ビジネスインテリジェンス - 入門編 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

ビジネスインテリジェンス – 入門編

ビジネスインテリジェンスとは、平たく言うと「専門知識を持たない利用者がデータベースから自由にデータを取得し、分析およびレポーティングを行うこと」になります。

IT業界以外ではあまり聞きなれない言葉かもしれませんが、この言葉が世の中に出回って10年近くが経とうとしています。企業資産の一つである情報(データ)はデータベースと呼ばれるシステムで管理されており、経営やマーケティングの会議資料はこの中に入っているデータを元に作成されるのですが、この作業が一苦労になります。

担当者はこれらの資料作成のためにSQLというプログラムを組み、データベースから取得したデータ(項目ごとの羅列)をエクセル等を用いて会議資料として化粧直ししていきます。また、これらのデータは取引単位で保存されているため、集計作業も困難を極めます。

経営者(管理者)は「部門単位での予算実績対比をしたい!次は商品単位!」といったように会社の状態を見極めるために様々な角度から情報を得ようとしますが、担当者レベルではこれについていけないこともしばしば。取引単位のデータを集計していくわけですからちょっとした決算作業を想像していただければイメージできるかと思います。

とは言え、経営者(管理者)の判断は会社を運営していくために必要不可欠なものですから現場はこれについていかなければなりません。前置きが長くなりましたが、これを実現するための道具が「ビジネスインテリジェンス(BI)ツール」と呼ばれるものです。

ある程度の操作知識を習得する必要はありますが、上述の作業工程を考えると飛躍的に時間を削減し、迅速な経営判断を支える道具となります。最近では、経営者のシステムに対する関心も上がり、自ら「BIツール」を操作して経営状況を分析される方もいらっしゃるようです。

これまでの企業は、日々の情報を蓄積していくことに集中していたようですが、それが徐々にどのように活用するかという観点へシフトチェンジしています。

今回は入門編ということで概略のみ触れましたが、次回以降で事例や技術的な内容も織り交ぜていきたいと思います。

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