激化するSNS市場 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

激化するSNS市場

本日(2008/05/19)、世界第2位のソーシャル・ネットワーキング・サービス(以下:)「」が日本語への正式対応を開始したとの報道がされました。同サイトの登録者数は約1億人とも言われ、国内最大手mixi(1400万人)よりも大きシェアを持ちます。mixiは基本的に日本人を対象にしていますが、facebookはもともとが英語環境ということもあり、全世界にその利用者を持っている点が強みと言えるでしょう。

日本では、若年層を中心に海外思考が強くなり、日本人以外の友達を作りたい!語学の勉強をしたい!というニーズが高まっています。インターネットは国境無き社交場として間口が広げられているため、facebookのような海外発のSNSサイトはこれからさらに注目を浴びることが予想されます。

運営者側の立場で見ると、その主な収入源は広告収入であり、利用者が多ければ多いほど企業からのオファーは増えます。今後、facebookの日本人利用者数が増加すれば、現在の日本におけるSNS市場の構造は大きく変わる可能性があります。

しかし、ここで疑問に思うのは、世界最大手の「MySpace」が日本語対応した際にそれほど大きなインパクトがあったのかと言うことです。個人的な見解では、MySpaceは音楽に特化したSNSサイトと認識しています。世界中のメジャーアーティストおよび無名アーティストが自身のページに自作の曲を掲載し、第三者がそれを視聴することでその音楽性に共感し、SNS内での友達となり、輪を広げていく。一般の方が「アーティストと友達なれる!」という特典や無名のアーティストが「資金なしで自分を売り込める」というところが支持されています。非常に魅力的なコンセプトですが、音楽という縛りがあるためにそれ以上の広がりはない気がします。

一方、facebookはマルチコンセプトのSNSであるため、様々なニーズに対応することが可能です。日本人向きのコンテンツであるため、競合するmixiは少なからずしもプレッシャーを感じているのではないでしょうか。

KEYWORD