SIMフリー版iPhone店頭販売開始間近 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

SIMフリー版iPhone店頭販売開始間近

SIMフリー版iPhone

国内におけるスマートフォンのSIMフリー化が叫ばれる中、以前よりSIMフリー版iPhone向けにNTTドコモのSIMカードを提供してきた日本通信が店頭での端末とのセット販売(11月より)を発表しました。パワーポケットショップ11店舗から始まり、将来的には1000店舗規模での販売網の構築を検討しているようです。

現在、iPhoneをNTTドコモの通信網で利用する場合、SIMフリー版iPhoneを海外またはネットで購入し、日本通信の販売するSIMカードを別途、こちらもネット購入する必要があります。この手間が面倒でセット購入したいとの消費者の声に応えたのが今回の発表になります。

小売価格は発表されていませんが、2010年10月26日現在、アマゾンで確認すると、16GB版SIMフリーiPhone 4 16GBが83,900円から、32GB版SIMフリーiPhone 4 32GBが88,000円からとなっていますので、端末の価格帯はここから大きく変わることはないでしょう。やはり海外からの輸入になりますので、国内のSIMロックと比べると割高になります。

国内の通信網を考えた場合、NTTドコモがソフトバンクやauよりも広範であることは既知の事実です。地方でiPhoneの電波が繋がり辛いという方には朗報であることは間違いありません。一方でソフトバンク側からするとiPhoneというブランドで囲い込んでいたユーザが流出する恐れがあります。メーカーであるアップルはどちらに転んでも端末の売上が上がるので静観するでしょう。

実利用者の観点から気になる事があるとすれば、電波障害等のトラブルが多いiPhoneのサポートを全国的にどこが責任を持つのかという点です。現場レベルでは、キャリアであるソフトバンク(ショップ)はアップルだと主張し、アップルはキャリアであると主張しています。地方にはアップルストアがないエリアがほとんどなので、キャリア側での対応が望まれますが、日本通信経由で購入したSIMフリー版iPhoneにドコモショップが対応してくれるかは不明です。

さらなるiPhoneの普及を考えれば、販売に際してサポート体制を明示しておくことも重要になるでしょう。

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