すでにエンジニアの方は仕事と並行しながら勉強を進めなければならず、なかなか時間もとれませんよね。
なるべく効率を重視した方法をピックアップしましたので、きっと英語に悩むエンジニアの方々のお役に立てるはずです!
(ちなみに僕も多少は調べずに読めるという程度ですが、エンジニアをしていて困らない程度にはなります)
結論から言うと
結論
- 翻訳機を使う
- 難しい単語は頭を見て省エネ暗記
- コードのエラー文をちゃんと読む
- TOEICの勉強をする
- 動画教材を使ってみる
- 英会話をやってみる
- マニュアル・ドキュメントを原文のまま読んでみる
です。
この記事は5分程度で読み終わります。
実際にやったノウハウもあるので是非最後まで読んでみてください。
目次
そもそもWebエンジニアにとって英語って勉強する必要あるのか?
英語って難しいですよね。。。
はてな
日本で働く分には最悪翻訳機を使えば大丈夫です。
ただし将来のスキルアップや収入アップを考えると英語がわかったほうが圧倒的に得します。
まず最初は、
- 実際のエンジニア業務では英語が必要か?
- エンジニアを目指す人は英語を勉強したほうが良いか?
といった疑問がある方に向け、簡単に説明していきますね。
実際のエンジニア業務では英語の勉強は絶対に必要
まず、実際のエンジニア業務では英語の勉強は絶対必要になります。
日本人だから英語はいらないと思ってたけど、やっぱり必要だったと後悔してました。
と、ここまで苦手な方は少ないかもしれませんが、ソースコードは基本的に英単語で書かれていますよね。
開発側でもインフラ側でも、プログラミングの世界では英語が避けて通れません!
エラーが発生してもエラー文の意味がよくわからず、都度翻訳にかけて苦労するというのはエンジニアあるあるかもしれませんね。
英語がスラスラ読めた方がエラー解消法もすぐにわかります。
またプログラミングは圧倒的に英語のほうが文献が多いです。
原文がそのまま読めればすぐに自分の知識になるので、エンジニアのスキルアップ効率を考えても英語のありがたみは日々感じられますよ!
英語を勉強したエンジニアは仕事で一目置かれる
英語ができるエンジニアは、職場で一目置かれる存在になります。
これからエンジニアを目指す方も、すでにエンジニアとして働いている方も、どうせなら職場で頼られる存在になりたいですよね。
そんな時、他部署のインド人エンジニアが英語で書かれたエラー文を確認し、チャチャっと解決してくれたそう。
これはかっこいいですよね!
もちろんその人の技術力がすごかった説もありますが、英語が読めたことで焦らず颯爽とトラブルを解決してくれたわけです。
将来のスキルアップはもちろん、社内での評価を上げるためにも英語の勉強は欠かせないのです。
エンジニア就職に英語力があると有利になる?事前勉強は必要?
エンジニアに転職したい場合、英語力があったからといって劇的に有利になることはありません。
就職するだけなら英語力は皆無でも問題なし。
ただ将来的なスキルアップ、収入アップを目指したいなら必須です。
限られた時間で事前に何か勉強したいのであれば、メジャーなオンラインスクールなどでプログラミングの基礎知識を身に付けておくほうがおすすめ。
メモ
プログラミングスクールに通って転職するなら、CodeCampGATEやDMM WEB CAMPなどの大手スクールが評判が良いです。
自分のコーディングをプロ講師が添削してくれるうえ、転職サポートもついているので安心です。
ですがエンジニアになったら遅かれ早かれ英語は勉強することになるのは変わりません。
少しでも早く周りに追いつきたい人は、転職前でも余裕があれば勉強しておいて損はないでしょう。
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Webエンジニアが英語を勉強した方法【英語力アップ】
さて、ここからが本題。
エンジニア業務に役立つ英語を勉強したくても、最初は何をすればわからないですよね。
英語の勉強方法
- 翻訳機を使う
- 難しい単語は頭を見て省エネ暗記
- コードのエラー文をちゃんと読む
- TOEICの勉強をする
- 動画教材を使ってみる
- 英会話をやってみる
- マニュアル・ドキュメントを原文のまま読んでみる
エンジニア向け英語勉強方法1:翻訳機を使う
第一ステップとしては、英文を読むのに慣れる作業から始めていきました。
その際にはDeepLのという翻訳ツールを使っていきましょう。
Google翻訳だと固有名詞が絡んでくると意味不明な訳文になることも多いです。
しかし、DeepLは訳文の候補が2つまで出てくる有能ツール。
候補がいくつかあれば「こっちの意味のほうが近いかな?」と正しい訳文が見つかりそうですよね。
ところで、英文をそのまま訳するだけでは意味ないのでは?と思ってしまう人もいるかもしれませんが、そんなことはないですよ。
この時に大切なのは、原文と日本語文をしっかり読み比べること。
英文を翻訳機にコピペ→日本語文を読んで終了
という流れだけだと何も身に付きません。
英文をざっと読んで知らない・わからなかった単語を日本語文と照らし合わせ、語彙力を増やしていきましょう。
ポイント
エンジニア向け英語勉強方法2:難しい単語の頭を見てみよう
プログラミング英語って、なんだか複雑な英単語ばかり出てきますよね。
やたらと長ったらしい単語ばかりで覚えようにも気力が失せてしまう気持ちもすごくわかります。
ですが単語を少しでもラクに覚える裏技もあります!
