
という疑問を解決する記事になります。
記事監修者:オザック
年収1000万超、Web開発を生業にしていて9年以上のオザックです!
某有名R社で働き、副業も含めて個人事業主で関わってきたプロジェクトは20以上。
プログラミングで副業して毎年300万円以上を稼いでいる。Web制作の案件も経験あり。
今回は、Web制作を含めた副業で300万円以上稼いで言える現役エンジニアの視点から
- Web制作がオワコンといわれている理由
- 本当はオワコンじゃないこと
- オワコン人材を回避するためのコツ
- Web制作の副業を正しく学ぶ方法
- 独学
- スクール
- メンター
について解説します!
この記事は、3分程度で読むことができ、Web制作の副業がオワコンでない理由とWeb制作の副業で稼ぐコツを学べます!
プログラミング未経験でもできる「web制作の副業」を学びたいならこちらの記事もチェック
目次
Web制作の副業がオワコンと言われる3つの理由

と思っている方もいると思うので、ここでその理由を3つ解説します。
- Web制作ツールが進化している
- 副業ブームで競争率アップ
- 依頼単価が下がっている
詳しく解説していくので、ひとつずつ見ていきましょう。
Web制作のツールが進化している
近年、国からビジネスにおいてデジタル技術を活用する「DX(デジタルトランスフォーメーション)」が推進されています。(参照:経済産業省)
これに伴い、Web制作の技術も発展を遂げ、初心者でもWeb制作ができる「デザインツール」やプログラミングを行わなくてもWeb制作ができる「ノーコード」などが登場しました。
こういったツールの進化は、専門知識を必要とせずWeb制作ができます。
そのため、従来のWeb制作者よりも知識や技術が劣ってしまうという問題が発生します。
ツールの進化によって新規参入が難しくなっていることが関係し、オワコンと言われているようです。
副業ブームによる競争率アップ
もうひとつ、近年、国から推奨されだした項目に「副業」があります。
年金2000万円問題などが話題となり、自分の老後資金を貯めてほしいという思惑で打ち出された「副業推奨」ですが、すでに多くの会社員が本業の片手間に副業を開始しています。
また、副業を希望している社員も年々増加傾向にあることが以下のグラフから読み取れます。
出典:厚生労働省「副業・兼業の現状」より
副業者が増えていくことは、つまりWeb制作を始めだす副業者が増えていくことにつながっていきます。
競争率が高まってしまうと、副業を開始しても仕事を獲得しづらくなってしまうため、オワコンと言われているようです。
依頼単価が下がっている
副業ブームによって、Web制作を始めたユーザーが増えました。
それに伴い、依頼単価にも大きな変化が現れています。
まずWeb制作の相場は次の通りとなります。
出典:LANCERS「参考価格」
これに対して募集案件を見ていくと、適正価格の案件が半分程度となっており、中には相場価格に大きな相違が出ているような案件も出てきています。
出典:LANCERS「ウェブサイト制作・デザインの仕事・依頼」
副業者が増えてWeb制作の副業者が増えていくと、競争率が上がることに伴って、技術の安売りによって案件を獲得しだす人が出てきます。
働いても稼げないというサイクルができてしまうため、オワコンと言われているようです。
Web制作の副業は本当にオワコンなの?【結論:違います】

様々な理由でオワコンと言われているWeb制作の副業ですが、それは間違っています。
結論、Web制作の副業は、一部を除きオワコンではありません。
では、オワコンと言われているのはどのようなポイントでしょうか。
以下に、本当にオワコンと言われている人材についてまとめます。
オワコンと呼ばれる人材
- Web制作の知識がなく小さな仕事しかできない人材
- 誰にでもできるWeb制作しか出来ない人材
- 専門知識を使わないWeb制作しか出来ない人材
ここからもわかるように、初心者向けの簡単な案件は、副業者が多すぎて飽和状態となっていることからオワコンと言われています。
一方、専門知識が必要な高スキルの人材は、現在でも人手不足の状態です。
ここで伝えたいことがひとつ。
これからWeb制作の副業をはじめるなら、専門知識を身に付けて高スキルの人材になってほしいということです。
初心者向けの案件の中には、ノーコードのツールを使って、テンプレートを自由に選べるものもありますが、ディテールを考えていく際には、必ずプログラミングの知識が必要です。
しっかりとコンバージョンするLPといったWebサイトを作りたいのなら、ゼロからマークアップする必要があるため、その知識を覚えることが高スキルの人材になる近道だと言えます
高スキルをハイスピードで獲得するなら、プログラミングスクールを利用してみよう
オワコン人材を回避するために考えるべき3つのポイント
オワコン人材になってしまえば、どんなにWeb制作の副業にチャレンジしても仕事がとれません。また、低価格の仕事しかやってこないため疲弊してしまうでしょう。

