気軽に始められますね。
24ヶ月以上の契約で
\12ヶ月延長無料クーポンがもらえる/
※無料体験期間中の解約も可能です
比較8:ロリポップの管理画面の方が初心者に優しい
管理画面のつくりはロリポップのほうが初心者にやさしいです。
実際の画面の比較はこちら。
ConoHa WINGの管理画面
ロリポップの管理画面
ConoHaの管理画面は初心者さんには少し使いづらく、発展途上感がありますね。
シンプルと言えばシンプルですが…
ロリポップは割と整理されているので視覚的にも見やすいのと、用語解説がところどころに書いてあるので初心者でも使いやすいです!
比較9:障害の多さはあまり変わらなそう
口コミを調べると、ConoHa WINGとロリポップの障害の頻度はどっちもどっちのようですね。
未だにサーバーダウン中😭
かれこれ18時間近く経っている。#ConoHaWing の評判がいいため、某サーバーから変えたけど、この障害はキツすぎる。
2〜3時間なら、よくあることだが、これだけ長いのは初めて。
わざわざ高めのリザーブドプランにしたのに、余り意味がないような気がしてきた。
— ごーじぃ@Yosocam(よそキャン) (@yosojicamp) December 29, 2020
ロリポップさん最近障害多くない?
— ししょー (@sisyo1994) August 25, 2022
ロリポップはたまに障害がありますが、個人サイトしか運営していないので今のところあまり気にならないですね。
ConoHa WINGを使ったサイトのほうは、契約して間もないこともあり今のところ問題は起きていません。
ちなみに、もし事業用サイトなどで安定運用を求めるならエックスサーバーがおすすめですよ。
このブログもエックスサーバーを利用しているのですが、導入企業数も多く利用者からの信頼感も厚いです!
関連記事
ConoHa WINGとエックスサーバー比較!目的別オススメは?
2022年8月より初期費用が無料に!
\キャンペーンで月額693円~/
※無料お試し期間中の解約も可能です
※3分で登録可能
比較10:サーバー移転のしやすさもあまり変わらない
最後の比較は、レンタルサーバーをConoHa WINGかロリポップに移転したいと考えている人へ。
WordPressサイトを他社サーバーから移行する分には、操作の簡単さもあまり変わりません。

以前のWordPressのログイン情報などを専用画面に入力するだけ!
初心者さんでも迷わないようになっているので、移転を考えている人でも安心ですよ。
1分で仮登録可能
ConoHa WINGとロリポップの比較まとめ
以上、ConoHa WINGとロリポップ!を比較してきました。
結論ですが、以下各社の強みを見てご自身に合ったレンタルサーバーを選んでみてください!
ConoHa WINGの強み
- Webサーバー処理速度が速く、WordPress利用に向いている
- 独自ドメインが2つ無料
- WordPress有料テーマが安くなる
- バックアップ機能が無料で使える
ロリポップの強み
- .jpドメインが無料で使える
- 無料お試し期間があり、お試し中の解約もできる
- 個人サイト向けのプランが充実
- 初心者向けに丁寧な解説が多い
初心者さんや、サイト作成に安さを求めるなら断然ロリポップのライトプランがおすすめ。
WordPress処理速度やバックアップ機能を重視したい人はConoHa WINGのベーシックプランが良いですね。
また安定運用を求めるなら、導入企業が多いエックスサーバーがGOOD!

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