携帯電話とCRM | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

携帯電話とCRM

4月10日のITproの記事によると靴修理チェーン店「ミスターミニット」を展開するミニット・アジア・パシフィックが(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)に本格的に乗り出したとのこと。手始めとして無料メール会員サービス「@MINIT」を開始したところ、予想を大きく上回る登録数を獲得したとのことです。

ミスターミニットは、同サービスにより会員に各種サービスやキャンペーン情報等を配信し、得られた顧客属性情報や取引履歴は地域別のサービスや出退店計画をシミュレーションするなど幅広い戦略業務に活用していくようです。

CRMは顧客情報の量と質が生命線となり、同社では、携帯電話のバーコード機能により会員登録できる仕組みを採用。手続きが容易であるため、店舗利用者には受け入れられやすいでしょう。現在、携帯電話の国内普及率は90%前後を推移しており、ミスターミニットが出店しているデパートや駅周辺の利用者は100%近い保有率であることが想定されます。また、デパートの休憩所では携帯電話利用率が高く、これを媒体とすることは素晴らしい発想と言えます。

経費の側面から見ても申込用紙が不要、電子メールでの告知であればダイレクトメールのよりも低コストで収まります。また、会員へのアンケートの媒体としての役割も果たし、サービスの改善に努めていくそうです。今後は販売時点管理を可能とする新POSシステムを導入するなど積極的なIT導入を予定。

CRMのよる顧客分析や販売分析も情報活用の一環であり、これまでは表面化しきれていなかったビジネスインテリジェンスが今後、さらに加速していく予兆にも見受けられます。