ブログでまずは100記事書こうと意気込んでいる方は、
100記事書いて本当に稼げるようになるのかな・・・
と不安になったことはありませんか?
もしくはすでに100記事書いた方であれば、
これだけ頑張ったのに稼げない・・・
とガッカリしてこの記事にたどり着いてくださったかもしれません。

でも、間違えていても今から軌道修正すればいいんです。
本記事では、

どうすれば稼げるようになる?
と不安に思っている方が今後少しでも稼ぎやすくするために、自身のブログでチェックしてほしいポイントを10個解説します。
ブログを2018年から継続している私が、実際に100記事書いて稼げなかった時の体験談も交えていますので、
ブログ収益化を目指したい方はぜひ読んでいってくださいね。
ブログは100記事書いても稼げない可能性あり
まず質問です。

答えはNO。
ブログは100記事書いても稼げない可能性のある、ハードな世界です。
実際に私も100記事書いた時点では全然稼げず、ブロガー辞めようかなと迷っていた時期がありました。
これを聞いて少し不安になったり、ドキッとしてしまった人もいるかもしれませんが、
100記事書いてやっとスタートラインに立てるのが普通であり、落ち込む必要はありません。
そこで、まずは一旦安心していただくために、私のブログ運営例を簡単に紹介します。
(当サイトではありません)
私のブログ例
ジャンル:雑記ブログ
ブログ開始:2018年
ドメイン:新規(not 中古ドメイン)
費やしたお金:26,000円くらい(サーバー代とドメイン代)
1年半程度をかけ、ゆっくり100記事達成
100記事時点のアフィリエイト収益:ゼロ。(Googleアドセンスのは約450円)
アフィリエイト収益が出始めたのは110記事目くらいから
70記事あたりから、「このまま書いていてもずっと稼げないかも?」と焦りましたね…。
しかし、以下で書いている一般的に言われていることを一つ一つ改善していったところ、
現在週1~週2の更新で平均月3万円くらいは稼げるようになっているため個人的にはそこそこ満足しています。

ブログを100記事書いても稼げない場合どうしたらいい?
ここからいよいよ、ブログで稼ぐために一般的に実践したほうが良いことを紹介します。
大きく分けて
- 案件選び
- 検索順位の改善
- 記事のブラッシュアップ
- その他
の4つのパートに分けました。
いくつかは突き詰めると奥が深すぎるため別記事で詳しく紹介しますが、まだ実践していないものがないかチェックしてみてくださいね。
注意
本記事で実践している方法は、絶対に稼げる方法ではありません。
2021年10月時点でSEO界隈で言われていることや、ブロガーの私が効果があるかも?と実感できたものを紹介しています。(個人的な感想が含まれるものは注記します。)
どうにもこうにも行き詰ってしまっている方がいたら、参考にしていただければ幸いです。
案件選びについて
まず案件の選び方について解説します。
ここでの大事なポイントは
- 承認率の高い案件を選ぶ
- 平均CVRが悪くない案件を選ぶ
- 報酬単価が高い案件を選ぶ
の3つです。
詳しく解説しますね。
承認率の高い案件を選ぼう

承認率とは、発生した成果がどのくらいの割合で承認されるかを示したものです。
承認率が高ければ、成果発生額≒見込み収益とすることができますが、
承認率が低すぎる案件だと、せっかく成果が発生しても否認され報酬がもらえない可能性が高いです。
これは噂ですが、一部案件の承認率はASP担当者の裁量次第で大きく変わるブラックボックス的な部分があるらしいです。
よってできるだけ成果を承認してくれる素敵な案件を見つけるのが大事です。

なお有名ASPのA8.netやもしもアフィリエイトはそれぞれある程度成果実績がないと各案件の承認率は見られませんが、バリューコマースであればランクが低いうちでも各案件の平均承認率を見られます。
あまり成果が出ていないうちはそちらで案件を探してみるのも手ですよ!
平均CVRも高いとGOOD

