こちらはブログのリライトの目的や、リライト方法が知りたい人のための記事です。
記事監修者:オザック
年収1000万超、Web開発を生業にしていて9年以上のオザックです!
某有名R社で働き、副業も含めて個人事業主で関わってきたプロジェクトは20以上。
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ブロガーの皆さん、こんにちは。
当ブログの収益推移です!
ブログの収益アップに不可欠な作業のひとつに、リライトがありますよね。
リライトとはご存知の方も多い通り、「公開済みのブログ記事を書き直すこと」です。
ですが実際にリライトするとなると、「ちょっと面倒くさいな」という気持ちが先行してしまうのは僕だけではないはずです。
以前は
- リライト作業は新規記事のアップに比べると地味
- あまりやる気が起きない…
- どこからどこまでリライトすればいいのかわからない…
- いっそリライトせずに新規記事だけアップしていたい…
なんて感情がわいてしまったこともありましたね…。
しかしリライトは新規記事の投稿と同じくらい重要な作業です。
ないがしろにすると収益が伸びないばかりか、まったく稼げないブログになりかねません。
この記事で分かること
- リライトの目的・メリット
- 記事をリライトすべきタイミング
- リライトの方法
- リライトしても効果が出なかった時の対処法
この記事を読み終える頃には、今まで何となく記事をリライトしていた人も
どのような基準で、どんなゴールを目指してリライトすべきかしっかりイメージできるようになるはず。
ぜひブックマークしてあなたのブログ更新に役立ててくださいね!
ブログをリライトする目的
一旦、ブログをリライトする目的をはっきりさせてみましょう!
ブログをリライトする目的
- 検索順位のアップ
- コンバージョン率のアップ
- 記事内容を新しいものに書き換える
検索順位のアップ
リライトの第一目的は、Googleなどで表示される検索順位をアップさせること。
リライトによって
記事を改善 → Googleからの評価アップ → 検索結果でも上位で表示される
という流れです。
検索順位がアップすれば当然アクセス数が増えます。
「もっと多くの人に記事を読んでほしい」という願いは多くのブロガーさん達が持っていると思うので、
自己満足目的の日記ブログを運営していない限り、リライトは何が何でもやっておくべき。
コンバージョン率のアップ
2つめの目的はコンバージョン率のアップです。
コンバージョンとは、その記事で最終的に目指す読者のアクション・成果のこと。
アフィリエイトブログなら、読者にサービスの申し込みや資料請求をしてもらうことがコンバージョンにあたります。
加えて集客記事から収益記事へ飛んでもらうことも一種のコンバージョンです。
リライトによって商品の購入率が上がったり、収益に繋がる記事に誘導できたりすれば、アフィリエイトブログとしては万々歳ですね!
記事内容を新しいものに書き換える
リライトの第3目的は、サイト内の古い情報を最新情報に書き換えること。
たとえば記事内で使っているデータが古すぎるとブログそのものの信頼感が下がってしまいます。
当然、新しいデータが出ていれば差し替える必要がありますよね。
ブログをリライトするのはいつ・どんな時?
