SNSの進化 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

SNSの進化

(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、インターネット上で不特定多数のユーザ同士がコミュニケーションを取ることが出来るウェブサービスです。国内ではmixiやGREE、世界的にはfacebookやMySpaceが有名ですが、ユーザは新しいサービスを求め続け、SNSの運営者は常に進化し続けることを求められます。

会員は自己紹介を含めた様々な情報を登録し、初めはリアルの世界で友人関係にある者同士が結び付き、そこから仕事関係者や顔も知らない第三者へと広がっていきます。友人からの紹介やコミュニティ参加によりユーザによっては1000人以上のつながりを持っている人もいます。

最近では、SNSは他のウェブサービスとの連携や独自アプリケーションの提供により、さらなる利便性の向上を図っています。一昔前にポータルという言葉が流行しましたが、SNSはウェブサービスのポータルを目指しているのかもしれません。ウェブコミュニケーションに関わるすべてをひとつのサイトの中で実現する。そのためにはSNSは日常生活の一部に組み込まれるよう、リアルの世界に近づく必要があります。

サイバーエージェントが運営する「」はその入口とも言える試みです。インターネット上に自分の分身となるキャラクターを作成し、自由にバーチャル空間を歩き回る。洋服を買い与えてファッションを楽しむことが出来る。そして、チャットのようにリアルタイムで他のユーザと会話が出来る。ここにおいて現実の世界と違うのは、キャラクターがアニメーションであるということと、会話はキーボードで打ち込み、肉声ではないということくらいです。

一方、アメーバピグのようなサイトはリアルタイムサービスであるため、mixiのように日記を書き残したり、コミュニティ参加という概念がありません。その場の情報公開が主であるため、過去の発言などを見ることができないのは、ユーザ同士の結び付きが希釈になる可能性があります。

mixiとアメーバピグは似て非なるウェブサービスですが、これを融合できればユーザの満足度は確実に上がるはずです。また、人が集まれば、そこには企業も集まり、さらなるビジネスを生み出します。

リアルの世界も、バーチャルの世界も、これまでは別々の生い立ちを辿ってきましたが、SNSを中心としたパイプラインの台頭により今後はより一層融合に力を入れ、新たな価値を生み出してくれるものと信じています。