マイクロソフトオフィス - ODFに対応 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

マイクロソフトオフィス – ODFに対応

4月末にマイクロソフトオフィス(以下:MSO) 2007のサービスパック(SP2)が配布されましたが、これにはMSOのオープンソースへの歩み寄りを感じさせるものがあります。それはオープンドキュメントフォーマット(以下:)への対応です。

ODFは、OASIS, , IECにより国際標準規格に認定されているデータフォーマットであり、昨今、オフィススイートのマーケットシェアを広げているOpenOffice.orgなどでは標準形式として取り扱われています。MSOの標準形式と比較した場合、ファイル名の後ろに続く拡張子に以下のような違いがあります。

  • 表計算:XLS(MSO)⇒ ODS(ODF)
  • 文書:DOC(MSO)⇒ ODT(ODF)
  • プレゼンテーション:PPT(MSO)⇒ ODP(ODF)

この他にもODFには幾つかの形式がありますが、一般的に利用されるアプリケーションは上記の3つでしょう。

実際にWindows UpdateからSP2をインストールし、ODFファイルを開いたところ正常に処理できましたし、下図のようにEXCELで作成した資料を保存する際にODSを指定することもできました。

EXCEL - ODS保存

OpenOffice.orgはオープンソースにも関わらずMSOに遜色しない機能に満足していますが、XLSやDOCなどMSOで保存された資料の体裁が崩れてしまうことが難点でした。しかし、今後、ODFで統一されれば、その問題も軽減され、将来的には100%に近い互換性を持ってくれるものと期待しています。

一方で、2007 SP2以前のMSOではODFには対応できていないため、OpenOffice.orgなどのオープンソース側にもこれまで以上の歩み寄りが必要とされています。

官公庁や企業でもOpenOffice.orgへの乗り換えが目立ち始め、次期MSO(通称:Office 14)のウェブ版については無料の方向性でリリースが進められています。今後もMSOの国際規格やオープンソースへの対応は重要視されていくでしょう。