エンジニアの副業の始め方・稼ぎ方を学ぶ

小規模向けの在庫管理システム6選!導入すべき理由とタイミング

小規模企業が在庫管理システムを導入する意義とタイミング

エクセル管理の限界

中小企業やEC事業者のよくある悩みは「在庫数や出荷数などのデータが実在庫と合わない」こと。

誤ったデータ管理は、誤出荷、欠品による機会損失、データの属人化、在庫過多によるキャッシュフローの圧迫など、物流ビジネスとして致命的なトラブルに。

 

人手不足の現場では属人化がリスクに

小規模事業者は人手が限られるため、作業効率化とコスト削減は急務になります。エクセル管理は、導入コストが低く始めやすいものの、入力・更新作業が属人化する以上、完璧にミスを防ぐことが難しいのが現実です

 

「在庫管理できる人がいない」「データが合わない」→システム導入のタイミング

スタッフの確保が難しい事業者や、現場で「データが合わない」の声が多く聞こえるようになったら、在庫管理システム導入を検討するタイミングかもしれません。

 

在庫管理システムの機能とメリット

在庫管理システムとは、企業が保管する商品の在庫数や入出庫を可視化・自動化するシステム

基本的な在庫管理システムには、下記のような機能があります。

・在庫状況の可視化
・入出庫記録の管理
・ピッキングリスト(出荷する商品リスト)作成
・実在庫とデータを突き合わせる棚卸管理
・マスタ管理(商品情報の登録や編集)

 

その他、さらに便利な機能や拡張機能を備えたシステムもあります。

・複数拠点のデータを一元管理する機能
・商品のバーコード読み取り等による入出庫や棚卸管理
・販売管理、会計、ECなどの他システムとの連携

在庫管理システムを導入することで、作業効率化とミス削減、リアルタイムの在庫把握、ECや会計ソフトと連携させて業務一元化などができるようになり、誤出荷や欠品、在庫過多などのリスクを防げるようになります。

 

人気の在庫管理システム比較

幅広い業種に対応した小規模向けのシステムを6つご紹介します。コストや機能性を比べて自社の運営スタイルにあったものを選びましょう。

Modistock(モディストック)

こんな事業者におすすめ 従業員数が多くても低コストでスモールスタートしたい事業者。
費用 初期費用:0円
ランニングコスト:数万円程度(要問い合わせ)
カスタマイズ費用:10〜60万円程度
機能 主な機能: ECや実店舗などの入出荷管理や在庫適正化ができる基本システムをベースに、必要機能をカスタマイズできる在庫管理システム。低コストで自社に最適な開発ができるのが魅力です。
多店舗連携:あり
連携可能なシステム:要相談
サポート体制 担当者を介さずエンジニアがサポートするため、意思疎通のロスがなくスムーズです。

小規模事業者向けの在庫管理のみに特化しているクラウド型のシステム。ECや複数店舗などの多店舗連携も可能です。基本機能には、在庫の入出荷、棚卸などの機能に合わせて、精度の高いAIに基づく在庫適正化予測機能が付いています。

最大の特徴は、低コストで企業に合わせた柔軟なカスタマイズが可能なところ。カスタマイズ費用は、10万円からと業界トップクラスの低価格です。企業ごとに専属のエンジニアがつき、カスタマイズ機能のヒアリング・要件定義から実装・導入までを一気通貫でフルサポート。タイムロスや意思疎通のロスがありません。独自のAI活用により機能追加や企業に合わせたカスタマイズやSaaS系の既存システムとの連携を最短で行うことができます。  

Modistock(モディストック)のお問い合わせはコチラ

 

 

ロジクラ

 

こんな事業者におすすめ 自社ECと実店舗販売の両方または、多数の物流倉庫や自社で入出荷・在庫管理をしているEC事業者や卸事業者。
費用 初期費用:0円
月額費用:Lite 12,800円 / Premium 40,000円
トライアルの有無:14日間の無料お試し期間有
機能 主な機能:EC・実店舗などの複数販売チャネル在庫の統合管理。スマホでバーコードをスキャンするだけで入出庫や棚卸。
多店舗連携:あり
連携可能なシステム:ネクストエンジン / Shopify / クロスモール / STORES / スマレジ など
サポート体制 導入準備から運用後のフォローまでチャットサポート。オンライン面談サポートも。(Premiumプラン限定)

