という方向けの記事になります。
記事執筆者:オザック
この記事を読むとPythonを独学で勉強する方法がわかり、読んだあとから独学で勉強に取り掛かることが出来ます!
3分ほどで読み終わるので、Pythonを独学で勉強したい方は最後まで読んでみてください!
目次
【初心者向け】Pythonを独学で勉強する学習ロードマップ
Pythonを勉強して、使いこなせる様になるまでの学習ロードマップをまずは確認しましょう!
ここでの学習ロードマップは初心者からPythonでポートフォリオを作ってエンジニアに転職できるまでのロードマップを示します
学習ロードマップについて
また独学する時の注意点を書いておきます!!
注意ポイント
- 1日30分はやること
- もし出来なくても10秒でも良いから教材を開くこと
- 細かい点はわからなくてもとにかくまずは終わらせることを目指す
- 1回だけじゃなく何周か同じ教材をやること
です!
特に最初の赤文字の2つは大事なので意識して独学をしたほうが良いです!
もし出来ない場合は記事の最後の方にある別の勉強方法を検討してみることをおすすめします!
またPythonでどういうものが作れるのか?についてはこちらの記事が参考になります!
なぜPythonは初心者におすすめのプログラミング言語なのか?特徴を解説
Pythonとは?
Pythonとはグイド・ヴァンロッサムという方が作った高水準のプログラミング言語です。
Pythonの特徴は空白によってコードの可読性を重視し設計されていることです。
実際にエンジニアとしてPythonを書いた身としては他の言語と比べても書きやすく、コードも読みやすいです。
また動的付け言語なので初心者が勉強するのにオススメな言語です。
Pythonの使用目的は?データ解析、機械学習において凄いプログラミング言語!
Pythonはどのような目的で使用されているのか?
エディターで有名なJetBrains社のアンケートでは以下のようになっています。
- データ解析
- Web開発
- DevOps
- 機械学習
- スクレイピング
という順でした。
他のプログラミング言語との違いは
- データ解析
- 機械学習
で多いという点です!
他のプログラミング言語と比べてなぜデータ解析と機械学習が凄いかというと、ライブラリがかなり揃っているということです!
そもそも独学で勉強できる?Pythonは初心者向けのプログラミング言語
ここに注意
もちろん実務で出来るベルまでになるには実際に現場で働いたりしなければ到達しないですが、
エンジニアとしてWebサービスを作り、どこかの企業に内定をもらう程度には可能です!
特にPythonは初心者にとって学びやすいプログラミング言語の一つです!
また機械学習を学びたい方はこちらの記事がとても参考になります!
初心者にとって学習コストが低い言語
- ドキュメントが豊富
- 型がない動的型付け言語である
- 開発環境準備が容易
- 多くの日本人が使っている
という理由でPythonは学習コストが低いです!
Pythonで作られているもの
AI(人工知能)とは機械学習と言われる、大量のデータをあるアルゴリズムで機械が学習して人間が予想もしない未来予測を打ち立てる、人間が作った知能のことです。
機械学習には色々な分野がありますが全ての分野でPythonを使用します。
では実際に有名なAIとはどういうのがあるのか見ていきます。
関連記事
Pythonで作られているもの: AlphaGo
ご存じの方も多いと思いますが、囲碁でAIが人間に勝利したときの初めてのAIがAlphaGoです。
2017年5月27日にイギリスのAI企業ディープマインド社が開発したAlphaGoがその当時人類最強の棋士・柯潔(カ・ケツ)に勝利しました。
元々囲碁は昔から局面での手数が将棋と比べて多く人工知能が人間に勝利するには難しいとされていましたが、 その常識を破ってAlphaGoは一躍有名になりました。
Pythonで作られているもの: Watoson
WatosonとはIBM社が開発したビジネスに活用できるAIです。
ビジネスシーンで大量の文章から知見や洞察を見つけたり、意思決定の場で適切な情報を出すのに役立つツールです。
続いてはAIの他にPythonで開発されているWebサービスを紹介します。
Pythonで作られているもの: Dropbox
Dropboxはご存じの方も多いと思いますが、クラウドに画像を保存しておけるサービスです。
今ではGooglePhotoやiCloudなど多くの画像クラウドサービスがありますがDropboxは画像クラウドサービスの先駆けです。
これはPythonで開発されています。
Pythonで作られているもの: Discord
Discordはゲームをやる人のためのSlackのようなチャットやビデオが出来るツールです。
昨今ではコロナの影響でZoomと一緒にかなり伸びてきているサービスで、これもPythonで開発されています。
初心者も勉強しやすい!Pythonの学習コストが低い理由4つ
Pythonの学習コストは他のプログラミング言語と比べても低いです!
