電子書籍リーダー「Reader」への期待 | Technolog.jp - ICTウェブマガジン

電子書籍リーダー「Reader」への期待

Sony Reader

2010年12月10日にソニーから発売予定の「Reader」は、注目の電子書籍リーダーです。専用の書籍販売ストア「Reader Store」も同日にオープンする予定になっており、そのバックエンドは、、凸版印刷、KDDI、朝日新聞社の共同事業会社「ブックリスタ」とされています。現在のところ、具体的な取扱書籍数は不明ですが、国内では大きな支持を得る可能性があります。

Reader」は、Kindle同様、イーインクを採用しており、操作はタッチパネル式。ディスプレイは5型と6型の二機種で共に解像度は「800×600」となっています。ePubやPDFなど、既存の電子書籍と同様のファイル形式を取り扱うことができ、その他にも画像データや音楽データ(MP3/AAC)の表示・再生が可能です。内蔵メモリは2GBと少なめですが、6型ではSDカード(最大32GB)のスロットを搭載しています。

Kindleと比較した場合に劣後する機能があるとすれば3Gに対応していないということでしょうか。海外ではDaily Editionという3G搭載モデルも販売されていますが、ソニー側では日本におけるビジネスメリットが現時点で見えないという理由から見送られたようです。

何にもまして「Reader」に期待したいことは、日本語電子書籍の充実です。Kindleが米国を中心に大きな支持を得ている理由は、その圧倒的な品揃えにあります。しかし、日本語書籍はほとんど存在せず、標準機能での日本語対応が施されていないため、一部のアーリーアダプターを除き、国内での普及は見られません。

商習慣等の日本特有の要因からこれまで普及に至らなかったのかもしれませんが、「Reader」は、電子書籍の潮流を産み出してくれる起爆剤となるかもしれません。

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