基本的な在庫管理機能をすべて備えているクラウド型システム。実店舗の在庫とEC・卸の在庫をリアルタイムで連携し、一元管理することができます。ネクストエンジン、クロスモールなどの受注管理システムやShopify、STORESなどとのAPI連携が可能なため、実店舗のない自社ECや通販が中心の企業にも人気があります。

初期費用は無料。定額の月額制でLite(12,800円)とPremium(40,000円)の2つのプランがあります。主な違いは出荷件数で、月の出荷件数が2,000件を越えるまではLiteプランが使えます。出荷件数が2,000件を越える場合は、1件あたり5〜10円の従量課金が加わるため、事業規模によってはランニングコストが高額になる点に注意が必要。14日間の無料トライアル期間があります。

 

 

ZAICO(ザイコ)

こんな事業者におすすめ 低コストでクラウドでの在庫管理をしたい。自社ECや実店舗販売をしており、入出庫から発注・棚卸までの業務を効率化、自動化したい事業者。
費用 初期費用:0円
月額費用:ミニマム 3,980円 / ライト 9,800円 / pro 49,800円 
トライアルの有無:ミニマムとライトは、31日間の無料お試し期間有
機能 主な機能:EC・実店舗などの複数販売チャネル在庫の統合管理。スマホでバーコードをスキャンするだけで入出庫や棚卸。
多店舗連携:あり
連携可能なシステム:freee / kintone / zaico for Salesforce / ネクストエンジン / Square / ユビレジ など
サポート体制 専任スタッフが導入・運用サポートまでサポート(pro限定)

低コストで導入可能で、簡単な操作性が魅力のクラウド型の在庫管理システムです。新システムを導入すると、専用機器を別途購入する必要があるものも少なくありませんが、ZAICOで必要な機械はスマホのみ。手持ちのスマホで商品のバーコードをスキャンするだけで、入庫や出庫、棚卸などができるため、システムが苦手でも使いこなすことができます。

料金プランは、定額の月額制でミニマム(3,980円)、 ライト(9,800円)、pro(49,800円)の3つがあります。どれも在庫管理をするための機能としては十分ですが、しっかりと業務の自動化を目指すのであれば、手厚いサポートを受けることができるproプランがおすすめ。在庫管理や棚卸に特化した、IoT重量計やRFIDなどの高度な機能が使えるようになります。proは10ユーザーまで(その他プランは、3ユーザーまで)利用が可能で、ユーザー追加ごとに追加料金が発生します。

 

 

logiec(ロジーク)

こんな事業者におすすめ EC事業と倉庫事業の両方、またはどちらか一方の事業を行っており、現在利用している複数のシステムを連携して一元管理したいと考えている事業者。
費用 初期費用:0円
月額費用:10,000円+月間件数に応じた従量課金 
トライアルの有無:要問い合わせ
機能 主な機能:EC・実店舗などの複数販売チャネルの在庫を統合管理できる。倉庫紹介や発送代行のアウトソースも可能。
多店舗連携:あり
連携可能なシステム:110以上の実績あり(Amazon / 楽天市場 / Shopify / クロスモール / ロジザードZERO など)
サポート体制 専任スタッフによる導入サポート。オペレーターによる素早い運営サポート。

ECや店頭含む複数ショップの受注から出荷までに対応できる在庫管理システム。システムのみの利用も可能ですが、ECの発送代行や最適な倉庫の紹介をしてもらえるなど、物流事業全般をアウトソースすることもできます。

110を越えるシステムとの連携実績があり、API自動連携からCSV・FTP接続まで幅広く対応しているので、既に複数のシステムを利用しており、連携したいと考えている事業者におすすめです。

料金が月額1万円+件数による従量課金となるので、事業規模によってはランニングコストが高額になることも。公式サイトに月間出荷件数を入力するだけで料金のシュミレーションができるツールが用意されているので、事前にチェックしましょう。

 

 

Zoho Inventory(ゾーホー インベントリー)

