インターネットビジネス起業における注意点 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

インターネットビジネス起業における注意点

近年、インターネットを媒体としたビジネスモデルによる起業が著しいことは誰の目にも明らかです。古くは検索サービスやブログ、現在はSNSやクラウドに注目が集まっています。今現在、起業を考えビジネスモデルを模索している方もいるでしょう。その際、成功例を参考にするのも良いですが、失敗例にこそ目を向ける必要があると筆者は考えます。

実は筆者もインターネットビジネスの立ち上げに携わり、失敗した経験があります。その原因は様々で一言で言えば努力が足りなかったということなのですが、要所で気を付けなければならない点があったことも確かです。基本的なことなのですが、それぞれのポイントを挙げさせていただきます。

同士を作る

ひとりでもやっていける確かな基盤があれば問題ありませんが、起業は本来ひとりで行うものではありません。ひとりのアイディアには限界があり、検証を行うにも必ず先入観が邪魔をします。苦しい状況下でも目標を共有し、切磋琢磨し合えるモチベーションを持った者同士が数名集まらなければ、高いステージに上がることは難しいでしょう。

事業計画書を作成する

起業は勢いだけで成功するものではありません。メンバーの認識を統一する意味でも文字として書き残す。そのためには事業計画書を作成しておかなければなりません。資金調達、原価、収益、仕入、マーケティングのすべてにおいて事細かくシミュレーションすることは絶対です。

仕入とマーケティングには要注意

インターネットビジネスを展開する場合、特に注意しなければならないのが、「仕入」と「」です。

ビジネスモデルにもよりますが商品の大半は情報です。情報が充実しなければ利用者を増やすことはできません。立ち上げ段階でどの程度の情報量が必要なのか目標値を定め、サービスインまでにどうやってその情報量を仕入れるか、まずはここが第一関門になります。この計画が明確にならない限り、希望的観測だけで起業はしない方がよいかもしれません。

仕入がサービスインまでの関門であれば、サービスイン後の関門はマーケティングです。SNSが顕著な例ですが、利用者が集まらないことには収益につながりません。過疎化したサイトは当然閉鎖に追い込まれます。広告費や営業費を費やし、最終的にはマイナスで終わってしまう。これが最悪のシナリオであり、多くのケースです。

収益モデルは慎重に!

当たり前のことですが、起業する以上、収益モデルを確立しなければなりません。安定稼働してるウェブサービスを参考に収益モデルを検討し、客観的に妥当性を判断することが大切です。楽観的に広告収入ばかりを考えていると失敗する確立が高くなります。

差別化を図る

リアルのビジネスもそうですが、サービスに差別化を図れないようであれば事業の継続は困難を極めます。新しいサービスを創出する、既存のサービスの中でも特定分野に特化する、高い技術力を提供する、そういった特徴がなければ起業したばかりの無名会社が注目を浴びることはありません。

上記を踏まえ、一度決めた計画は迅速に実行する。時には経済環境により方向修正を強いられることもあるでしょうが、それに対しても柔軟に対応する。実業務レベルでは気が遠くなるほどの作業が待ち受けているでしょう。それを乗り越えていくのも同士あってのこと。インターネットビジネスの起業を検討しているのであれば、まず同士を見つけてください。