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オープンソースでECサイト

ECサイトを立ち上げる際、選択肢はいくつかあると思います。モール(楽天市場など)への出店、ゼロからの開発、そしてオープンソースを活用した開発です。大きくはこの3つの選択肢に分かれるでしょうが、選定基準は各ECサイトの置かれている状況によって変わってきます。

まず、新規でサイトを立ち上げ、お店自体にブランド力がない場合はモールへの出店がお勧めです。ECサイトはインターネット完結型の架空店舗です。検索でヒットしなければ存在自体を知られることがありません。モールはすでに知名度を持ち、検索エンジンからも注目されていますので、そこに登録しておけば、商品や価格に魅力があれば利用者は増えていきます。ただし、ランニングコストは自前サイトより高くつく可能性があるので、投資対効果との比較になるでしょう。

次にゼロからの開発ですが、こちらは機能やデザインの細部にカスタマイズが効く半面、開発コストが膨らみ、モールと比べ、SEO(検索エンジン最適化)の面で劣ります。実店舗自体に知名度があり、オープンソースを使用することに抵抗がある、またはすでに立ち上げているECサイトの資産を活用したいという場合に有効です。

最後にオープンソースを活用した開発ですが、こちらは開発および運用費削減の点では最も効果が高いと言えます。以下に挙げる主要ECサイト向けオープンソースはかなりの精度を持ち、商品管理や売上管理はもちろん、決済機能やログ機能などECサイトに必要とされる機能を一通り装備しています。

① EC-CUBE
純国産のオープンソースでシェアが最も高いソフトウェアです。無料とは思えないほどの機能を持ち、管理画面も洗練されたデザインでECサイトの筆頭格と言えます。

② osCommerce
海外発祥のオープンソースで外貨対応しています。オープンソースECサイトとしては草分け的存在で世界中で使用されています。

③ Zen Cart
osCommerceからの派生ソフトウェアです。デザインこそEC-CUBEに劣りますが、機能は充実しており、外貨対応や携帯電話対応しています。

ECサイトを立ち上げる際はご自身の状況に応じて最適な方法をご検討ください。