CVRとは、広告をクリックしてもらった数に対し何%が商品購入や資料請求などの成果に繋がったかを示す割合です。
案件のジャンルにもよりますが、目安としては5%程度あれば普通とされています。
CVRが低すぎる場合、そもそもその案件自体がさまざまな原因により売れづらいということです。
(高額すぎる、LPがダサい、時期が悪いなど)
CVRもA8やもしもは初心者ランクだと見られませんが、バリューコマースならレギュラーランクでも閲覧できますよ。
報酬単価が高い案件も紹介しよう
アフィリエイトでは、できるだけ報酬単価の高い案件を紹介すると効率が良いです。
例えば月の収益目標が10,000円だとしたら、必要売り上げ数は
案件A(単価100円)なら100件
案件B(単価10000円)なら1件
となります。
PV数が少ないブログ初心者さんであれば、やはり後者の単価10000円の案件を紹介するほうが圧倒的に目標達成しやすいです。
案件Aも案件Bも、1ヶ月のCVRが仮に5%だと考えた場合、
10,000円の収益を達成するために必要クリック数はそれぞれ
案件A 2000クリック (100件×100/5)
案件B 20クリック (1件×100/5)
となります。
毎月2000クリックしてもらうよりも、20クリックしてもらう方がハードルは低いですよね。

ただ単価が高い案件はこぞって企業サイトが取り組んでいるため上位表示が難しいという問題もあり…
低単価案件×高単価案件
のハイブリット型ブログを作っていくのがおすすめです。
検索順位の改善
次に、ページアクセスを集めるためには記事の検索順位を上げることが重要です。
要はSEO対策ですが一つ一つ挙げるときりがないため、ここでは特に基本となることを以下3点解説します。
- ドメインパワーを強化する
- 狙ったキーワードをタイトルやH2タグに含める
- ビックキーワードばかり狙わない
ドメインパワーを強化する

ドメインパワーとは、そのサイトが検索エンジン(Google)にどれだけ評価されているかを数値化したものです。
(※パワーランクチェックツールで測れます。)
一般的には、ドメインパワーが高いサイトのほうが検索上位になりやすいとされており、
少しでも上位表示できるよう対策を行うのが多くのブロガーの目標となっています。
ドメインパワーを上げる方法は主に
- 外部サイトからリンクを貼る
- 優良サイトで紹介してもらう
という方法があります。
SNSやオンラインのブログコミュニティでブロガー同士の相互リンクを行い、ドメインパワーを上げようとしている方もいるようですが、Googleの公式見解により過剰な相互リンクはNGとされているため、あまり推奨はできません。
他の人に協力してもらわず、自分一人で外部からリンクを貼るのであれば
に自分のブログを登録するのが良いでしょう(すべて無料で出来ます!)。
※登録しても劇的にドメインパワーが上がることはないため、オマケ程度に考えてみてくださいね。
もしくはバズらせ用の記事を書いてTwitterで拡散→他サイトで紹介してもらうという方法もありますが、初心者には難易度が高くあまりアテにしないことをおすすめします。
もしまだブログを始めていない方がいれば、ドメインパワーの高い中古ドメインを最初から購入・利用するのが手っ取り早いです。
狙ったキーワードがタイトルやH2タグに含める

例えば「脱毛 東京 おすすめ 安い」というキーワードであれば
タイトルは「東京でおすすめの安い脱毛サロン10選」といった風にすべてのキーワードを含めましょう。
すべてのH2見出しにキーワードを入れる必要はありませんが、最低一つの見出しはすべて含めるようにし、残りの見出しは関連性の高いキーワードを入れるのがおすすめです。
ビッグキーワードばかり狙わない
初心者ブロガーが検索ボリュームが大きすぎるキーワード(=ビッグキーワード)を狙っても上位表示できる確率は非常に低いです。
例えば「転職サイト おすすめ」というキーワードであれば検索ボリュームは月間10000以上と多いため、記事が上位表示できればそれなりの集客も見込めます。
しかしその分企業サイトの競合も多いため、個人ブロガーでは太刀打ちが難しいです。