ブログは上位表示できてない時やCV率が低い時にリライトする
記事が上位表示できていない時や、コンバージョン率(CV率、CVR)がイマイチな時にリライトを行います。
たとえばある記事がすでに検索1位を取れていて、十分なコンバージョン率があれば、
その記事は現状ライバルサイトに勝っていることになりますよね。
内容が古かったり間違っていたりしないのであれば、すぐにリライトする必要はありません。
2位以下であれば積極的にリライトしたほうが良いですね。
次の表は検索順位別のクリック率を調べた結果です。(seo Clarityによる調査)
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 13.94% |
2位 | 7.52% |
3位 | 4.68% |
4位 | 3.91% |
5位 | 2.98% |
6位 | 2.42% |
7位 | 2.06% |
8位 | 1.78% |
9位 | 1.46% |
10位 | 1.32% |
seo Clarity "2021 CTR Research Study" より引用
検索1位のページが約14%のクリック率なのに対し、2位になると一気に7.5%までダウンします。
10位になるとクリック率はたったの1.32%となり、ほとんどクリックされていないことがわかりますよね。
ブログを収益化したいなら、妥協せずとにかく1位を目指して順位アップを目指していくことが必要です。
検索順位の調べ方
ブログの検索順位はGoogle Search Console(グーグルサーチコンソール)で調べられます。
確認するにはサーチコンソールの
メニュー>検索パフォーマンス
のページで「平均検索順位」にチェックを入れます。
検索パフォーマンス画面
次に画面をそのまま下へスクロールしてみましょう。
タブを「クエリ」→「ページ」に切り替えると、記事ごとの検索順位が表示されます。(画像右側の赤い四角の部分)
クエリごとに検索順位が表示される
ここではずらっと記事順位の一覧が出てくるので、どの記事からリライトすべきか迷ってしまうと思います。
リライトの手間があまりかからない、もしくは自分が書きやすい記事から手をつけても良いですね。
ブログをリライトする方法
ブログのリライトには、主に4通りの方法があります。
- 競合サイトの内容をチェックし、取り入れる
- 重複ページがないかチェックし、あればまとめる
- サジェストキーワードの要素を入れる
- 記事のゴールが自然な着地点になるように見直す
検索結果上位の競合サイトの内容をチェックする
ひとつ目の方法は、狙っているキーワードで競合サイトをチェックすることです。
具体的には上位サイトの見出しや記事内で扱っている内容を参考にし、
自分の記事にも取り入れていきます。
上位化できている=検索エンジンから評価された記事構成だということです。
最短で検索上位を目指すなら、大まかな流れは上位サイトと似たものにするのが正攻法です。
上位表示できているのは読者の検索意図にマッチしている証拠だからです。
ただしコピペは絶対NG!
また同じキーワードでもサイトによって違う検索意図を想定していることがありますが、
基本的には上位サイトで共通している内容に合わせたほうが良いですね。
ポイント
ここで注意したいのは、検索エンジンはサイト独自のオリジナル要素も重要視しているということ。
似たような記事構成(内容)にしたうえで、他のブログにはないオリジナルの見出しを入れてリライトすることで
良いとこ取りをした記事へとブラッシュアップできるはずです。
重複ページがないかチェックし、あればまとめる
2つ目の方法は、自分のブログ内で重複した内容のページがないかチェックすることです。
もしあれば、それらの記事をまとめる形でリライトしてみましょう。
ひとつのキーワードで検索しているのに自分のブログの複数ページが検索に表示されている場合、
カニバリング(共食い)と呼びSEO評価が分散している状態になります。
なお重複ページの中で消さずに残したほうが良いのは、順位が高いほうの記事です。
リライト後の順位が高いページにカニバリングしていた記事URLを301リダイレクトで送ってください。
301リダイレクトとは?
301リダイレクトとは、アクセスすると訪問者を指定したURLへ自動的に飛ばせる機能です。
移動元ページのSEO評価を移動先に引き継げると言われているため、重複ページのコンテンツをまとめた後などによく利用されます。
WordPressブログであれば、Redirectionというプラグインで簡単に設定可能です。
検索のサジェストに出てくる要素を入れる
3つ目は、関連するサジェストキーワードから、利用者はどんな目的で検索しているか予測してリライトする方法です。
たとえば「生姜 レシピ」というキーワードを狙っていたとします。
ただ生姜と言っても、スープのレシピを求めている人もいれば、煮物のレシピを求めている人もいますよね。
がむしゃらに生姜に関係するレシピを色々載せたとしても、読者の意図にマッチしない可能性があります。
サジェストキーワードの表示例
サジェストキーワードとは、Googleで検索ワードを入力した際に自動で提案される関連キーワードのことです。
上の画像だと、「生姜レシピ 大量」「生姜 レシピ スープ」などが出てきています。
これを見るとスープはもちろん、漬物のような生姜を大量消費できそうなレシピを記事に追加しても良さそうだな、という発見もありますよね。
記事のゴールが自然な着地点になっているかチェックする
4つ目は、記事のゴールが自然な着地点になっているか確認することです。
記事を公開した時には気が付かなくても、
しばらく時間が経って読み返すと流れや文体に違和感を感じることってありますよね。
これは極端な例えですが、自宅のリフォームに関する記事を読んでいたのに
ラストで突然転職サイトの登録をオススメされたら「あれ?」と感じますよね。
初心者さんにありがちなのですが、記事の内容と扱うアフィリエイト案件のズレが大きいとこうした事態になってしまいます。
もしくはテーマが合致していても、繋ぎの文章がうまく書けていないことから着地の仕方がおかしくなっている記事もありますね。
具体的には読者のお悩みや理想を想定し、
- 今あなたは〇〇というゴールに向かって頑張っていますよね。
- ただしそのゴールにたどり着くにはこうした問題があります。
- その問題を解決するにはコレを使うと良いですよ。(案件スッ)
といったシナリオを作ってしまえば良いのです。
利益を作りたい気持ちはわかりますが、繋ぎが不自然だとゴリ押し感が否めません。
番外編:タイトルのみのリライト
タイトルのみリライトするパターンは次の2つ。
- 月・年が古くなった時
- 検索順位はそこまで悪くないが、クリック率が低すぎる時
タイトルの月・年が古くなった時
一つ目はタイトルに入れていた月や年が古くなった時。
これはすぐにわかると思いますが、
【2022年版】おすすめファミリーテント10選!
