タブレットPCが主流になる日が来る | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

タブレットPCが主流になる日が来る

先日、「アップル – 話題の新デバイス「iPad」の位置付け」という記事を書かせていただきました。その中で筆者は「年末にかけて、今度はChrome OSを搭載したネットブックが販売される予定になっています。そうなるとこちらはiPadと比較されるでしょう。」と書かせていただきましたが、その可能性がさらに強まっています。

というもの一部のメディアやグーグル関係者よりChrome OSを搭載するデバイスがタブレットPCになるという話しが浮上しているのです。これが事実であれば、確実にiPadとの直接対決になります。

競合とはいえ、アップルとグーグルがタブレットPC市場で熾烈な競争を繰り返すことがあれば、消費者のマインドもタブレットPCへと移っていきます。現在はネットブックがモバイルPCとしての地位を確立していますが、それが根底から覆される状況になるわけです。

タブレットPCが主流になることによるもうひとつの大きな変革は「脱Windows現象」です。今はPCと言えば、無条件と言っても良いほど、マイクロソフトのWindowsがバンドルされています。しかし、iPadやChrome OSは、当然のことながらWindowsではありません。若年層ではそのファッション性からタブレットPCを愛用する人も出てくるでしょう。iPhoneが国内でも数百万台のシェアを持っていることでその傾向はある程度立証されています。

マイクロソフトも当然、その傾向があれば黙ってはいません。Windowsを搭載したタブレットPCを販売するはずです。しかし、ここで問題になるのが、タブレットPCではマウスを使用しないということです。全ての操作がタッチパネルで完結するので、マイクロソフトとしては、 Mobileを拡張させるかたちで対抗するしかありません。

問題はWindows Mobileのシェアです。日本におけるスマートフォン市場ではiPhone優位の状態にあり、消費者はWindows Mobileに対する免疫(慣れ)を持ち合わせていません。ここには、アップルもグーグルも漬け込み、PC市場にもその流れが波及する可能性もあります。

タブレットPCは、単にiPadのためのデバイスというだけではなく、PC市場構造を大きく変化させる要素を持っています。

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