よくわからない単語が出たら単語の頭を見てみましょう!
エラー文でよく見るちょっと難しい単語には以下のようなものがあります。
- undeclared
- undefined
- unterminated
- redeclaration
各単語の頭を見てみると、「un」や「re」という文字がついていますね。
"un"は「~ない」「~の逆」という意味。
"re"は「ふたたび」「2回」という意味。
(こういう単語の頭につく文字を「接頭詞」といいます。)
これは絶対覚えてください。
分解してみるとこの通り。
- un-declared ~ない+宣言 → 宣言していない
- un-defined ~ない+定義 → 定義していない
- un-terminated ~ない+終了 → 終わっていない
- re-declaration 2回+宣言 → 2重に宣言している
長い単語が出てきたら分解し、後ろの単語の意味だけ都度覚えていけば、暗記もラクにできますよね。
ポイント
エンジニア向け英語勉強方法3:コードのエラー文をちゃんと読む
なぜその問題が起こっているか
どうしたら解決できるか
思いっきり書かれていることが多々あります。
すぐに翻訳機をかけずにまずは英語を読んでみて理解し、わからなかったら翻訳機を使っていきましょう!
エンジニアとしてデバッグ能力を上げる上でも、英語を学習するにしてもエラー文の読み込みは大切。
初学者の頃はエラー文をそのままググれば解決方法がわかると言われ、特に読まずにエラー文を調べたりしますよね。
しかし答えはエラー文そのものに書かれているのでいちいちググらなくても解決できます。
しかも内容もわからずググるとデバッグ能力も上がっていきません。
先ほど説明した単語の覚え方で語彙を増やしつつ、
とにかくSVOC(O)の英文法を意識して読むことに挑戦していってください。
ポイント
エンジニア向け英語勉強方法4:TOEICの勉強をする
実際400点程度から600点程度にまで出来るようになりました!
そうすると自然とリスニングやリーディングの能力が上がり、Webエンジニアの英語を読むための能力も自然と上がります!
TOEICとはご存知の方も多い
- リスニング 45分
- リーディング 75分
と長丁場の英語のテストです。
よく外資系系の就職のためや大学院の入学など、英語力を測るための参考数値として使われます。
キャリアアップを考えても受けておいて損のないテストですね。
リスニングは基本倍速で聞くのに慣れておくと後でラクです。
またわかりづらいイギリス英語のリスニングを練習したいなら、本屋などでEnglish Journalなどの英語雑誌を買ってみるのもアリ。
号によっては007の主演ダニエル・クレイグのインタビューや、エリザベス女王のスピーチも収録されていたりと、読み物としても面白いです!
