日米における携帯ブログ市場の違い | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

日米における携帯ブログ市場の違い

昨日の投稿「WordCamp Tokyo 2009 に参加してきました!」にも登場した、WordPressの生みの親であり、AutomatticのCEOであるMatt Mullenweg氏の基調講演の際、参加者から興味深い質問が上がりました。

「アメリカにおける携帯ブログの利用状況はいかがでしょうか?」

同氏の回答(要約)は「現状、ほとんどがPCで携帯からのアクセスはそれほどではない。」とのことでした。しかし、続けて「iPhoneのようにPCライクなモバイルの利用者が増えれば変化が現れるでしょう。」との見解を持っていました。

同イベントにおいてWordPressの人気プラグイン「Ktai Style」の開発者である池田百合子さんは、その講演の中で「日本におけるインターネットアクセスの約半分は携帯電話であるという統計が出ています。」とお話しされていました。確かに芸能人ブログの更新のほとんどが携帯電話からされており、十代を中心に携帯電話を主要な端末として利用しているユーザが多いことも日本では間違いありません。

携帯からのアクセスが主体のサイトとそうでないサイトもありますが、この違いは国の文化や考え方にあるのではないでしょうか。

一方で、日本でのブログの利用形態を考えると、Twitterの存在が気になります。前述の芸能人ブログを例に取ると、その投稿のほとんどが200文字にも満たない短文です。携帯電話での入力となれば、長文を打つことはストレスですし、何より読み手は自分が注目する芸能人が今何をしているかが気になっているので、「ランチには~を食べた!」といった内容でも楽しみなわけです。

そうなると従来のブログよりTwitterの方がニーズが高い気がします。リアルタイム(チャット感覚)で書き込めるショートブログ。フォローしておけば、読み手には投稿内容が自動通知される。コメントも付けやすい。必要な条件が揃っています。残念なことに日本ではそれほど浸透しておらず、名前を聞いたことがあっても利用方法が分からないといった方がいます。

欧米ではTwitterの利用者が爆発的に増え、他のウェブサービスを凌駕しています。日本でも近いうちに注目されるでしょうが、そうなれば日本の携帯ブログ市場も大きく変わるかもしれません。