ここでは、4つのポイントにわけてオワコン人材を回避するために考えるべきことを解説しています。
人から求められる人材になるためにも、ひとつずつチェックしていきましょう。
自分の強みを作る
Web制作という括りを細かく分けていくと、次のような仕事があります。
Web制作の仕事
- サイト制作(ECサイト、オウンドメディア、LP等)
- WordPressのカスタマイズ
- コンテンツ作成(追加・修正含む)
- リライト
- サイトデザイン
このように複数の業務がある中で、自分だけの強みを作ることができれば、オワコン人材を回避できます。
オワコン人材である人は、それぞれの業務の知識や技術がなく案件に時間をかけすぎてしまいます。
そのため、ひとつでも「ハイスピードでできる」「ハイクオリティの成果が作れる」「他の人に負けない知識がある」という強みを作って提案していけば、仕事を獲得するチャンスがぐんと上がります。
T型人間になる
自分の強みを作ることに合わせて、幅広い知識に触れることも大切です。
これが出来た人を「T型人間」と言い、専門性に特化しながらも広い知識で対応できるという人材になれます。
T型人間とは
Tという文字の縦軸が専門性、横軸が分野の数をあらわし、浅く広い知識を持ちつつ、特定の分野に特化した人材のことです。
他にも、1つだけの優れた知識・技術を持つ人を「I型人間」、幅広い知識・技術を持ち、複数の優れた分野がある人を「π型人間」と呼んだりします。
専門知識に合わせて幅広い分野の知識も持つ「T型人間」になることができれば、1つの業務だけではなく、複数の業務に柔軟に対応できます。
業務によっては1つの事柄だけではなく、複数のWeb制作を対象として発注される場合もあるため、ただ1つの専門知識に特化する「I型人間」よりも「T型人間」になる方がオススメです。
提案力を鍛える
仕事において最も重要なのが「提案力」であり、提案力がなければ仕事が取れないと言われています。
まず知っておいてほしいことが、Web制作の案件募集があれば、あなたのライバルもその案件に応募してくるということ。
複数のライバルがいる中で採用されるためには、その中でも秀でた提案が必要です。
たとえば、採用されやすい人たちは、次のような提案を積極的に行います。
提案時に必要な項目
- プロフィール
- 実績
- あなたを採用するメリット
- 募集内容とは別にプラスアルファでできること
提案時には、募集文からクライアントが求めるものや、悩んでいることを読み取って提案することが大切です。
Web制作の副業を始めたいのなら、Web制作の技術・知識と一緒に、提案力を鍛えていきましょう。
フロントエンドエンジニアを目指す
Web制作と一概に行っても、SPA(シングルページアプリケーション)といった複数の技術が絡み合っています。
SPAとは?
単一のページでWeb画面を部分的に切り替えて、画面の切り替えを速くしたWebアプリの設計のこと。
SPAを実装することによって、通信料を抑えパフォーマンスに優れたページを作り出せる。
その中でも、フロントエンドを成り立たせるために必要なSPAのプログラミング能力は次の通りです。
SPAのプログラミング能力
- (+JavaScript)+TypeScript
- React
- Vue
フロントエンドエンジニアは、現在でも人材が不足しています。
多くの場面で求められる高スキルの人材ですので、Web制作の副業としてフロントエンドエンジニアを目指してみるのもいいでしょう。
詳しくはこちらでご確認ください。
【オワコン回避】Web制作の副業を正しく学ぶ3つの方法
オワコン人材を回避し、Web制作の副業でしっかり稼いでいきたいのなら、まずはWeb制作の知識、技術を正しく学ぶ必要があります。
学ぶ方法は大きく3つに分かれるため、自分に合った方法を見つけていきましょう。
- 独学
- プログラミングスクール
- メンター
上記の勉強方法にチャレンジしていけば、高スキルを獲得するためにできるので、ひとつずつ見ていきましょう。
独学
Web制作の独学では、次のような教材を用いて勉強を進めていきます。
Web制作の勉強方法
- Web制作の書籍
- Youtube動画
- ブログ記事
最近では、Web制作のプロが様々な書籍を出版しているだけでなく、無料でYoutube動画講座やブログ記事を公開しています。
実質お金をかけずに勉強できるため

