サーバ知識ゼロでもOK!「Opera Unite」で簡易サーバ構築 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

サーバ知識ゼロでもOK!「Opera Unite」で簡易サーバ構築

イントラネット上であればサーバを立てることはそれほど難しい作業ではありませんが、外部に公開するとなるとセキュリティを含め、膨大な知識が要求されます。専任のスタッフがいればそれほど苦にならないかもしれませんが、中小企業規模では兼任が当たり前、勉強する時間もありません。そこで便利なのが「Opera Unite」です。

Opera Uniteは、インターネットブラウザで有名なOperaが開発中の次期ブラウザ「 10」に内包されたサーバ機能です。現在はプレビュー版で正規リリースされているわけではなく、英語環境しか用意されていませんが、設定も非常に簡単でインストール後、数ステップで各種サーバを構築することができます。

サーバを設定する場合はOpera Uniteインストール後に以下の例のようにローカル内のフォルダを指定します。
・ ファイルサーバ = D:\file_share
・ ウェブサーバ = D:\www
・ メディアサーバ = D:\media

共有フォルダ(File Share)

仕事で社内外でファイルを共有したり、プライベートで複数台のパソコンでやり取りをする際、共有フォルダは大活躍します。しかし、外部に公開するとなるとセキュリティやネットワークの知識が必要とされ、敷居が高いため、なかなか手が出ません。それを可能にしたのが「Opera Unite」です。ただし、参照は可能ですが書き込みができないため、用途に応じて使い分ける必要があります。

伝言メモ(Fridge)

英語タイトルになっている「Fridge」とは冷蔵庫のこと。自宅でメモを冷蔵庫に貼り付けておく人もいると思いますが、それをイメージして命名されたのだと思います。アクセス権限を持つユーザであれば付箋されたメモを見ることができます。

メディアプレイヤー(Media Player)

ウェブ上で音楽ファイルを共有する機能です。家族や友人とお好みの音楽をお楽しみいただけます。

フォトギャラリー(Photo Sharing)

FacebookやFlickrのように自身のPCを外部に公開することが可能です。指定したフォルダにあるイメージファイルを読み込み公開するだけで、特別な操作は必要とされません。

チャット(The Lounge)

通常通りのチャット機能です。

ウェブサーバ(Web Server)

自身のPCでホームページを公開することが可能です。ただし、独自ドメインは使用できず、Opera Uniteで指定されたURLを使用しますので、それに抵抗のある方は従来通りの方法を取ってください。

これらはすべてウィザードを使用した簡易設定で済みますので、ApacheやSambaのような複雑な知識は要りません。仲間内で各自がOpera Uniteを使用してサーバを立てれば、ちょっとしたクラウドコンピューティングが実現されます。

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