分析業務の心臓はデータ品質 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

分析業務の心臓はデータ品質

経営分析等の分析業務には大切なことがふたつあります。ひとつは分析手法。どういった分析をするかによって結果は全く変わってきます。そしてそれを下支えするデータ品質がもうひとつの要素であり、分析業務における心臓とも言えます。

販売システム、顧客管理システム、在庫管理システムなど、分析に使用するデータには当然のことながら出所があります。そこには機械的または人的入力作業が伴い、データソースとなるこれらのシステムで入力ミス(経費精算額、発注個数、単価など)があれば分析の精度は著しく低下します。そのため、分析システムを構築するにあたってはデータ品質の確保が優先されます。

「入力作業で漏れがないようにエラーチェック機能を充実させる」「定期的な更新を義務付ける」など地味な作業ではありますが、すべての根幹になる取り組みです。そして、極力、手入力を排除するという方法も有効です。どんなに細心の注意を払っていても人間である以上、ミスのない状態を維持することは至難の業です。ERPやPOSシステムが広く普及した背景のひとつには、こういったデータ品質の確保もありました。

どんなに高度な技術が台頭しても分析は既存データが元になります。数値をかけ合わせたりすることで新たなKPIを作ることはできますが、その元となる数値が間違っていたり、存在しなければそれも叶いません。何気なく処理している経費精算や購買依頼もその積み重ねが組織の在り方を左右してしまうのです。

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