システムのインタフェースに必要なもの
クラウドの利用者が増えています。ウェブがインタフェースであるため、場所や端末の制約を受けずにシステムを利用できることが最大のメリットでしょう。新規サービスの多くはウェブベースでの開発がデファクトスタンダードになりつつあります。しかし、ユーザが真に求めるものは、そこではありません。
現に世界で最も利用者が多いであろうマイクロソフトオフィスはデスクトップアプリです。会計ソフトとして国内で圧倒的な支持を受ける弥生会計もデスクトップアプリになります。双方にウェブ版が用意されていますが、おそらく今後もデスクトップアプリが使い続けられるでしょう。
これはユーザがアプリを使い慣れ、また、メーカー側もユーザビリティを熟慮し、時間を掛け、対話が行われてきた結果です。ウェブには大きなメリットがありますが、機能や操作性においてはデスクトップアプリに劣る部分があることは事実です。「使い易さ」がインタフェースでは最も重要な要素になるのです。
また、本来、ユーザが必要としているのはインタフェースではなくアプリです。他に類のない優れたサービスがあれば、ユーザはそれを使いたくなります。そのインタフェースがウェブであれ、エクセルであれ、独自のものであれ、ユーザは使えればいいのです。もちろん、インタフェースが複雑であまりにも使い辛くユーザが離反することがあってはいけませんが、重要なものはサービスそのものになります。
そして、使い易いインタフェースと優れたサービスが融合すれば、それは素晴らしいアプリになります。
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