ウェブ型アプリケーションへの移行は可能か? | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

ウェブ型アプリケーションへの移行は可能か?

インターネット技術の向上やオープンソースの広まりにより様々なアプリケーションが世の中に出回っています。SaaSもその流れにあり、ウェブ上で利用するアプリケーション・サービスは日々、増え続けています。その代表格とも言えるのが、グーグルが提供する「グーグル・ドキュメント」でしょう。Salesforce.comとも提携し、ビジネスシーンでも利用されているようです。

しかし、ウェブ型アプリケーションはどこまで広がるのでしょう。グーグル・ドキュメントを例に挙げると、その対抗馬は「マイクロソフト・オフィス」です。オフィスは物理的に自身のPCにインストールを行うデスクトップ型アプリケーションです。私も含め、おそらく多くの方はデスクトップ型に慣れ親しみ、安心感を覚えています。すべては慣れかもしれませんが、紙文化からデジタル文化への移行が難しいように、デスクトップ型からウェブ型への移行もまた難しいのではないでしょうか。

それを判断するにはそれぞれのメリット・デメリットを理解し、個々が自分のニーズにあったサービスを選択することが大切になってきます。非常に大雑把になりますが、私は以下のような点があげられるのではないかと感じています。

【ウェブ型】
■ メリット
・ 世界中どこにいてもPCとネットワーク環境があれば利用可能
・ リアルタイムでの情報共有が可能
・ HDD消費不要
■ デメリット
・ ネットワークが不通になると使用不能
・ デスクトップ型に比べ、機能が少ない
・ ネットワークを介した情報漏洩・改ざんの可能性有

【デスクトップ型】
■ メリット
・ 作業にネットワーク不要
・ 自身でデータを管理できる
・ 多機能
■ デメリット
・ 利用するには専用PCおよびデータの所持が必要
・ 情報共有に時差有
・ PCリソース(HDDなど)の消費

細かい点を挙げると切りがありませんが、おおよそウェブ型とデスクトップ型は相対する関係にあるような気もします。したがって、社内での仕事が中心の方はデスクトップ型を好む傾向が強いでしょうし、外出が多い方はウェブ型を好むでしょう。もちろん個々のパソコンやシステムに対するリテラシーが最も大きな要因だと思いますが、完全なるウェブ型アプリケーションへの移行は当面難しいのではないでしょう。