エンジニアの昨今の働き方を知りたい

Webエンジニアの今後のキャリアプランについての考えるべき5つのこと

キャリア8年以上、エンジニアのrevenue-hackです。

今回はWeb業界の技術進化はめざましく、コロコロ技術トレンドが変わります。

それに伴ってWebエンジニアのキャリアもコロコロ変わっていっています。

今回はそんなエンジニアのキャリアプランについて色々な視点から見ていきます。

結論を言うと

  • プラットフォームにより個人の時代が来ている、エンジニアも看板が必要である
  • ノーコード・ローコードの流行りによりCRUDのようなサービス開発はなくなる
  • 海外人材の日本への流入が危機になる
  • 常に転職市場を見て自分の位置を確認すること
  • 今後はT字人材・専門性を持つ人材が流行る

です。

Webエンジニアのキャリアプランを考える際に考える必要なこと

まずはWebエンジニアに必要なキャリアプランについて見てみます。

  • 常に転職市場を見て自分のエンジニアとしての位置を確認する
  • プラットフォームにより個人の時代が来ている、エンジニアは?
  • 最近流行りのノーコード・ローコードはどうエンジニアのキャリアに作用するか?
  • 海外人材の日本への流入が危機になるか?

 

エンジニアとして自分はどの程度市場で通用するのかを常に転職市場を見ること

まずは市場でエンジニアとして自分はどの程度の位置にいるのかを常に見ている必要があります。

理由は常に今求められているトレンド技術・領域を知ることで、常に市場で必要とされるエンジニアになれるからです。

そうするといつでも転職が有利に簡単に出来ます。

どのようにエンジニアとしての自分の位置を確認するか?

確認する方法は転職サイトの案件一覧を見ること

例えば

とかで、案件一覧をみてどのような技術スタックの年収が高いのか、案件が多いのかを確認します。

それを見て自分の技術スタックがどの程度の年収がもらえるのか確認できます。

また案件が多いと逆にその技術に対応出来るエンジニアも多い傾向があるので、年収は下がりやすくなりますが、仕事は見つかりやすく採用されやすいです。

案件を見て自分の位置をある程度確認できるので常に見ておくことをオススメします。

転職ドラフトで実際にエントリーしてリアルな年収を見ること

もっと精度の高い方法としては実際に企業にいくらでオファーが来るのか確認することです。

それを確認するのに一番良いサイトは転職ドラフトです。

転職ドラフトで実際にオファーをもらうことでいま現状自分が内定を貰えそうな企業、いくら位の年収なのかを確認でき、

更に自信にも繋がります。

まとめ

実際の転職市場の案件や転職ドラフトでリアルなオファーをもらうことで自分のエンジニアとしての位置を確認できます

プラットフォームにより個の時代が来ている、エンジニアはどうか?

インフルエンサーというワードが流行ったのは2013年前後かなと思います。その頃はインスタグラムやyoutuberなどの人達が出てきたことでインフルエンサーというワードが流行りました(第何次インフルエンサーブームかは知らないw)。
今ではインフルエンサーマーケティングで、インフルエンサーと企業がコラボして商品を販売するのが最近の主流になっています(ただ今度書こうかと思いますが、結構ここには課題があるようで)。

またnoteBASEshopifyのようなP2C(Person to Customer)を加速させるツールも豊富に増えていることも個人の力だけで個人が台頭していく一つの要因かと思います。

ということで市場では今後も個人が台頭する流れは続き、それは来年も続いていきそうです。
そしてこの流れはエンジニアにも来ると思っています。

エンジニアに個の時代が来るとはどういうことか?

エンジニアに個の時代とは、エンジニアも特定に技術領域にある程度詳しくなる必要があるということです。

例えば僕の場合はバックエンドとインフラをメインに仕事をしていて、ある程度詳しいです。

更にコードのクラス設計が好きで、ドメイン駆動設計(DDD)クリーンアーキテクチャなどを社内外問わず教えていたりします。

なので僕は「設計に詳しいバックエンドエンジニア」という経歴で仕事をしています。

まとめ


具体的には後ほど後述しますが、

エンジニアでも広く浅くエンジニアリングをできますというよりは、

「僕はこれが得意です」というような、

一つ以上目立てるポイントを持ったエンジニアが今後活躍出来るようになると思います。

 

ノーコード・ローコードの流行りによりエンジニアのキャリアプランは影響するか?

ノーコード・ローコードといえば今年yappliも上場したのも話題になりました。僕はIPOチャンスを外しましたw

ノーコード・ローコードはエンジニアのキャリアを語る上では外せないです。

ノーコード・ローコードとは?

