電子メディアの市場変化 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

電子メディアの市場変化

先日、オリコンからの発表でCDランキング30位の売上枚数が初めて2000枚を切ったと発表がありました。ほんの数年前まで上位3位くらいはミリオンセラーであったのが嘘のように市場は変化しています。これはCDに限らず、DVDやブルーレイなどの電子メディア全般に言えるのではないでしょうか。

CDに関して言えば、代わりにシェアを占めているのはダウンロードです。iPod・iPhoneなどのメディアプレイヤーの出現によって、人々の音楽に対する観念は、物理的なものから論理的なもの(データ)へと変化しています。

また、CDは流通経路や人的関わりからコストがかかり、ダウンロードと比べると割高です。同じものが形を変えて安く手に入るのであれば、そこに市場が流れていくのは当然のことです。CDは傷が付けば使用できませんが、データはバックアップを取ることで万一の事態にも備えることができます。

しかし、一方で映像についてはここまでのデータ指向が見られません。筆者自身、DVDレンタルがほとんどです。地デジを導入して光回線をつなげていても、レンタルを利用される方は多いのではないでしょうか。宅配レンタルが普及して、売上を伸ばしているはその典型です。

映像配信は料金面でもその他サービス面でもまだまだ改善の余地があると思いますが、2011年に完全地デジ導入となり、そこから数年経てばこちらも音楽同様、大きな変革期を迎えることは間違いないでしょう。クラウドコンピューティングなど、物理的な保存媒体を必要としない技術が発展し、電子メディアの在り方は刻々と変化していくでしょう。

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