金融サービスのシステム連携強化 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

金融サービスのシステム連携強化

IBMの主導の下、約30の金融機関においてシステム連携のテストがされることが発表されました。これまで金融機関への住所変更等の届出は個別に行わなければなりませんでしたが、インターネットを利用し、これを一括で行ったり、本人確認や資産運用をスムースにするというものです。

現状ではテスト段階のため、一般に利用はできませんが、正常稼働が確認されればサービスインされ、より利便性の高い金融網が出来上がるでしょう。この試みに参加しているのが、銀行、証券、保険、ノンバンクなど約30の企業で、これまで散在していた金融資産を一元管理するための第一歩と受け取ることもできます。

利用者の観点からすれば、この枠組みに分類されるであろうサービスが既に一部の金融機関で行われています。楽天が運営する「楽天マネーサービス」がその一例です。

まずは楽天のアカウントを作成する必要がありますが、ログイン後、自身が利用する金融機関を選択し、金融機関ごとのウェブサービスで使用するIDやパスワード等を入力すると同一画面内に登録したすべての金融資産残高(クレジットカードの支払情報含)が表示されます。

これにより現在、自身がどれだけの金融資産を保有しているかが一目でわかります。しかし、保険やノンバンクの情報は今のところ組み込まれていないため、資産管理というには片手落ちのところがあります。

セキュリティの問題もあるため、ウェブでの金融資産一元管理は至難の業かもしれませんが、近い将来、具現化される可能性は大いにあります。

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