2008年中堅中小企業IT投資動向 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

2008年中堅中小企業IT投資動向

中堅中小企業IT市場調査会社ノークリサーチ(東京都足立区)の発表によると2008年度の中堅中小企業(年商5億円以上500億円未満)のIT投資への関心は「IT統制」に集中しており、これは親会社や主要取引先である上場企業の日本版SOX法(J-SOX)の導入に伴う流れがそのまま波及してきている背景が伺えます。

ソリューション別に見ていくと、DWH)、IP電話システム、企業情報ポータル、ERP、無線LANが昨年に引き続き高い関心を集めており、検討事項として挙がっています。

【検討中または関心のあるシステム(5位まで)】
年商5億円以上500億円未満の中堅中小企業1,210社(複数回答有)
1. データウェアハウス : 38.2%
2. IP電話システム : 33.7%
3. 企業情報ポータル : 31.7%
4. ERP : 26.2%
5. 無線LAN : 21.5%

また、導入手段として、従来の社内構築以外にもが注目を集めており、運用管理負荷軽減、導入の容易さ、運用コスト削減といったところに期待を寄せているようです。

一方、ハードウェアに関しては、システムの入れ替えやOSのアップグレードに伴う導入が多く、分散されたサーバを統合し、管理コスト削減へのニーズが高まっているようです。これに連動し、仮想化技術も人気があり、「物理集約」「論理集約」がキーワードになっています。

全体として、2007年度に比べ、中堅中小企業のIT投資は減少傾向にありますが、部分的(ソリューション別など)に見ると検討課題も多く、今後も会社からのIT管理者への期待や要望は高いものと言えるでしょう。

(Visited 196 times, 1 visits today)