といったタイトルをつけていた場合です。
みなさんは検索結果を見た時に、情報が新しそうなブログタイトルのほうをクリックしたくなりませんか?
このタイトルだと古い情報とまではいきませんが、2023年になったら去年の情報になってしまいますよね。
ですので年が変わったら、
【2023年版】おすすめファミリーテント10選!
といったタイトルに変えましょう。
※記事の中身も最新の内容に変えるのがベスト。
検索順位はそこまで悪くないが、クリック率が低すぎる時
次は検索順位は10位以内でそこまで悪くないが、CTR(クリック率)が低すぎる時。
検索順位ではそこそこ良い位置に上がってきているものの、
記事がクリックされずアクセスにあまり繋がっていないことってありますよね。
※順位とクリック率の関係についてはこちらもチェックしてみてください。
記事の要点をまとめた普通のタイトルでも良いのですが、
クリックしたくなる魅力的・キャッチ―なタイトルにしたほうが当然CTRは上がります。
具体的なタイトルの付け方は下の記事に載せましたので、手早くアクセスアップしたい方は読んでいってください。
魅力的なタイトルの付け方がわかる!
収益に繋がる記事タイトルの付け方例21個【10万ブロガー解説】
ブログをリライトしても効果が出なかったら?
もう一度振り返りますが、リライトの目的は以下の3つでしたよね。
- 検索順位のアップ
- コンバージョン率のアップ
- 記事内容を新しい情報に書き換える
3つ目の「記事内容を新しい情報に書き換える」以外のケースにおいて、リライトしても思ったような効果が出ないことが多々あります。
むしろコンバージョン率が下がったり、検索順位が下がったりすることがありますね。
そのような時は、以下の対処法を実践してみてください。
リライトの効果がない時の対処法
- もう一度リライトする
- 新しい関連記事を書いてみる
- 新しいアルゴリズムが適用されていないかチェックしてみる
- 基本的なSEO対策を見直してみる
もう一度リライトしてみる
順位が変わらない(下がった)or コンバージョン率が変わらない(下がった)場合、以下方法を組み合わせながら再度リライトしてみましょう。
検索順位が下がった場合
- 記事の文字数を増やす
- ライバル記事にはない内容の見出しを追加する
コンバージョンが下がった場合
- コンバージョンボタンの配置を変えてみる
- マイクロコピーを変更してみる
- 商品・サービスのアピール文を変えてみ
検索順位が変わらない or 下がった場合
検索順位が変わらない、もしくは下がってしまった場合、次の方法を試してみましょう。
- 記事の文字数を増やす
- ライバル記事にはない内容の見出しを追加する
まずはライバルサイトの記事よりも文字数の多くしてみましょう。
文字数は文字数カウントなどに文章をコピペし、自分のブログと比較してみてください。
ここで大事なのは、一つの事実を繰り返して書くのではなく、
なるべく見出しを増やして色々な角度から文章を書いていくことです。
見出しを増やすほど情報を網羅した記事になっていくため、色々な関連キーワードを拾いやすくなりますよね。
すなわち幅広い読者を取り込みやすくなります!
またライバルサイトにはない内容を取り入れることで、Googleにあなたのブログ独自の付加価値を伝えられますよ!