ロングテールキーワードとは?
ロングテールキーワードとは、複数(3つ以上)の単語を組み合わせた検索キーワードのことです。
「オムライス おすすめ フライパン」「リビング テーブル 折りたたみ 北欧」などが該当します。
なおキーワードのボリュームや競合度合いを調べるならseory(セオリー)というツールが便利です。
※1か月間無料トライアルを実施しています。
記事のブラッシュアップ
検索順位にも関連しますが、記事のブラッシュアップ(リライト)も大事です。
読みづらい記事は最後まで読んでもらえず、目的のアフィリエイトリンクをクリックしてもらえる前に離脱されてしまう可能性があります。
今まで書いた記事は読者が読みやすいものになっているか、以下2つのポイントが実践できているかチェックしてみましょう。
- 結論を最初に書く
- 記事のゴールを意識する
結論を最初に書く
結論はできるだけ早い段階で書きましょう。
導入部分が長く、いつまでも結論にたどり着かない記事はイライラしてしまいますよね?
こうした記事は最後まで読んでもらえず、ブラウザバックで他サイトへと移動されてしまい、アフィリエイトリンクを踏んでもらうことができません。
記事のゴールを意識しているか

ゴールというのは、読者にどのような行動を起こさせたいかということ。
アフィリエイトリンクを踏んでもらいたいのか、他の記事に流れてほしいのかといったことです。
サービスのおすすめ記事でアフィリンクを踏んでもらいたいのであれば、
単に「このサービスはオススメです!」と対象案件をつらつら絶賛する記事を書くのではなく、
- サービスの特徴
- そのサービスを利用するとどんなメリットがあるのか
- デメリットは何か(あれば)
- デメリットがあっても利用したほうがいい理由は何か
など、順序だてて説明していくことが大切です。
詳しいことは、コピーライティングの本を読んで勉強してみるのもおすすめですよ。
有名メディア「バズ部」出版のコピーライティングHOWTO本
その他実践したいポイント
その他実践しておきたいポイントも2つあります。
- 記事がインデックスされているかチェックする
- 更新頻度を高める
記事がインデックスされているかチェックする
初歩的なことですが、すべての記事がGoogleにインデックスされているかどうかもチェックしてみてください。
ブロガーさんであればGoogle Search Consoleを利用している人が多いと思いますが、
カバレッジ>有効なページ数
が公開済みの記事数よりも多くなっているかを確認してみましょう。
ここが公開済みの記事数よりも少ない場合、一部記事が検索エンジンに登録されていないことになります。
せっかく書いた記事が検索エンジンにインデックスされていないと、検索結果に絶対に引っかからなくなってしまいます。
少し記事をリライトしてから「インデックス登録をリクエスト」の機能を使ってみましょう。
更新頻度を高める
皆さんのブログの更新頻度はどのくらいでしょうか?

私がまだブログで稼げなかった時代、仕事などが忙しくてついついブログ更新が何か月も空いてしまうことがありました。
すると何となく… Googleにインデックスされるのが遅いのです。
一方ブログ更新を週4回程度と頻繁に行っていた頃は、割とインデックスが早くアクセスもぐいっと伸びたように思います。
とにかくアクセスを増やしたいのであれば、しんどいのを耐えて更新頻度を上げてみるのも一つの対策ではないでしょうか。
おわりに
以上、ブログを100記事書いても稼げない場合にチェックしたい10個のポイントを紹介してきました。
稼げない時にチェックしたいポイント
- 承認率の高い案件を選ぶ
- 平均CVRが悪くない案件を選ぶ
- 報酬単価が高い案件を選ぶ
- ドメインパワーを強化する
- 狙ったキーワードがタイトルやH2タグに含める
- ビックキーワードばかり狙わない
- 結論を最初に書いているか
- 記事のゴールを意識する
- 記事がインデックスされているかチェックする
- 更新頻度を高める
今回紹介したチェックポイントはあくまで「稼げる可能性を高める方法」です。
ご存知の方も多い通り、SEO界隈は日々Googleさんのアップデートにより、嵐に巻き込まれるがごとく検索順位が変動しており、ある時突然今までの手法が通用しなくなることも日常茶飯事ですので過信は禁物です。
しかし、すでに100記事書いて稼げず自信を無くしてしまった方がいれば、実践して損はない方法となっていますので、
実践後にアクセスは伸びるか?読者の滞在時間は伸びたか?といった点をGoogle Analyticsなどで分析し、成果が上がるかどうかを試してみてください。
悩めるブロガーさんの成果が上がることを願っています!