結論から言うと
- ドキュメントが豊富
- 型がない動的型付け言語である
- 開発環境準備が容易
- 多くの日本人が使っている
という点で学習コストが低いです!
ドキュメントが豊富
まずPythonはドキュメントが豊富です!
世界中で多く使われている有名なプログラミング言語の一つで、今でも新しい機能が常に開発されている言語です!
また機械学習を開発すると言うとまず間違いなくPythonを使います。
理由は後ほど説明しますがPythonは機械学習ライブラリに冨んでいるためです。
なので多くのドキュメントがあり、日本語でも多くのドキュメントが存在するため、開発で困っても調べれば殆ど解決します!
コンパイル不要!型がない動的型付け言語だから初心者も学びやすい
Pythonは型というものがない動的型付け言語と呼ばれるプログラミング言語です。
動的型付け言語とは?
動的型付け言語とは変数に型(例えば文字列や数値など)を与えて扱う静的言語とは対になるもので、
型を与えずプログラムが書けるため、細かい型を気にせず比較的簡単にプログラムが書けるようになります。
他にもRubyやPHPが動的型付け言語と言われ、初心者にも比較的簡単に書きやすい言語です。
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開発環境の準備が容易
PythonはPythonをインストールするだけですぐにプログラムを書いて実行することが出来ます!
補足
Javaなどの言語はインストールが面倒な上に、IDEという統合開発環境での開発するのが基本となりIDEでないとなかなか開発自体は難しく、開発し始めるまでに結構な環境構築の時間を要します。
そのためあまり初心者には向いていません。
よくあるプログラムの最初の初歩の初歩であるHelloWorldを表示させるプログラムを書く流れを書いてみると
簡単な流れ
- Pythonをインストール
- Pythonで
print('Hello World')
というコードを打ち、sample.pyで保存 python3 sample.py
でHello Worldと表示される
で出来ます。
多くの日本人が使っている
多くの日本人が使っているプログラミング言語の一つなので、日本語のドキュメントは豊富ですし、pythonに関する勉強会や大きなPython JPのカンファレンス、イベントなども日本で盛んに行われています。
困った場合も日本人エンジニアが多くいる言語だと相談など気軽に出来るのもおすすめポイントの一つです!
Pythonを勉強するメリット・デメリット7つ
では続いてPythonを勉強するメリット・デメリットについて解説します。
メリット
- 初心者に優しい言語仕様
- AIでもWeb開発でも使える一石二鳥
- フレームワーク、ライブラリが豊富
- エンジニア単価が高い
デメリット
- それぞれの分野で使われるライブラリは違う
- 実行速度は遅い
- Web開発での需要が少ない
勉強するメリット: プログラミング初心者に優しい言語仕様
冒頭でも少し話しましたがPythonは動的付け言語と言われる言語で、型と言うものを意識せずにプログラムを書くことができます。
参考
動的型付け言語は他にPHPやRubyなどがあり、いずれも初心者には書きやすい言語となっています。
短いコードでプログラムが書けるような言語仕様なので、割と初心者も理解しやすいという特徴もあります。
勉強するメリット: AI(人工知能)でもWeb開発でも使えるので一石二鳥
ポイント
先程紹介したようにPythonはAI開発では必須の言語ですが、 Pythonは同時にWebサービスやAPIの開発でも使えるオブジェクト指向言語なので、 AIもWebサービスも開発できるため勉強すると一石二鳥です。
また統計解析をする場合でも多くの優秀なライブラリがPythonにはあるので、
データサイエンティストを目指す場合もPythonは必須の言語になります。
注意ポイント
ただ後述しますがWeb開発とAI開発は使うライブラリや実際のプログラムは全然違うので、
PythonでWeb開発ができるようになったからと言って、AI開発が出来るという訳ではないです。
(Pythonが出来る分多少AI開発を学ぶ近道にはなります)
勉強するメリット: フレームワーク、ライブラリが豊富
Pythonは有名なフレームワークやライブラリが豊富に存在していて開発を手助けしてくれるため、初心者には扱いやすいプログラミング言語です!
先程説明した機械学習のライブラリが豊富なのと、他にもスクレイピングやWeb開発をする上でのフレームワークも豊富で、有名なものに
などがあり、基本的にライブラリで開発に困ることはまずないです!
