iOS4 on iPhone 3G をJailBreak する際の注意点
iPhone 3GユーザでiOS4にアップデートされた方も多いでしょう。それと同時にJailBreakも一度クリアされるので、再インストールする必要が出てきます。そのための方法はインターネットで検索するとたくさんヒットしますが、実際に作業を行う過程でエラーが頻発するとの報告が出ています。ここには注意が必要です。
まず、JailBreakについてはオフィシャルな対応ではないので、万一の導入後のトラブルも含め、自己責任にてご対応ください。
JailBreakには、上記のようなリスクがある半面、様々なメリットもあります。例えば、iPhone 3GをiOS4にアップデートしてもマルチタスキング機能は使用できません。また、ホーム画面の背景も任意の画像を選択することができません。しかし、JailBreakを行えば、この両者が可能になります。それ以外にもApp Storeにはない、様々なアプリがインストールできるので、個人的にはJailBreakは欠かせません。
筆者が導入したJailBreakには、RedSn0wを使用しました。2010年8月2日現在の最新バージョンは「redsn0w 0.95beta5-5」になると思います。こちらをダウンロードし、解凍後に実行するとiPhone 3Gに導入済みのiOS4のファームウェア(IPSW)の参照がリクエストされます。
iPhoneは常にアップデートしているので、ファームウェアも最新のものを・・・とダウンロードしたIPSWファイルを参照すると「Unable to recognize specified IPSW for your CURRENT firmware.」というメッセージが出てきます。このエラーメッセージが頻繁に報告されている内容です。
これはメッセージの通り、導入しているiOS4のファームウェアのバージョンとRedSn0wで読み込もうとしたファームウェアのバージョンが異なるために起きたエラーです。もし、同様の現象に遭遇した場合は、少し古いファームウェアを使用してみてください。iPhone 3Gに導入したファームウェアとマッチすれば、JailBreakは正常に行われるはずです。