こんな事業者におすすめ 低コストでクラウドでの在庫管理をしたい。在庫管理だけでなく、会計や請求管理までを一元管理したい。海外の取引先やグローバル配送業者と連携したい。
費用 初期費用:0円
月額費用(年契約した場合):スタンダード 3,900円 / プロフェッショナル 9,900円 / プレミアム 15,900円 / エンタープライズ 29,900円 
トライアルの有無:50注文までの無料プラン有、14日間のお試し期間有
機能 主な機能:EC・実店舗などの複数販売チャネルの在庫を統合管理。海外からの仕入れや顧客との連携。
多店舗連携:あり
連携可能なシステム:110以上の実績あり(Amazon / 楽天市場 / Shopify / クロスモール / ロジザードZERO など)
サポート体制 全プランで365日専門家が無料でサポート。専任の担当者の希望はプレミアムサポートプラン限定。

在庫管理に特化しているクラウド型のシステムです。月額3,900円(500注文まで)のスタンダードプランでも在庫管理機能としては問題なく利用できます。追加料金900円で500注文づつ件数を増やすことができるフレキシブルな料金体系。

他のZoho製品と連携ができ、在庫管理だけでなく受注から請求処理までをワンストップで対応可能。本社をインドに置くグローバル企業が開発したシステムのため、複数の通貨管理機能や為替レートの連携などの機能が備わっており、海外販路を持つ企業にとっても使いやすいサービスになっています。

 

 

Square(スクエア)

こんな事業者におすすめ 実店舗と​ネットショップの​両方を​経営している。まずは無料で始めたい。
費用 初期費用:0円
月額費用:​無料プラン 0円(決済時の​手数料2.5%〜のみを支払い) / 有料プラン 業種に応じた月額費用(決済手数料別途)
機能 主な機能:POS連携、在庫の可視化、EC・実店舗などの複数販売チャネルの在庫を統合管理。
多店舗連携:あり
連携可能なシステム:複数のオンラインショップ
サポート体制 窓口の営業時間(10:00~18:00)に電話で問い合わせることでいつでもサポートを受けることができる。

POS連携を強みとしている在庫管理システム。実店舗を中心とした事業を展開している企業におすすめです。また、ECを含む複数のショップとの連携も可能となっています。

決済時の手数料のみの月額料金無料のプランがあるので、コストをかけずにスモールスタートをしたい企業に向いており、必要なタイミングで段階的に有料プランへ切り替えることができます。

 

Modistock(モディストック)の在庫管理システムの強み

小規模事業者向けの在庫管理のみに特化しているクラウド型のシステム。ECや複数店舗をお持ちの場合は、多店舗連携も可能です。基本機能には、在庫の入出荷、棚卸などの機能に合わせて、精度の高いAIに基づく在庫適正化予測機能が付いています。

 

貴社に合わせたカスタマイズが10万円から

最大の特徴は、低コストで企業に合わせた柔軟なカスタマイズが可能なところ。カスタマイズ費用は、10万円からと業界トップクラスの低価格です。(業界特有の複雑な仕様の場合は、費用が高額になる場合があるので要相談)

 

専属エンジニアが一気通貫サポート

企業ごとに専属のエンジニアがつき、カスタマイズ機能のヒアリング・要件定義から実装・導入までを一気通貫でフルサポート。導入までのリードタイムは、だいたい1〜2ヶ月ほど。営業や担当者を介さず直接エンジニアとやり取りができるため、タイムロスや意思疎通のロスがありません。独自のAI活用により機能追加や企業に合わせたカスタマイズやSaaS系の既存システムとの連携を最短で行います。

 

 

アカウント数に左右されない安心の定額料金

ランニングコストは、アカウント数に左右されないため複数アカウントが必要な場合でも安心の定額料金。自社に特化した在庫管理システムを低コストで実現したい中小規模企業に最適です。

Modistock(モディストック)の在庫管理システムについて詳しく知りたい方や相談をしたい方は、企業ホームページのお問い合わせから気軽にご連絡ください。

 

Modistock(モディストック)のお問い合わせはコチラ

 

 

© 2025 エンジニア副業道場 Powered by AFFINGER5