PayPalが目指すものは新たな消費行動 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

PayPalが目指すものは新たな消費行動

まずは上記の動画をご覧ください。英語が苦手な方でも何が行われているか大体の想像が付くと思います。PayPalは単なる電子マネーではなく、より生活や消費行動に根付いた新たなサービスを創りだそうとしています。

動画序盤では、父親が娘にお小遣いを与えています。もちろん紙幣でも硬貨でもなく電子マネー()です。バンプすることで送金され、それを持って、娘は服を買いに行きます。商品のバーコードから在庫状況を確認し、自分のサイズに合うものがなければ近くのお店の情報を取得し購入する。そんな夢のような仕組みが実現されようとしています。しかもひとつの国だけではなくグローバルレベルで。

EdyやSuicaは日本人の消費行動に大きな変化を与えました。スーパーに行けばキャッシャーには電子マネー専用の端末が置いてあります。オフィス街では財布を持たずに携帯電話だけを持って食事に行く女性の姿をよく目にします。数年前はそのような情景ですら非現実的でした。

それを考えれば、PayPalが起こそうとしているイノベーションは現実的なものと捉えることができるでしょう。ポイントはインフラの整備になりますが、それも時間の問題。

デビットカードは既に古い仕組み、クレジットを電子マネーで実現できれば、長年不動の地位にあったクレジットカードもどうなるかわかりません。

日本ではまだまだ知名度の低いPayPalですが、電子マネーの国際化が進めば、既存の電子マネーの多くは淘汰されていくでしょう。