BIコンサルタントに必要なものはKPI実践力
昨今、ソフトウェアメガベンダーによるビジネスインテリジェンス(以下:BI)製品の買収が進み、さらにメガベンダー同士が提携を行うなど、BI市場が巨大化しています。これまでのBIコンサルタントとは一般的に特定のBI製品に精通し、顧客要件に合わせた実装が出来る力を求められてきましたが、現在、大きな変革期を迎えています。
BI製品がメガベンダーにより買収され、さらに複数の製品と結び付き、新たな製品として生まれ変わることが珍しくなった今、技術知識以上にビジネスコンサルタントとしてのスキルが問われます。BIはそもそも経営と密接に関わりを持つ情報技術です。経営をリアルタイムでモニタリングし、意思決定に導くための仕組みでなければなりません。
BIが進化してきたことと同様に経営も進化しています。企業ごとのKPIを持ち、それが数字として反映されなければすべてが机上の理論で終わってしまいます。他者と差別化を図るため、個人の価値を高めるためにBIコンサルタントにはKPI実践力が求められています。
私見ではBIコンサルタントは顧客企業経営者のアナリストである必要があると思います。常時、顧客と経営課題に向き合い、その解決方法を見出す。一定期間この姿勢で取り組むことで、顧客側にもそのノウハウが蓄積され、手離れして行くかもしれません。しかし、また、未知の課題に遭遇した時、BIコンサルタントは必要とされます。
このサイクルが繰り返され、それに応えられる者だけがBIコンサルタントとしての価値を持ち続けられるのではないでしょうか。
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>私見ではBIコンサルタントは顧客企業経営者のアナリストである必要がある
この点、まったく同感です。加えて、IT部門側も認識を若干変更する必要があるかと思います。事業部門の希望に沿ったITシステムを構築する単なるバックオフィス部門である事を卒業し、戦略的な情報を提供できる企業内のライフラインであるという認識を持ってもらう必要があると思います。BIのパワーは無限です。
> IT部門側も認識を若干変更する必要がある
仰る通りだと思います。情報技術導入のポイントのひとつは意識改革であり、その先頭に立つのは経営者であるとともにIT部門でもあります。BIの可能性を認識しているユーザはまだまだ少ないですが、今後、企業情報システムの中心的な存在としてさらなるマーケットの広がりを見せると思います。