勉強するメリット: エンジニア単価が高い
2020年言語別年収グラフ(HRog参照)
勉強するデメリット: それぞれの分野で使われるライブラリは違う
Pythonでは先程述べたようにWeb開発、AI開発、統計分析など様々な分野で使われていて、 Pythonを覚えるとそれらの分野プログラムを読めることになります。
ただそれぞれの分野でクラス設計や使われるライブラリが違うので、
Pythonが書けるようになる≠AI開発ができる、統計分析が出来る
ということだけは覚えておきましょう!
とはいえ一つの分野を学べばPython自体は書けるので、他の分野でも効率的に学ぶことは出来ます!
勉強するデメリット: 実行速度が遅い
動的型付け言語というのはコンパイルがない分、実行時にコードが機械語に変わり実行されます。
そのためコンパイル言語と比べると基本的に速度は遅くなります。
勉強するデメリット: Web開発での需要は少ない
PythonはAIやデータサイエンスなどあらゆる分野でよく使われる言語のため覚えておいて損はない言語です。 ただWebアプリケーションの開発においては、あまり選ばれにくい言語となっています。
動的型付け言語PHPと比べると明らかに少ないですし、実際に僕も8年以上エンジニアをしていますがPythonでWeb開発をしている会社には出会ったことは少ないです。
またそれらの会社がPythonを選んでいる理由は多くは機械学習系のサービスを展開している会社がどちらもPythonに統一することを狙いとしています。
なぜあまりWeb開発で使われないのか?
- PythonよりもWeb開発に特化した動的型付け言語RubyやPHPがあるため
- RubyやPHPの方がエンジニアを採用する単価がやすいため
- コンパイル言語と比べると実行速度が遅いため
といった理由からです。
なのでWebエンジニアを本気で目指すなら他の言語も検討してみると良いです
【初心者向け】Pythonの勉強方法
では次におすすめの勉強方法を紹介していきます!
これは初心者問わず、経験者でも良い勉強方法であり、実際僕も新しいことを勉強する際はこの方法で学んでいます。
Python勉強方法: Udemy講座で勉強するのがコスパが良い
昨今プログラミングはUdemyで学ぶのがコスパが良いです!
Udemyがおすすめの理由
- 本よりも動画の方が動きがありわかりやすい
- 何度も見返す事ができる
- Udemyでは講師に質問することが出来る
- プログラミングスクールなどに比べて圧倒的に安い
という理由からUdemyで勉強するのをおすすめします!
Pytyon勉強方法: 初心者向けPythonを0から勉強するのに良いUdemy講座
30日間返金保証があります、またセールがやっているときもあるので必ず確認してみましょう!
こちらがPythonをちゃんと勉強したい方にオススメです!
理由は
このUdemy講座をおすすめする理由
- Pythonの環境構築が簡単に出来る
- Pythonの文法基礎が詳しくかかれている
- 開発において重要なオブジェクト指向について詳しく説明されている
- 例外処理の書き方について詳しく説明されている
があります。
初心者はまずプログラミングの基礎、Pythonの文法を学ぶ事が重要
まずは初心者はプログラミングの基礎となる
- プログラムをどうやって動かすのか?
- Pythonの書き方、実行方法
- Pythonの特徴
を学ぶ必要があります。
上記が出来なければ当然ですが、プログラムでWebサービスを作るというのは全く出来ないことになります。
開発で重要なオブジェクト指向を学んでいく
またプログラミングをする際はオブジェクト指向でプログラミングしていくというのが重要です!
オブジェクト指向とは?
「オブジェクト指向」に明確な定義はありません。あくまで概念的なもので正確な答えはないです。
強いて言えば、オブジェクト指向とはオブジェクト(モノ)ごとに分割してプログラムを書き、 それを組み合わせてプログラムを設計するということです。
例えばテレビと音響と机を一つのオブジェクトで表現するとプログラムが複雑になるため、それぞれに分けてプログラミングし、それを組み合わせることでプロラムを表現するというようなことです。
注意ポイント
特にWeb開発やモバイルアプリ開発ではこの概念は重要なので必ず学習する必要があります。
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また勉強は本でしたいという方も多いかと思います!その方々はこちらの記事がとても参考になります!
【2022年】Python初心者におすすめの学習本15選
職種ごとに独学で勉強する方法
Pythonの基礎が勉強できたら次になりたい職種ごとの勉強方法を職種ごとに紹介していきます!
今回は
- Web開発
- AI開発
- データサイエンス
の3つに分けて勉強方法を解説します!
【Web開発をしたい人向け】独学でWeb開発が出来るようになる勉強方法
Pythonが基本的に出来るようになったら、Web開発ができるようになりたい方はフレームワークの使い方を覚えていきます!
