Microsoft

Microsoft – ストレージサービス強化へ注力

Microsoft(以下:MS)は、今後注力すべき新サービスとしてクラウドコンピューティング「 Azure」を発表しました。同サービスは、データセンター(ストレージサービス)としての意味合いが強く、利用者(企業等)は自社でハードウェアを抱えることなく、パソコンとインターネット環境さえあれば各種システムの利用が可能になるというものです。全貌は見えていませんが、開発者が同サービス内でシステムを構築し、エンドユーザがそれを利用する形態が予定されています。

この意味では、「Office Live Workspace(以下:OLW)」も同じようなビジョンの中で提供されているサービスと言えるでしょう。まだベータ版で英語環境しかありませんが、MS Officeと連携してウェブ上で情報の共有化を図っています。

OLWは、一見、Googleが提供する「Goolge Docs」との競合サービスのようにも見受けられますが、根本的に違いがあります。

OLWでは、Word, Excel, PowerPointを作成・編集する際、自身のパソコンに入っているMS Officeを使用します。ファイルを開くとアプリケーションが立ち上がり、保存をかける際に保存場所としてOLWが自動的に選択されます。利用するためには「Microsoft Office Live」のインストールを要求されますが、一度、インストールすればあとは面倒な作業は発生しないようです。共有をする場合は共有したい人のメールアドレスを指定する仕組み(ドキュメント単位)です。

一方、Google Docsはウェブ完結型です。ドキュメントの作成・編集にパソコン側のアプリケーションを使用することはありません。共有設定もOLW同様、ドキュメント単位です。

このことからもOLWはストレージサービスのニュアンスが強く、Google DocsはSaaSのニュアンスが強いことが理解できると思います。また、利用者が最も気にする処理速度(レスポンス)ですが、OLWはベータ版と言うこともあり、不安定さを感じます。

こういったクラウドコンピューティングサービスは、世の中にいくつもあり、その選択には頭を悩ませることと思います。

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