という人は、まず独学にチャレンジしてみましょう。
注意点として、独学はあなたのペースで勉強します。
しっかりと目標設定、期間を決めておかないと継続しづらい勉強方法なので気を付けてください。
Web制作の独学ロードマップを勉強したいならこちらをチェック
プログラミングスクール
勉強のための予算があり、ハイスピードでWeb制作を学びたいのなら、プログラミングスクールを利用するのがオススメです。
プログラミングスクールでは、プロの講師からWeb制作に関する知識、技術が学べます。
分からないことをいつでも質問できるため、初心者にぴったりな勉強方法だと言えるでしょう。
注意点として、プログラミングスクールは専門の学校に通う必要があるので、仕事終わりや休日に時間を確保できなければ、その分勉強に時間がかかってしまいます。
高スキルをハイスピードで獲得するなら、プログラミングスクールを利用してみよう
メンター
前項で紹介した独学の中で、ひとりで勉強することに不安を感じるなら、あなたをサポートしてくれる「メンター」を募集してみるといいかもしれません。
メンターとは
メンターとは、あなたのスキルアップを手伝ってくれる人のことです。
企業で働くプログラマーであったり、趣味としてWeb制作が得意な人など、メンターになる人は状況によって異なります。
最近では、インターネットを通じて低コストでメンターを募集できるようになっています。
実際にプロの人からサポートを受けつつ、基礎知識や添削を受けられるメンターという制度を利用していけば、あなたのWeb制作スキルをメキメキと伸ばせます。
注意点として、選んだメンターによってはあなたが期待する知識、技術を持っていない場合もあるため、選ぶメンターの実績などを確実に確認しておきましょう。
初心者がオワコンになりやすい「罠」と「対策」

そのチャレンジ、ちょっとだけ待ってください。
初心者からWeb制作の副業を始めるとき、初心者の動き方によっては、どんなに頑張ってもオワコン人材になってしまう動き方があります。
さいごに、ここだけは注意して動いてほしい「初心者が陥りやすい"罠"と"対策"」について3つのポイントを解説します。
なにもノウハウがない初心者だからこそ、ひとつずつチェックしてみてください。
実績のために低単価な案件を受注する
Web制作の仕事を獲得するためには、まず実績を増やすことが大切だとよく聞きます。
もちろん、この考え方は間違っていませんが、絶対に「低単価の案件」を受注しないように気を付けてください。
募集されているWeb制作案件の中には、相場価格よりもかなり金額の低い案件もあります。
そういった案件を獲得した場合、実績にはなるのですが、あなたの利益にはつながりません。
安い案件ばかりとっていると、精神的な疲弊が多くなってしまいます。
事前にWeb制作の相場を確認したうえで、応募する案件を選択していきましょう。
マルチスキルを深く学ぶ
初心者としてWeb制作の副業をはじめるとき、様々なWeb制作スキルの勉強をしようと考える人も多いでしょう。
勉強することはかなり立派なことですが、初心者の段階からマルチスキルを学ぶのはオワコン人材への道を突き進んでいるのと同じです。
初心者はまず、案件に対応した基礎知識と、1つの強みをもつことがオススメ。
勉強する項目によっては、プログラミング言語や使い方が異なるので、頑張りすぎるほど副業から脱落してしまうでしょう。
ここで覚えてほしいのは、必要なときに必要な知識を増やすということ。
徐々に知識を増やすことが長くWeb制作の副業を成功させる近道だと言えます。
新しいものこそ正義
Web制作の技術は近年、大きな進化を見せています。
それに伴い、便利なツールが多数登場しているので、こういったツールをいきなり使い出す初心者も多いはずです。
しかし、いきなり新しいツールばかり触っていると、最も初歩的なWeb制作スキルを経験できません。
まずはベースとなる知識や技術を実践に活かしていくことが、ハイレベルの人材になるために大切なので「新しいものこそ正義」だという考えにならないように注意しましょう。
まとめ:正しい学び方を理解すればWeb制作の副業が成功する!
Web制作の副業は正しい学び方を理解できれば、まだまだオワコンではありません。
ただ、初心者の段階で高スキルの人材の人材になるためには、効率良くWeb制作を学ぶ必要があります。
もし独学が難しいと感じたのなら「テックアカデミー」の副業コースを受講してみるのもオススメです!
内容をまとめると
- 推しポイントは必ず副業の案件が獲得できて、実績がつく
- 初めての副業案件は講師と一緒に出来るので安心
というメリットがあり、副業を始める一番難しい部分をカバーしてくれます!