Google ChromeによるWEB2.0実現のための条件 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

Google ChromeによるWEB2.0実現のための条件

昨日、Google ChromeとWEB2.0の関係について私見を交え書かせていただきましたが、本日はその結びで触れたWEB2.0実現のための絶対条件について書いていきたいと思います。

まず、おさらいですが、WEB2.0ではすべてのアプリケーションやデータをインターネットの「あちら側」に置き、ブラウザをパソコンのデスクトップと同様に使用することで利用者を環境(OS)や物理的制限(自宅やオフィスにある特定のパソコン)から解放することにあります。

ここで問題になってくるのが「ブラウザをパソコンのデスクトップと同様に使用する」ことです。現在、パソコンの電源を入れ、ログインをすると、初めに目にするものがデスクトップです。Windowsであれば、ここに「マイコンピュータ」や「インターネットエクスプローラー」といったアイコンが表示され、左下のスタートボタンから必要なアプリケーションを立ち上げることができます。

利用者はこの画面に慣れ切っています。ブラウザをデスクトップとして使用するということはこれと同じまたは同等の動き(画面遷移)を求められるということです。システム関係者やパソコンに対するリテラシーの高い方であれば、そこまでしなくてもメリットを理解し、対応してくれるかもしれませんが、そうでない方は変化を望みません。使い慣れた画面と操作を第一に考えます。

そして、世の中にはそうでない方が圧倒的に多く、WEB2.0構想を実現するためにはこの障害を乗り越えなければなりません。また、そのためにはさすがのグーグルも単独ではコントロールできず、各アプリケーションベンダーやインフラベンダーの協力を必要とします。

Google ChromeをWEB2.0のプラットフォームとするのであれば、そこを標準とした業界全体の賛同が必要でしょうし、アプリケーションの充実が絶対条件です。そんな日がいつかやってくるかもしれませんが、それはまだ先の話しになるでしょう。

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