データ(情報)量の概念と実態 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

データ(情報)量の概念と実態

家電量販店でパソコンの最新機種を見ると10万円以下は当たり前、ハードディスク(以下:HDD)のサイズも100GBを超えるものばかり。Windows 95が出回りだした当初は30万円以下のパソコンはほとんど存在せず、HDDも2GB程度でした。当時のスーパーコンピュータが今のパソコンといったところでしょうか。

USBフラッシュメモリやSDカードにも16GBを超えるものが現れ、価格も1万円以下。HDDを中心としたこういったストレージはどこまで進化し、低価格化が進んでいくのか、消費者の立場で考えると喜ばしいことです。

ただ、よく耳にするこの「バイト」という言葉、ニュースや紙面にも出てくるのでご存知の方は多いと思いますが、目に見えないものなので実感が沸き辛いと思います。

まず、データの単位をおさらいしておきますと以下のようになります。

・ 1KB(キロバイト)= 1000B(バイト)
・ 1MB(メガバイト)= 1000KB(キロバイト)
・ 1GB(ギガバイト)= 1000MB(メガバイト)
・ 1TB(テラバイト)= 1000GB(ギガバイト)

ここまでは算数のような世界でまだ分からないと思いますので、実際に幾つかのサンプルを挙げてみます。

・ 半角1文字 = 1B
・ 全角1文字 = 2B
・ 音楽1曲(CD)= 約4MB
・ 映画1本(DVD)= 約4.7GB

この例で考えると100GBのHDDには、400字詰め原稿用紙で約12,500万頁、音楽で約25,000曲。映画で約21本入る計算になります。パソコンの場合、WindowsなどのOSが元々入っているので、この容量分は差し引いて考えなければいけませんが、それでもかなりの情報を収容することができます。その上、上述したようにUSBフラッシュメモリやSDカード、さらには追加のHDDまであれば、図書館やレンタルCD/DVDショップレベルの情報が1台のパソコンの中に出来上がってしまいます。それだけ現在の情報管理および処理能力は高度化しています。

これだけのスケールを持ったストレージやシステムを会社の情報処理に活用しない手はありません。多くの中小企業では、省スペースや情報管理の問題に迫られてはいますが、解決の糸口をつかみきれないでいる現状があります。システムやパソコンといった言葉を聞くと拒絶反応を示してしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、会社のために「情報の管理と処理」に取り組まれてはいかがでしょうか。

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