ホームページ制作費用の相場は? | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

ホームページ制作費用の相場は?

まず、ホームページの制作だけに関わらず、すべてのシステム開発に言えることですが、費用の算出には「人月(人日)」と呼ばれる単位を用います。その意味は文字からも読み取れるように「1人の技術者が1ヵ月(1日)働いたらいくら」というものです。

技術者の能力は個人によってピンからキリまでなので、一般的に能力の低い人ほど安く、高い人ほど高い、この考えは当たり前ですね。そして、最も大切なのは「期間」です。ある仕事を1人月100万円の技術者が半月で済ませれば50万円ですが、1人月70万円の技術者が1ヵ月かけると70万円になってしまい、結果として高くついてしまいます。したがって、仕事の内容や技術者の能力に合わせ、期間を最もコンパクトにすることで企業はコストを抑えることが可能になります。

さて、本題になりますが、ホームページの制作作業は大まかに分けると以下のようになります。

1. 環境設定
2. デザインの作成
3. 各ページの作り込み
4. テスト
5. 公開

ホームページ制作会社にもよって違うでしょうが、この中で最も時間を要するのは「デザイン」です。全体のページ構成がここで決定したものを基準に進んでいくため、美的感覚と慎重さが要求されます。

単純な企業紹介サイトなどではこれが一般的な流れですが、ECサイトや最近流行のSNS(例:mixi, GREE, MySpace, Facebook)などでは、「各ページの作り込み」段階で複雑なプログラムの作成やテスト段階での期間が大幅に膨れ上がるため、その力の比重は変わってきます。

今回は企業紹介サイトに照準を絞って話しを進めていきますが、通常、初期のホームページ作成で作られるページ数は10ページ前後。デザインにどれだけ力を入れるかによって変わりますが、ゼロからの制作になると完成までは10日前後事前にデザインのひな型を用意し、それを適用すれば5日前後になるでしょう。1人月は約20営業日で計算するとして、80万円の技術者が対応すれば、前者が40万円、後者が20万円という計算になります。

しかし、一般的には特別な要件でもない限り、1人月50万円前後の技術者が対応するため、費用はもっと抑えられます。それと企業規模もあります。規模が大きいほど利益幅の広い仕事をしようとするので、同じスキルの技術者でも単価が変わってきます。

ここまでご覧いただければわかると思うのですが、この人月が技術者1人の給料と会社の利益になります。発注の段階で値引き交渉というものが入ってきますが、人件費は下げることができないので、ホームページ制作会社はどれだけ利益を削れるかというところがポイントになってきます。もともとの掲示額が低いところは初めからこの利益の部分を削っているということになります。

これを見てこれからホームページの制作を考えている企業の方々が費用削減の参考にしていただければ幸いです。

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