Microsoft Excel VS OpenOffice.org Calc | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

Microsoft Excel VS OpenOffice.org Calc

以前、「EXCEL(エクセル)の小技 – 初級・中級」という内容を書いたことがあるのですが、同じような観点で「OpenOffice.org」の表計算ソフトCalcの検証をしてみました。

まずは実際の画面をご覧になったことのない方のためにイメージはこちらになります。

OpenOffice.org Calc

少し見辛いかもしれませんがExcel(Excel2007は除く)とほとんど変わりはありません。それでは検証結果に入って行きます。

【セル内での改行】
Excelでは「Alt + Enter」を使用しましたが、Calcでは「Ctrl + Enter」になります。

【罫線の非表示】
Calcでは罫線のことをグリッドと呼んでおり、その非表示設定は、「ツール」 > 「オプション」 > 「 」 > 「表示」 > 「グリッド線」のチェックを外します。オプションまで開くと以下のような画面が表示されます。

OpenOffice.org Calc - 罫線の非表示' data-recalc-dims=

【入力データのリスト選択】
「データ」 > 「入力規制」 > 「条件」タブ > 「入力値の種類」で「リスト」を選択します。ここで選択項目として登録したい内容を「入力項目」へ記載していきます。項目は図のように改行で区切って行きます。

OpenOffice.org Calc - 入力規制

Excelでは半角カンマで区切っていたので、この点は仕様が異なります。また、Calcでは入力ミスによる変更や項目の追加などをしたい場合にはキーボードの矢印で簡単に戻ることができますが、Excelでこれをすると何故かセルのIDが入ってしまいます。この点についてはCalcの方がいいかもしれません。

【ウィンドウの固定】
固定したいウィンドウ位置のセルを選択し、「ウィンドウ」 > 「固定」をクリックします。名称は若干異なりますが、これについてはExcelとほぼ同じ操作になります。

【パスワードの設定】
情報漏洩等への対策の一環としてファイルにパスワードを設定する場合は、「ファイル」 > 「名前を付けて保存」 > 「パスワード付きで保存する」にチェックを入れます。

OpenOffice.org Calc - パスワード設定

ただし、パスワードが設定できるのはファイルの拡張子がCalc独自(.ods)の場合に限り、Excelの拡張子(.xls)など別のファイル形式を利用する場合には機能しません。どうしても汎用的なファイル形式でパスワードをかけられたい場合にはPDF変換するなどして対応されることをお勧めします。CalcではPDFへの変換機能(Excelでは確か2007からだったと思います。)も付いているのでこの点は非常に便利です。

汎用性を考えた場合に問題点は残りますが、こういった質の高いソフトウェアがオープンソース(無料)であるということは素晴らしいことだと言えるのではないでしょうか。