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CMSの使用上の留意点

  • 2008/08/12
  • カテゴリー:CMS

以前、「CMSの利点」という記事を書かせていただきましたが、すべてに陰と陽があるようにCMSにも使用する上での留意点があります。そして、ホームページを制作するにあたって「CMSは万能ではない」ということを念頭においていただいた方が良いかもしれません。

1. 制作費用は削減されない
CMS(コンテンツ・マネージメント・システム)は、運用管理面を向上させることに主眼が置かれ、ホームページの制作費用が削減できるわけではないということです。全体のフレームワーク(テーマ)の制作に関しては、独自の関数を利用する分、通常のHTMLより手間(費用)がかかります。

2. 更新にはスキルが求められる
更新担当者にはそれなりのスキルが求められます。本サイトのようにメインコンテンツ(画面左)が単純な文字の羅列であれば問題ありませんが、画面構成が複雑になってくると多少のHTMLの知識が要求されます。日頃、ブログを書き慣れている中級者以上の方でないと勉強が必要になってきます。

3. 構築環境の制限
CMSを導入するには、データベースや特定のプログラム環境が用意されていることが前提になります。また、ファイル数が多いため、運用を考慮し、ハードディスク容量も確保する必要があります。そうなってくるとホスティング(レンタルサーバ)でも使用できるところとそうでないところが出てきます。

4. 複雑なバックアップ・リストア
「HTML + CSS」の単純な作りであれば、ファイルをコピーすることでバックアップ・リストアが完了しますが、CMSはソースをデータベースで管理しているため、データベースバックアップ・リストアが必要になります。専門家としてはデータベースの方が楽なのですが、一般の方には敷居が高い作業になります。

今回はCMSのネガティブな側面を書かせていただきましたが、上述した「CMSの利点」のようにポジティブな側面もありますし、ウェブが管理画面ということで専用ソフトウェア(Dreamweaverなど)を必要としません。自社のリソース(人材等)とこれらポジティブ・ネガティブの要素を踏まえ、最適なホームページ制作・管理体制を検討することが大切になります。

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