Webフレームワークとは?
Webフレームワークとは、Webサービスを簡単に作れるようにしたキットになります。
自分で実装すると手間なデータベース接続やHTTPリクエストの処理などを全てWebフレームワークが担ってくれて、 殆どの会社でWebサービスを開発する際にはWebフレームワークが使われます。
Pythonで有名なフレームワークはDjangoかFastAPIあたりになりますので、それぞれのフレームワークでおすすめのUdemy講座を紹介します!
Djangoを独学で勉強する場合のおすすめUdemy講座
この講座はベストセラーになっていて、とても安価なのでおすすめ!
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FastAPIを独学で勉強する場合のおすすめUdemy講座
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ポイント
昨今はこちらのFastAPIの方が軽量のため、使われるケースが増えてきています。
ただどちらかのフレームワークを勉強すれば、もう一方もすぐに覚えられるので、選ぶのはどちらのフレームワークでも良いです!
【データサイエンティスト向け】独学でデータサイエンスが出来るようになる勉強方法
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いくつかデータサイエンスの講座があるのですが、まず初心者がやるには一番簡単で且つ実践的なこちらの講座がおすすめです!
注意ポイント
他のデータサイエンス講座は初心者にとってはなかなか難しいので、しっかりと講座内容を見て決めましょう!
【AI開発をしたい人向け】独学でAI開発が出来るようになる勉強方法
30日間返金保証があります、またセールがやっているときもあるので必ず確認してみましょう!
この講座の特徴はAIというのは基本的にAI開発用のライブラリなどがあり、それを使うケースが多いのですが、 それだとAIの基本的なことがわからずただライブラリの使い方しかわからないです。
なので初学者はこのUdemy講座でAI開発の基礎を学ぶのが良いです!
詳しくはこちらの記事がとても参考になります!
Pythonを独学で勉強するのは難しい方へ
Udemy講座で職種別にPythonを独学で勉強する方法を解説していきましたが、 実際に独学というのはそれなりの持続力がないと続かないのが現実です。
今回はそういう人のために独学以外の勉強方法を紹介します!
Pythonが学べるおすすめのプログラミングスクール
本気でコミットしてプログラミングを学ぶ場合はプログラミングスクールなどの専門な所が良いです!
途中で挫折する不安や挫折経験が過去にある方はプログラミングスクールでの勉強方法をおすすめします!
一番オススメのプログラミングスクールはテックアカデミーのPythonコースがオススメです!
社会人 | 17万〜33万 |
学生 | 16万〜26万 |
(学習期間によって値段が違うのでご確認ください!)
テックアカデミーの詳しい評判はこちらの記事がとても参考になります!
【受講前必読】テックアカデミーの評判はひどい?おすすめコースも解説
安くPythonやAI開発、Web開発をエンジニアに教わりたい方
- Pythonの基礎
- AI開発
- Web開発
などを安く学びたい方はMENTAというサービスを使うと良いです!
MENTAというサービスはWeb開発を学びたい人とそれを教えられるエンジニアをマッチングするというサービスです!
このサービスのメリットとしては
- 現役エンジニアから学べる
- 安い
というのがあります。
ただデメリットもあり
- 自分でMENTAからエンジニアを探さないといけない
- 副業でやっているエンジニアが多いので、場合によってはレスが遅い
などがあります。
なので初心者の方はどのメンターが良いか目利きをするのが難しいので、まずはプログラミングスクールの無料カウンセリングを受けて検討してみると良いです!
Pythonを独学で勉強する方法・学習ロードマップまとめ
今回は「Pythonを独学で勉強する勉強法と学習ロードマップ」について現役エンジニアが解説しました。
Python独学勉強法・ロードマップ
- Udemy講座で勉強していく
- Pythonのプログラミングが基本的に出来るようになったら職種別のUdemy講座を更に勉強していく
- 独学で苦手な場合はMENTAで専門に教えられる人を探して教えてもらう
- 本気で0からコミットして勉強したい人はテックアカデミーのPythonコースがおすすめ!
昨今はIT人材が不足していて、多くエンジニアが今後必要になるという試算が経済産業省の試算で出ています。
なので需要と供給を考えると今からでもエンジニアと言う道は全然間に合います!!
少しでも興味のある方は一度プログラミングスクールの無料カウンセリングなどを受けてざっくばらんに今後のキャリアプランを聞いてみると良いです!(勧誘は一切ないので安心してください)
無理な勧誘はなく、日時選択から、30秒で申し込み可能!