OpenOffice.org 導入事例 - 愛媛県四国中央市 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

OpenOffice.org 導入事例 – 愛媛県四国中央市

官公庁でのオープンソースの取り組みが活発になっていますが、この程、 愛媛県四国中央市が全庁的に「」の導入を決めたことをホームページにて発表しました。既に約1100台の貸与パソコンにインストールを済ませ、2010年5月から本格運用に入る予定とのことです。

同庁では、上記貸与パソコンの他に小中学校で使用する教育用パソコン約900台にも導入予定で、これが実現されれば合計2000台のパソコンでOpenOffice.orgが利用されることになります。

導入背景としては、以下の3点を挙げています。
① オフィスソフト導入コストの抑制
② 文書ドキュメントの長期保存
③ 市民の利便性の向上と負担軽減

何といってもコスト面でのインパクトは大きく、5年間で約3300万円の経費削減を期待しているとのことです。また、OpenOffice.orgは、標準でOpen Document Format(ファイル形式:ODF)に対応していますが、こちらは国際標準規格(ISO26300)になっており、Microsoft Office(以下:MSO)でもMSO 2007 SP2より対応するとの話しが上がっています。

OpenOffice.orgに移行しきれない利用者の最大の問題はVBAや関数にあります。一部、ソースの表記が異なるため、これまで使用していたプログラムに手を入れなければならないことに難色を示している方が大半です。

しかし、言い換えれば、VBAや関数をそれほど使用していないのであれば、操作の慣れ意外に問題はありません。また、OpenOffice.orgからの派生ソフトウェア「Go-oo」ではVBAにも対応しているとのことなので、この問題を解決してくれるかもしれません。

今後もOpenOffice.orgの利用は増えていくでしょう。