SNSで必要なのは社交性? | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

SNSで必要なのは社交性?

現実の社会でも人脈を作るには社交性が必要なように、SNSの世界でも社交性は人とのつながりを広げる上で大切な要素です。SNSを利用されたことのない方は「インターネットのバーチャル空間でなんで社交性が必要なんだ」と感じるかもしれませんが、もはやSNSはバーチャルの世界を超えています。

一昔前のSNSは完全紹介制でした。一部の人間にのみ間口が開かれ、その人とのつながりを持った人間だけが参加できる非常に閉鎖されたもので、知り合い同士が密に連絡を取り合うだけの道具でしかなかったのです。もちろんそこにロイヤリティを感じている人もいたかもしれませんが、それではインターネットのメリットをほとんど享受できません。

それが近年、SNSは万人が登録できるようになり、昔の同級生を探したり、仕事仲間を見つけたり、まったく知らない人とコミュニティと呼ばれる共通の趣味・嗜好のサークルに参加し知り合える社交場となりました。

SNSで知り合った人とスポーツをする、勉強会を開く、飲み会まで行っている人もいます。これだけ人と出会えるチャンスがあるサービスでは、参加する意欲、コミュニティやイベントを企画する積極性、そういったものを持った人ほど輪を広げていきます。

中には1000人以上とつながりを持ち、実際に面識のある人もいるでしょう。その人脈を足がかかりにビジネスを展開しているケースも見受けられます。SNSがこういった場を提供しているという前提はありますが、そこに参加し、コミュニティを形成する個人がいなくては成り立ちません。そして、その個人が社交的であればあるほどSNSサイトの価値も上がっていきます。

もはやインターネットは相手の顔が見えないブラックボックス化されたメディアではないのかもしれません。引っ込み思案でいたのでは友達の輪は広がりませんし、相手を思いやる気持ちを持たなければ人は寄ってきません。まさに現実の世界と同じです。