OpenOffice.orgを使用したPDF編集 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

OpenOffice.orgを使用したPDF編集

先日、オープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」から最新バージョン3.0がリリースされました。メジャーバージョンアップということで数多くの機能追加およびバグ修正が施され、本サイトでも幾度となく取り上げてきたソフトウェアなので、注目していました。

インターフェースの改良やVBAへの一部対応など満足する点は多いのですが、一点気になったのが「PDF編集機能」の未実装です。リリース前に一部で噂されていたPDF編集機能、これが実現されれば・・・と個人的に切望していただけに残念でした。

PDFは、ADOBEから配布されているADOBE READERを使用して閲覧すること、オフィススイートや印刷機能を用いして作成したドキュメントをPDF変換することは可能でしたが、PDFファイルそのものを編集することは、ADOBE ACROBATなどの有償ソフトウェアを使用しないことにはできませんでした。この手のソフトウェアは価格が高く、個人利用やSOHO規模では購入することに抵抗があるはずです。

しかし、OpenOffice.orgでは標準装備はされていないものの、拡張機能としてPDF編集機能が無料配布されています。「Oracle PDF Import Extension」と呼ばれるその拡張機能は、インターネット上から無料ダウンロードすることが可能です。

一度、任意の場所(デスクトップ等)にダウンロードしたら「Draw(図形描画)」を開いてください。メニュー「ツール > 拡張機能マネージャー」を開き、「追加」ボタンを押し、保存した拡張機能を開きます。これでインストールは完了。あとはDrawで編集したいPDFファイルを開き、編集対象箇所をダブルクリックすると文字編集ができます。

注意が必要なのは保存するときです。通常の保存ではPDF形式になりませんので、OpenOffice.orgのPDF変換機能を利用してください。ツールバーにPDFアイコンがあるので、これをクリックするだけです。

今度、こういった機能も標準装備されることを期待しています。