ノーコード・ローコードの詳細な説明はこちらの記事を参考にすると良いです。

ノーコード、ローコードとは、プログラム開発言語を使ったコーディングを全く、あるいはほとんどすること無くアプリケーションの開発を行うことを指します。

https://www.claris.com/ja/blog/2020/why-no-code-low-code-development-is-hot

つまりプログラマーでなくても簡単にアプリケーション開発ができるため、エンジニアが不要になるということです。

ノーコード・ローコードの市場規模

ノーコード・ローコードの市場推移
ミック経済研究所(https://mic-r.co.jp/)
ミック経済研究所(https://mic-r.co.jp/)

ローコードプラットフォームソリューション市場は、2018年度実績2,143億円。2019年度見込2,458.7億円、対前年比114.7%。2020年度予測2,886億円、対前年比117.4%。

ミック経済研究所(https://mic-r.co.jp/)

ミック経済研究所によると年々ノーコード・ローコード市場は成長していることがわかります。

 

ノーコード・ローコードでエンジニアのキャリアプランに影響はある?


一番有名なのがhttps://bubble.io/あたりです。
使ったことないですが実際に作った人のサイトを見たり、聞いた所感ですがかなり自由度高く作ることができるみたいです。

 


とはいえ全くWeb知識のないユーザにとっては自由度が高い分操作が難しいようで、

そのうちbubbleエンジニアなんていう人が現れるかもしれないですね。shopifyエンジニアという人もいるくらいなので。

またフリープランだとデータベースの容量に制限があるようで、それに課金をするくらいであれば、自前で作ってしまったほうがランニングコストは安く済みます。

そのためノーコード・ローコードは現状PoCを検証するために、使われることが多いです。

なので、

今後CRUDで簡単なプロトタイプ開発はノーコード・ローコードに置き換えられて、

CRUDレベルの簡単なWebアプリ開発を生業としている人(例えばエンジニア成り立てでインタプリタ言語のフレームワーク一つだけ使えるようなエンジニアなど)の仕事は減っていく、ないしはこういう人たちの人件費が下がっていくことが予想されます。

現に、StudioWixなどで簡単にランディングページや会社のHPが作成できるので、そのような仕事は減ってきているか、かなり単価が下がっている印象です。

 

海外人材が日本市場に参入してきたら、日本のエンジニアのキャリアプランはどうなる?

前から言われていますが、東南アジアなどの安い人件費で開発をする海外人材が日本に来ると、

日本のエンジニアの単価減る、ないしは仕事が減っていく可能性があるということです。

結論から言うと「日本のエンジニアのキャリアに影響が出る可能性は低いが、今後どうなるかわからないです」。

 

IT人材の需給に関する試算結果(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)
IT人材の需給に関する試算結果(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)

経済産業省の記事によると、徐々にIT人材の人で不足が深刻になっていくことが予想されます。

そこで使われるのが安い人件費の海外人材です。オフショア開発です。

オフショア開発は日本のエンジニアの約半分程度の人件費で開発を請け負ってくれます。

それが加速していくとIT人材不足の日本でも、供給が需要を上回り、人件費の高い日本のエンジニアの需要が減っていく可能性があるということです。

オフショア開発のデメリット

こちらの記事によるとデメリットは

  • 昨今人件費の上昇
  • 政治的要因
  • 仕事に対する意識

が上げられています。

オフショア開発を委託する国は新興国が多いため、経済規模は日に日に大きくなっていきます。すると当然ですが、従業員の人件費もそれに伴って上がっていきます。経済拡大のスピードが速い分、人件費上昇のスピードも速いです。

そのような結果、拠点を持って数年もすれば日本人エンジニアと大差ないほどに人件費が上昇しますので、オフショア開発をする魅力がなくなってしまいます。インドや中国では人件費の上昇が顕著となり、撤退する企業が相次いでいます。

ビジネスインテグレーション情報局

仕事に対する意識は国によって違います。日本人は良くも悪くも真面目に仕事をこなしますが、オフショア拠点先の人々は同じ感覚ではありません。

順調に開発が進んでいると報告を受けていたのに、フタを開けてみたら全然進んでいなかった、別の方向に進んでいたなんていう事もあり得ます。

ビジネスインテグレーション情報局

 

徐々に人件費が上がっていて、ゆくゆくは日本のエンジニアと大差ない程度まで上がっていて、

また日本人とは民族性の違いもあり、あまり真面目に働かないという事があるようです。

 

実際のオフショア開発はどうだった?

若干話がそれますが、リクルートテクノロジーズがオフショア開発から撤退するとのことで、実際僕もリクルートテクノロジーズ時代にオフショア開発とのやりとりを少し経験しました。

オフショアで開発していたツールをリクルートテクノロジーズで内製化するためベトナムの方に共有をもらいながら進めていくというもので、

そこでのコミュニケーションの課題や作っているものが違うなどはなかった印象です。

ただ大きなデメリットとしては、コードがあまりにもひどく、N+1は当たり前で見れたものではなかったです。。。

今回は日本で内製化するというものだったこともあり技術力の低さが露呈しましたが、

あまり技術力には期待ができないかというとそうでもないかもしれないです。

最近僕の会社ではオフショア開発の営業メールが来ることがあり、その内容を見ると昨今のフロントエンドの技術ReactNext.jsを書けるエンジニアがいて、且つユニットテストなども書けるとのことでした。