コンバージョン率が変わらない or 下がった場合
コンバージョン率が変わらない、もしくは下がってしまったなら、次の方法を試してみてください。
- 商品・サービスのアピール文を変えてみる
- コンバージョンボタンの配置を変えてみる
- マイクロコピーを変更してみる
これは基本ですが、やはり商品・サービスのアピール文を変えてコンバージョンアップするか試してみると良いですね。
多くのアフィリエイトサイトで取り入れられているPREP法を使って書けばうまく文章がまとまるので、試したことがない人はやってみると良いかも。
PREP法とは?
PREP法とは、結論(Point)、理由(Reason)、具体例(Example)、結論(Point)の頭文字をとった言葉。
PREPの順に文章構成を練ると、説得力があって記憶に残りやすい主張ができますよ。
PREP法についてもっと詳しく知りたい人はこちら
月10万円に達したブログ記事の書き方!稼ぐライティングはこれだ
それからコンバージョンボタンをH2見出しの前に配置するだけでなく、本文テキスト内に追加で忍ばせることも有効です。
またコンバージョンボタンのすぐ近くに「公式サイトはこちら」「定期購入で初回50%OFF」などのコメントを入れることがありますが、こうしたコメントをマイクロコピーと呼びます。
マイクロコピーを変えてコンバージョンが上がることも多々あるので、A/Bテストでどんなテキストが自分の記事に合っているか研究してみるのもアリ。
文章の推敲はコツを掴むまでに少し時間がかかりますが、
ジャンルを問わず稼いでいそうなお手本ブログを見つけて記事構成などを真似てみると身に付きやすいです!
関連記事
新しい記事を書いてみる
検索順位が上がらないなら、順位アップを目指す記事に関連するテーマで新しい記事を書いてください。
そして新しくアップした記事からは、順位アップを目指す記事へ内部リンクを貼ってみましょう。
関連記事を増やせば、あなたのブログでそのジャンルの専門性が高まりますよね。
専門性アップによって検索エンジンの評価を得られ、順位の底上げをすることを目指します。
新しいアルゴリズムが適用されていないか確認する
リライトが原因で検索順位が下がったら、新しい検索アルゴリズムや評価ルールが原因となっている可能性があります。
英語になりますが、Google Search CentralのTwitterアカウントをフォローすると最新のアルゴリズムに関する情報が得られます。
たとえば最近有名なものだと、いわゆるEAT(専門性・権威性・信頼性)にもうひとつの「E(Experience 経験)」が追加されたことがこのアカウントで公表されていましたね。
To better assess our results, E-A-T is gaining an E: experience. In addition to expertise, authoritativeness, and trustworthiness, does content demonstrate some degree of experience? Learn more about how E-E-A-T is now part of our search rater guidelines https://t.co/8hCj1Gk49S
— Google Search Central (@googlesearchc) December 15, 2022
自分のブログが影響を受けていないか、受けていればどんな要素が原因なのかわかることがあるのでフォローしておくと良いですよ。
基本的なSEO対策を見直してみる
リライトの効果が出なかったら、基本的なSEO対策も見直してみましょう。
そもそもSEO対策をやっていない、もしくは間違った対策をしていた場合、いくらリライトしたところで意味がありません。
基本的な対策は上位サイトならほとんどが取り組んでいるので、まずはスタートラインに立つためにも試してみるべし。
SEO対策の基本を知りたい人はこちら
【初心者必見】ブログのSEO対策の手法16選! 今すぐ実践可
収益化の加速にブログのリライトは不可欠!
今回はブログのリライトについてお伝えしてきました。
リライト方法を再度まとめてみると以下の通りです。
ブログのリライト方法
- 競合サイトの内容をチェックし、取り入れる
- 重複ページがないかチェックし、あればまとめる
- サジェストキーワードの要素を入れる
- 記事のゴールが自然な着地点になるように見直す
また収益化を加速させるために、ブログのリライトは必要不可欠ということは十分お分かりいただけたと思います。
個人で副業としてブログ運営している場合は少し厳しいかもしれませんが、
できるだけ新規記事の投稿と並行して進めていきましょう。
当サイトでは初心者向けにブログを収益化する方法を他にも多数公開しています。
すべて無料で読めますので、ブックマークして活用していってくださいね!
稼げるブログを作りたい初心者さんはこちら