世界で話題になっているトレンドのニュースもわかるので、学生・社会人ともにチェックすべき1冊です。
エンジニア向け英語勉強方法5:動画教材を使ってみる
これが一番効率いい方法かもしれません。
エンジニア向け英語の学習であれば、Udemyの講座がよくまとまっています。
1時間~1.5時間程度でエンジニアがよく使う英語の要点をおさえられるので、サクッと勉強を済ませたい人にぴったり。
具体的にはこのあたりの講座がおすすめです。↓
Udemyおすすめ講座
価格は6,000円~24,000円くらいで販売されていますが、Udemyではしょっちゅうセールをやっています。
安いと2,000円未満で買えることもあるので、気になる人は現在セール中かどうか見てみましょう。
エンジニア向け英語勉強方法6:英会話をやってみる
実際に発話することで知識が頭に残りやすくなりますよ。
スピーキングとリスニングが出来ると自然とリーディングは出来るようになります。
なので、スピーキングとリスニングを鍛えることが案外近道かも!と僕も1年弱やっていました。
実際結構単語とかを覚えたり、リーティングのスピードも結構上がったりしましたね。
英会話をやるメリットはもうひとつ。
日本だとそもそも英語を喋れる人があまりいないので、
ちょっとした場面で外国人と喋れるだけで周りに「すごーい!」と言われるので若干の優越感も味わえます(笑)
一方で以下のデメリットもあり。
英会話学習のデメリット
- 毎日30分を英会話に充てる
- 毎月6800円程度かかる
- 意外と英語をしゃべるのが精神的に疲れる
お金は月7,000円程度でエンジニアの給与だとあまり気にならない金額ですが、
毎日30分英語を話すのは結構精神的に疲れたりします。
とはいえこれが出来る人は最も英語と向き合えるので、ある種一番良い方法ですね。
ちなみにオンライン英会話ならレアジョブがおすすめ。
レッスン時間の5分前まで予約できるので、突発的に予定が変わりがちな社会人でも無理なく続けられます。
1レッスン142円~。無料体験レッスンあり
約1分で無料登録できます。
エンジニア向け英語勉強方法7:マニュアル・ドキュメントを原文のまま読んでみる
今度は英語に少し慣れてきた中~上級者向けの勉強方法です。
もちろん無理に全部やろうとせず、一部だけでもOK。
プログラミングで使われる語彙、言い回しは少し独特なものが多いです。
見慣れないものを見てもわからないのは当然なので、言語そのものの勉強がてら英語に慣れておくと良いですよ。
エンジニアだとstackoverflowや各種ツールのドキュメントなど世の中の標準は英語です。
そういったドキュメント系は英語で書かれていることがほとんどですよね。
(最近は中国人は中国語で書く習慣があるのか中国語のドキュメントも多いですね。。。)
そのため毎度翻訳機でそれを解釈しても良いですが、英語をせっかく勉強できる機会を自ら奪っていることになります。
英語のテストの点数が良くても、専門分野の文章を読むのは結構難しいと感じる人もいるのではないでしょうか。
エンジニアに限らず、医療翻訳、法律関係のリーガル翻訳などの分野でも、みなさん地道に文献を読むなどして語彙力を増やしているんですよ。
自力で翻訳が難しかったら、日本語版のマニュアルを照らし合わせて答えをチェック。
あえて小難しい文を読んでみることで、プログラミング以外の場面で簡単な文を読む機会にグッと余裕に感じられます!
ポイント
エンジニアが英語を勉強するコツ: 日本語に翻訳して解釈しないこと
次はちょっと変わった話になるかもしれないですが、
英語を読む時に脳内で日本語に変換していないでしょうか?
例えば
I'm trying to set up CI to build, test and deploy the whole thing. https://stackoverflow.com/questions/66008776/golang-and-dependencies-from-private-git-repositories
stackoverflowの冒頭の英語を日本語変換して読もうとすると
「私はビルドやテスト、全体をデプロイするためのCIをセットアップしてみる」となります。
英語の順番でいうと
I'm→CI to build, test and deploy the whole thing→am trying to set up
という順に訳していくと思いますが、これだと脳内で日本語変換しないといけないため何度もやっているととても疲れます。
なので読み方としては、
「私は試してみるCIをビルドやテスト、全体デプロイのため」
といった風に、前から素直に読んでみましょう。
こうすると英文構成も確認できますし、より英語脳に近い形で読み進められますよ!
ポイント
Webエンジニアの英語勉強法まとめ
英語の勉強を実際に試してみた話と英語の読み方のコツの話をしました。
エンジニア向けの英語勉強法をまとめると以下の通りです。
英語の勉強方法
- 翻訳機を使う
- 難しい単語は頭を見て省エネ暗記
- コードのエラー文をちゃんと読む
- TOEICの勉強をする
- Udemyの動画教材を使ってみる
- 英会話をやってみる
- マニュアル・ドキュメントを原文のまま読んでみる
どれも結局は英語にちゃんと向き合うことになるので、最初はそれなりに大変かと思います。
どれもあまりお金をかけずにできる方法ばかりですので、ぜひひとつずつ試してみてくださいね。
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