という悩みを解決する記事になります!
記事執筆者:オザック
バックエンドエンジニア歴9年以上、年収1000万のエンジニア、オザックです!
某有名R社に勤めていた過去があり、副業を含めて関わってきたプロジェクトは20以上。
バックエンドエンジニアの酸いも甘いも知っている。
今後どうすればよいのか?バックエンドエンジニアをやるべきか?悩んでいる人も多いと思います。
僕自身は偶然会社の意向でバックエンドを最初にやることになってしまいましたが、
バックエンドについて何もわからない状態で始めたという人にとっては戸惑う職種でしょう。
なので今回はバックエンド歴の長い僕がバックエンドの実際の業務やつらさについて解説していきます!
2分程度で終わるので少しでもバックエンドの業務や働き方に興味のある方は読むことをおすすめをします。
目次
バックエンドエンジニアがつらいと言われる理由6つ
バックエンドエンジニアがつらいと言われる理由はいくつかありますが、
実際に僕が9年バックエンドをやってきて体験したつらさは以下6つとなります。
バックエンドエンジニアがつらい理由
- バグを出すと重大なエラーになりかねない
- 障害時に呼ばれるのはバックエンドが多い
- バックエンド以外の知識も必要になる
- フロントやインフラの業務もやることがある
- 重責のポジションに任命されやすい
- バグは基本的にバックエンドで起こる
バグを出すと重大なエラーになりかねない
バックエンドのエラーというのはフロントエンドのエラーとかと比べると、致命的になりかねないことも多々あります!
例えば
メールログインの処理をする部分で、パスワードの比較をハッシュ化しないで比較したら絶対に一致することはないので、全ユーザがログインできなくなってしまいます。
またパスワードをハッシュ化せずにDBに保存するのはセキュリティ的にご法度で、エラーではないですがかなりセキュリティ的にまずいです。
などなど、バックエンドの業務というのはWeb開発の経験があまりないエンジニアが行うと大惨事になりかねないという重大なポジションなのです!
障害時に呼ばれるのはバックエンドが多い
重大なエラーが多いという話をしましたが、障害が起こるとすると概ねバックエンドのエラーによるものが多いです!
そのため障害時に呼ばれるのはほとんどの場合バックエンドエンジニアです。
参考
障害とはプロダクトでユーザが使えないなどの緊急時のエラーのことです。即座に直さないとプロダクトの収益や信頼性を損ないかねない重大なリスクに繋がります。
ただバックエンドエンジニアはその分
- テックリード
- CTO
- チームリーダー
など開発における重役に任命するケースが多いというのもあります。
バックエンド以外の知識も必要になる
バックエンドは
- フロント
- インフラ
とどちらにも密接に関わる業務であるため、ある程度はどちらの知識も必要になります!
バックエンドエンジニアがフロントエンドの知識が必要な場面
例えばフロントエンドとはバックエンドで開発したAPIをつなぎこむと言う業務で、バックエンドエンジニアがフロントエンドを実装するという方針のプロダクトもあったりします!
参考
最近はSPAがほとんどのため、多くはフロントエンドがAPIのつなぎこみをするケースが多いです。
バックエンドエンジニアがインフラの知識が必要な場面
実はバックエンドエンジニアはインフラの知識を結構必要な場面が多いです!
例えば
インフラの知識がないといけない場面
- CI/CDのデプロイ機能のチューニング、修正
- サーバの負荷を監視する業務
- サーバからエラーが出た時
- DBなどデータベースをいじる時
など、他にも多々あります。
またスタートアップや小中規模の会社だとインフラエンジニアという肩書の人は存在しないことの方が多かったりします!
その場合はバックエンドエンジニアがインフラ面まで全てを担うということになるため、「業務範囲が広くつらい」ということが起こったりもします。
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重責のポジションに任命されやすい
先程の少し述べましたが、バックエンドエンジニアというのは
- 重大な障害時に呼ばれたり
- エラーが起こるのば殆どバックエンド
だったりと重い業務が多かったりします。
そのため重要なポジションには大体バックエンドができるエンジニアがなるケースが多いです!
- テックリード
- チームリーダー
- リードエンジニア
- CTO
などです!
バックエンドエンジニアとインフラエンジニアはどっちがつらい?
一概には言えませんが、業務の重さ的にはバクエンドエンジニアの方がつらいと言えます。
ただそれだけ求められているとも言えるので、後ほど詳しく解説しますが
- やりがいがある
- 求人数の多さ
- 多岐にわたるキャリアパス
- 重役ポジションになれる
といったメリットもあります。
バックエンドエンジニアとインフラエンジニアの違いはこちらの記事がとても参考になります!
バックエンドエンジニアはつらいがメリットもある
バックエンドエンジニアのつらい部分についてある程度わかったところで
という点について、実体験を元に解説します!
