オープンソースメーラー - Thuderbird | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

オープンソースメーラー – Thuderbird

パソコンのメールソフトに何を使っていますか?Windowsであれば「Outlook Express(以下:OE)」というソフトウェアが入っているのでこちらの利用頻度が高いと思います。しかし、OEは操作を極限まで簡素化しているので、メールの送受信が主になっており、拡張性に乏しいところがあります。

そこで「Microsoft Office Outlook(以下:Outlook)」が選択肢としてあげられると思うのですが、1ライセンスの料金が1万円以上するためコストがかかり、その後もバージョンアップの度に更新ライセンスを購入しなければいけません。

大企業では無制限ライセンス(コーポレートライセンス)を高値で購入しているので、単体としてはバリュームディスカウントが適用されていますが、中小企業規模ではそうもいきません。ましてや資金面で大企業とは大差がありますからIT投資への予算も限られてきます。

ここで別の選択肢として考えられるのが、(以下:OSS)の存在です。世界で最もシェアの高いOSSのメールソフトウェアは「Thunderbird(サンダーバード)」でしょう。以前、「人気上昇中インターネットブラウザ「Firefox」」という記事でご紹介したインターネットブラウザ「Firefox」の開発元であるMozilla Foundationが開発したメールソフトウェアなのですが、現在ではその子会社であるMozilla Messagingが全面的に業務を引き継ぎ、次期バージョンである「 3」の開発を進めています。

Thuderbirdの最大の特徴は、OSSという性質上、プログラムがすべて公開されており、自由に変更できるという点です。昨年のはじめ、ダイキン工業が全社約1万クライアントにThuderbirdを導入したというニュースは記憶に新しいのですが、この最大の理由もここにありました。

この他にも上級者向けにはなりますが、インターネット上で配布されているアドオンと呼ばれる拡張機能を追加していくことでThuderbirdを自由にカスタマイズし、Outlookを凌ぐソフトウェアとして利用することもできますので、一度お試しください。