WordPress - ユーザに編集機能を提供する上での留意点 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

WordPress – ユーザに編集機能を提供する上での留意点

  • 2010/01/21
  • カテゴリー:CMS

WordPressは、非常に優れたオープンソースブログ/CMSプラットフォームです。国内外のウェブサイト制作者の多くが押さえておかなければならないソフトウェアと言えるでしょう。その売り文句のひとつとして謳われているのが、システム知識を持たないエンドユーザによるページの簡易編集がウェブ上でできることとされています。

しかし、ここにはある程度の留意点がありますので、導入前にエンドユーザには認識していただかなければなりません。

ある程度のパソコン知識は必要

ビジネスパーソンであれば、マイクロソフトオフィスを日常的に使用していると思いますが、ワードやエクセルの操作はある程度流暢にできなければなりません。それに加え、日頃からインターネットに慣れ親しみ、自身でブログを書かれているのであれば望ましいスキルを持っていると言えます。

複雑なレイアウトの作成は困難

上記のスキルを持ち、WordPressを使用すれば、確かに簡単にページの追加・編集・削除が可能です。しかし、ページ(投稿)のレイアウトを複数に分割したり、アンケートフォームのような高度なものになると、さらに高いスキルが求められます。最低でもHTMLを知らなければ十分な対応はできないでしょう。

入力項目は複数に渡る

普通に考えれば、タイトルと本文を入力すればページは作成されます。しかし、検索エンジンとの親和性を考慮するのであれば、WordPressの場合、カテゴリーやタグなどの他項目も入力した方がよいでしょう。

画像編集への対応

最新のWordPressでは画像ファイルをアップロードし、ページに貼りつける際、拡大縮小、トリミング(切り取り)、ローテーション(回転)といった簡易編集は可能ですが、ホームページとしてはおそらく不十分でしょう。質の高いウェブサイトを望むのであれば、エンドユーザは画像編集スキルを別途持ち合わせなければなりません。

ここまでに述べてきたことはエンドユーザが運用をすべて独自に行う場合の話しです。ウェブサイト制作会社に保守を依頼するのであれば、当然、気にする必要もないことです。しかし、最近では、コスト削減という観点から保守を依頼せず、トラブル時のスポット対応を希望するエンドユーザも増えています。その意味でWordPressは有益なツールですが、その実情を把握し、できることと、できないことを認識しておく必要はあります。

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