国内通信サービスの一本化と競争の激化 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

国内通信サービスの一本化と競争の激化

通信サービスは、もはや携帯電話や固定電話といった単体サービスで勝負する時代ではなくなりかけています。本日、KDDIが固定通信サービスとスマートフォンを組み合わせた割引プランを発表し、続けて「月額390でのAndroidアプリダウンロードし放題」まで発表しました。

この手の戦略はNTTも手掛けてきましたし、さらに競争は激化してくでしょう。

KDDIとNTTは、ご存知のように日本における二大テレコム企業です。通信インフラの大半を掌握し、この二社が本気になれば第三勢力は手が出せません。当然、独禁法等の規制はありますが、単体サービスで勝負することはまず敵いません。

これまでの日本の携帯電話事業は、機種とキャリアの結び付きが強く、通信サービスでの競争はほとんど行われてきませんでした。それがナンバーポータビリティができるようになり、SIMフリーも利用できるようになり、個人のキャリアの乗り換えに対する心の障壁が低くなったことは間違いありません。

加えて、スマートフォンの代名詞とも言えるiPhoneがauから販売されることになり、市場にも変化が現れました。2011年12月の契約者純増数は、NTTドコモが21ヶ月ぶりにトップとなり、MNPは3ヶ月連続でauという結果です。

この背景には、Androidの機能拡張もあるでしょうが、やはり通信サービスの充実もあると思います。筆者の知人でもiPhoneからWiMAX搭載スマートフォンに魅力を感じ、乗り換えた方もいますし、他の通信サービスと併せてKDDIで一本化したという話しも耳にします。

以前、ソフトバンクが提唱した「光の道」構想がありましたが、通信サービスの更なる充実はそこにも繋がっていくかもしれません。