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SaaSでのポイントサービス管理は良質のビジネス

プーマジャパンSaaSを使ってポイントサービス管理を実現」という記事に思わず目が止まりました。家電量販店、薬局、スーパー、今や小売業のほとんどがポイントサービスを導入しています。そして、その運用コストたるは相当のもので企業としては可能であれば、アウトソースにしたいと考えるのが本音でしょう。

ポイントサービスを導入するための初期費用は相当なものです。ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、ポイントカードを作成するコストもあります。また、小売業の顧客情報やトランザクションの容量は膨大なので、それに耐え得るハードウェアやシステムの作りにするには長い時間も要します。その後の運用もかなりの工数を割き、企業側では必要不可欠なシステムとは言え、あまりにも負担が大きい。

それをSaaSで対応できるのであれば、ポイントサービスをこれから導入しようとしている企業もちろん、既存システムからのリプレースを考える上でも耳寄りな話しです。

NTTデータがここに参入してきたことはごく自然なことです。強力なネットワーク網を持ち、ハードウェア・ソフトウェアも揃っている。POS導入の実績も十分で、大規模なシステムでありながら汎用性が高く、薄利多売のビジネスモデルにも対応できる。

もちろん、ここで言う「薄利」とは個別にシステムを構築することと比較した場合であって、金額的には安い買い物ではありません。だからこそNTTデータとしても魅力のあるフィールドで、利用企業もコスト削減につながる、まさにWIN-WINの関係になります。

わずか数年前まではNTTデータのような大手SIerがウェブサービスプロバイダーになるという発想はありませんでした。それがSaaSの浸透により大きく変わり、SaaS型ERPを提供するベンダーも出てきています。

これまでパッケージベンダーとSIerはビジネスモデルに明確な境界線がありましたが、SaaSの登場でそれが大きく変わりつつあります。ユーザがソフトウェアではなく、アプリケーションやサービス自体に目を向け始めたことで、新たなサービスでも価値のあるものであれば、支持されるようになってきています。

この先、さらにIT業界も再編が繰り返されていくでしょう。

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