Kindleにより出版業界が大きく変わる | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

Kindleにより出版業界が大きく変わる

Digital Text Platform

Amazon.comが販売する電子ブックリーダー「」についてはこれまで何度か触れてきました。「「Kindle」は次なるアマゾンの起爆剤となるか?」では、その成長性に私見を述べさせていただきましたが、Kindleはそれ以上の変革を出版業界に与えようとしています。その引き金となるのが「Digital Text Platform」の存在です。

Digital Text Platformは自費出版をより身近にするサービスです。これまでの出版と言えば、多額の費用を必要としてきましたが、その大半を占めていたのが製本や物流に関わるコストです。電子ブックリーダーは、ソフトウェア同様、データをダウンロードするだけですので、紙媒体を求めないのであれば、大幅なコスト削減が可能です。Digital Text Platformの日本におけるサービスインは現時点では予定されていませんが、将来的には十分考えられます。そうなれば出版業界に与えるインパクトは相当なものになります。

また、KindleはKindle Storeで販売されている書籍だけではなく、PDFも閲覧可能としています。最近では多くの出版社や個人がe-BookとしてPDFでの書籍販売を行っています。紙媒体と比べると2~3割安になっているので、電子読書に抵抗のない方であればオススメです。

米国時間の1/19よりKindleの最新デバイス「Kindle DX」の日本への出荷が開始(現在予約注文受付中)されます。これまで約1500冊とされていたストレージが約3500冊に増設され、iPhoneのようなオートローテーション(自動回転)も可能になりました。日本市場への本格参入には、日本語書籍への対応など大きな問題を残していますが、今後のKindleの飛躍には目が離せません。