リクルートテクノロジーズいた頃はJavaのような昔からある言語しか対応出来ない印象でしたが、昨今はモダンな開発技術も身につけていて、徐々に技術力にも目を向けているようです。

 

まとめ

オフショア開発の現状について見てみました。

モダンな技術を使い始めたり、人件費が安い反面、民族性の違いや人件費の高騰により、あまりオフショアを使われなくなっているようです。

今後のことはわかりませんが、今のところ海外人材が日本のエンジニアのキャリアに影響を与える可能性は低いと思います。

 

今後起こりそうなこと

IT人材の需給に関する試算結果(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)
IT人材の需給に関する試算結果(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)

経済産業省の試算によるとITエンジニアは今後も不足していく流れのようです。ただここで注目したいのは、ノーコード・ローコードによってIT人材がいなくても作れるという試算はしてないこと、海外のIT人材は含まれていないことです。

それも踏まえてエンジニアのキャリアについて書くと、今後はなにかに特化したコア技術を持っているエンジニアが生き残れると思っています。

まず多くのノーコード・ローコードプラットフォームが誕生して、今後も誕生していく背景から、簡単にプログラムを組んでMVPを作れるような人材は今後活躍の場が減っていくかなと。

理由はさっきも書いたとおり、MVPを試すのであればスピードが大事です、そこでいちいちプログラムを組んで1,2ヶ月かけてプロダクトを開発するのはかなり時間のロスに繋がります。

そこでbubbleのようなノーコードを使ったり、ECであればshopifyを使ったりすれば、かなり低いコストでかつお金もほとんどかかりません。

そのため今後は徐々に働き口は減り、求められる期待値は上がっていき、今エンジニアスクール出たてのような方は厳しくなっていくかと思います(けしてスクールを批判しているわけではないです、あれはあれで一定の需要があると思っています)。

またスクール出たてでなくても、広く浅くやっているようなフルスタックエンジニアと言われる方も、以前まではスタートアップなどで重宝されましたが、徐々にそのあたりはノーコード・ローコードに置き換わりそうです

今後来るのはT字人材

T字人材とは広く技術をやっていて且つ一つの技術に深く精通している人材を指します。

T字人材が来る理由はなにか一つコアの技術を持たないとキャリアとして生きていけないなと考えているからです。


フルスタックの仕事が減っていくというのは先程話しましたが、そういった中でではどの様にキャリアを築いていくかというと、「僕は〜が得意です」といえるような技術を身につけることだと思います。

例えば「僕はElasticsearchの設計に詳しいです」、「バックエンドが得意です」というようなことです。


そうすれば例え東南アジアなどの安いIT人材が来ても、ノーコードが流行っても、その人にしかできないコア技術があるので生きていけると思います。

 

Elasticsearchが得意というだけではだめなのでは?

反論としてあるとすると、一つの技術だけだと他の人もできますよね?というのが来そうな気がします。

これはもちろんバックエンドエンジニアがほしい企業は星の数ほどあります、またElasticsearchも同様です。

なので全然そこは食いっぱぐれないと思います(ただCOBOLできますとか、廃れているものはあまり意味ないかもしれないです)。

まただからこそあえてT字人材と言っています。

T字ということはコアな技術の知識を持ちつつ周辺技術にもある程度知っているということです。

そこで他の人との差が出てきます。

例えばElasticsearchの知識はとても詳しく、プラスでフロントの知識もあれば、WebアプリケーションでElasticsearchを導入したときのベストな設計について語れると思います。

そうすることでElasticsearchのコアな知識を持ったもの同士でも、タイプが変わってきます。

 

 

一つの技術を突き詰めるだけではだめ?

それでも良いですが、Webエンジニアは周辺領域の技術を知っている方が明らかに価値が高いと思います。

例えばフロントエンドをやっていても、バックエンドのつなぎ込みが発生して、そのときにバックエンドの知識が全く無いとつなぎこみはできません。

そうなってくるとチーム開発としてはパフォーマンスが悪く、T字人材のほうが良いというわけです。

まとめ

  • プラットフォームにより個人の時代が来ている、エンジニアも看板が必要である
  • ノーコード・ローコードの流行りによりCRUDのようなサービス開発はなくなる
  • 海外人材の日本への流入が危機になる
  • 常に転職市場を見て自分の位置を確認すること
  • 今後はT字人材・専門性を持つ人材が流行る

最初は色々と経験を積むためにバックエンド、フロントエンド、インフラなど色々経験して、

そのうち自分が好きな領域を深く突き進んでいくのが、今後のエンジニア業界に生き残っていく方法の一つかなと思います。

またどの程度深く突き進むかというのは明確な線引きや領域にもよりますが、非機能要件レベルで語れて、デバッグできる能力は持っておいたほうが良いかなと思います。

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