WordPress 3 スニークプレビュー
WordPress 3 のリリースが近付き、現在、アルファ版が配布されています。日本語化はされていないので英語環境になりますが、実際にインストールしてみました。今回よりデフォルトテーマがこれまでのKubrickから「Twenty Ten」となり、新機能に合わせたテンプレートタグも使用されています。
インストール
まずはインストールからということで、MySQLにデータベースを用意し、その後、ブラウザよりURLを入力し、接続情報を定義しました。ここまでは2.9.xと同じですね。次画面からが変わります。

WordPress 3 からは任意のユーザ名をインストール段階で指定することが可能です。これまでインストール後にユーザを追加し、adminを削除するという作業はなくなりました。
ダッシュボード
全体の配色がこれまでのグレーからシルバーに変更されています。メニューも一見、大きな変化は見られませんが、それぞれ展開すると微妙に変わっています。
外観
メニューの中で一番大きな変化が見られるのが「外観」です。特に「メニュー」は今回のバージョンアップの目玉のひとつであり、CMS機能を意識したものになっています。
メニューは、トップメニューとサイドメニューなど複数のメニューが登録でき、内容もそれぞれにアレンジを加えることができます。ページ、カテゴリー、任意URLを混在させることもできるので、柔軟なメニュー作りが可能です。ちなみにテーマ内で使用するテンプレートタグは「wp_nav_menu」になり、今回新たに追加されたタグになります。
マルチサイトの作成
これまで「WordPress」と「WordPress MU(WPMU)」はことなるプロジェクトとして進んできましたが、バージョン3では統合され、WordPressに一本化されました。しかし、標準設定ではMUの機能を見ることはできず、いくつかの設定を施す必要があります。
まずは「wp-config.php」への下記の追記です。
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これを行い、ブラウザで再読み込みを行うと [ツール] – [ネットワーク] というメニューが追加されますので、必要情報を入力します。
次画面へ進むとマルチサイト機能を有効化するための設定方法が表示されます。
- 「blogs.dir」フォルダの追加
- 「wp-config.php」への追記
- 「.htaccess」への追記
「wp-config.php」への追記の際、最終行に追記するとプログラムエラーになりますので、「define(‘NONCE_SALT’,'*****’);」の直後あたりがオススメです。設定が完了すると再度、ログインを求められ、入り直すと下図のようにメニューに「Super Admin」が追加され、WordPress MUと同じ機能が使用できるようになります。
懸念点
以前、「WordPress MUを使用するうえでの留意点」という記事を書かせていただきましたが、PHPの実行を除き、同問題は現状のアルファ版では解決されていないようです。
今後、正式リリースに向け、各種バグフィックスを含めた最終調整が行われると思いますので、日本語版の配布が待ち望まれます。
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