メリットは以下4つ
- 幅広い開発の知識を得られる
- 技術を武器に良いポジションになれる
- 色々なエンジニアのキャリアパスがある
- 将来性が高い
- 求人数が多い
幅広い開発知識を得られる
先程も述べたように、バックエンドの業務はフロントエンドとインフラをつなぎこむ役割のため、どちらの技術の理解もある程度必要になります。
そのため、バックエンドのみの知識だけでなく、
- フロントエンドの技術
- ブラウザの仕組み
- デベロッパーツールの使い方
- サーバのログインの仕方
- Linuxの知識
- CI/CD
- インフラ(クラウド)
と多岐にわたって知識が必要になるのです。
つまりそれだけ幅広い知識を得られる機会に恵まれるということです!
実際に僕自身も最初は
と思って、フロントエンドを志してましたが、会社都合でバックエンドを最初に任されて、今思うととてもとても良かったなと思います!
技術を武器に良いポジションになれる
バックエンドエンジニアは根幹の技術を扱うため、
- CTO
- テックリード
- チームリーダー
- マネージャー
的な重役ポジションになるケースが多いです。
特にテックリードなどは技術力をかなり求められる上に、開発における責任を負う立場になるため、基盤となる技術を理解していないと出来ないです!
バックエンドエンジニアになれば、そういった技術力を必要とする且つ、統括する立場のポジションになりやすいです!
色々なエンジニアのキャリアパスがある
バックエンドはフロントエンドやインフラの知識どちらも必要なため幅広いWeb開発の技術、知識が身につきます。
なので、フロントエンドエンジニアやインフラエンジニアへの転向も全然可能です!!
これはバックエンドエンジニアだからこそ出来ることで、
- フロントエンドエンジニア→インフラエンジニア
- インフラエンジニア→フロントエンドエンジニア
は大分必要な知識が違うため、それなりに経験者でも勉強の必要が出てきます。
参考
またフルスタックエンジニアを志したい場合はバックエンドエンジニアから始めると、他の職種の全体の開発の知識が着くため良いです!
将来性が高い
バックエンドエンジニアの将来性の高さは抜群にあります!
というよりエンジニアそのものの需要がずっと高く右肩上がりです。
IT人材の推移(※厚生労働省参照)
こちらのグラフは厚生労働省の出しているIT人材の需給に関する調査の資料です。
こちらのグラフを見ると年々不足人数が上がっている状態のため、エンジニアの将来性は高いです。
その中でバックエンドエンジニアは
- スタートアップに向いているフルスタックエンジニアのキャリアパス
- バックエンドの技術深ぼるエキスパートのキャリアパス
と、様々な方向性に行けるので将来性は高いと言えます。
求人数が多い
バックエンドエンジニアは求人数が多いです。
先程から述べている通り、様々なキャリアパスに行けるのがバックエンドエンジニアのメリットであり、特徴です!
そのためバックエンドエンジニアは当てはまる求人数が自然と多くなり、転職や就職には有利です。
- どのエンジニアを最初は目指すべきなの?
- このままバックエンドを続けていっていいの?
と思っている方はバックエンドエンジニアを突き進みましょう!!
合わせて読みたい
バックエンドエンジニアのつらさを乗り越えるために必要なスキル
バックエンドエンジニアのつらさを乗り越えるためには、まずはバックエンドにおける基礎力をつける事が重要です!
バックエンドにおける基礎力とは
- バックエンドのプログラミング言語スキル
- コードの設計力
- Webの知識
- サーバの知識
- linuxコマンドの知識
- 多少のインフラ面の知識
- SQLの知識
- データベースのスキーマ設計力
- その他業務に関わるコミュニケーション力など
などになります!
これらの知識を有していることでバックエンドとしてはある程度スムーズに開発に携われて、バックエンドが辛い仕事ではなく、楽しくて責任のある仕事に変わっていくはずです!
バックエンドエンジニアの業務は詳しくはこちらが参考になります!
バックエンドエンジニアのスキルを磨くには副業が良い
すでにバックエンドエンジニアをしていて更にスキルを磨きたいなと思った方は、副業をするのがおすすめです!
年収も上がる上に、様々な会社のプロダクト開発に携われて、技術力も上がるので、一石二鳥です!
詳しくはこちらの記事がとても参考になります!
バックエンドエンジニアのつらさを乗り越えると重役のポジションになれる
今回は僕自身がバックエンドエンジニアのため、体験談を踏まえて「バックエンドエンジニアのつらさ」について解説していきました。
バックエンドエンジニアはつらいこともありますが、エンジニアをやっていればある程度は最初は大変なものです。
それを乗り越えるとエンジニアは自由で楽しい仕事なので、未経験者の方も経験者の方も続けて行きましょう!
未経験者や初心者の方は続いてはこちらの記事に進むと良いです!
経験者の方はバックエンドエンジニアの副業をすることをおすすめします!